![]() 作者がもっているラテンアメリカについての基礎知識をまとめてみたもの |
|
![]()
1.アメリカ大陸について 2.アメリカ大陸の発見と開拓 3.ラテンアメリカ地域 4.ラテン人とラテンアメリカ人
1.はじめに 2.スペイン語 3.ポルトガル語 4.フランス語 5.グアラニー語
1.ラテン文化 2.ラテン音楽 3.踊り、舞踊、ダンス 4.ラテンアメリカ料理 5.ラテンアメリカの格闘技 6.ラテンアメリカの民芸品
1.最強事業家:カルロス・ゴーン 2.隠れ天才: ルベン・ブラデス
ブラジル パナマ パラグアイ アルゼンチン
国際サバイバル道場 ユートピアへの挑戦 ![]() ![]() ![]() |
ンバエテコ? (どうだい?)
![]() 世界一の規模を誇る「イグアスの滝」の名前は、グアラニー語で“大きな水”という意味。 ラテンアメリカではインディオの文化といえば、マヤ、アステカ、インカなどの文化が有名ですが、それでも現代においてもこれらの先住民の末裔たちの社会的立場はまだまだ弱く、スペイン系と先住民とは対立の平行線状態が続いています。その中において、パラグアイでは、国民の大半がスペイン人とグアラニー族の混血のルーツを持っており、パラグアイ人のアイデンティティーは、グアラニー族の血と文化だとされています。そのため、パラグアイ人はグアラニー語を話すことを誇りにし、グアラニー文化や伝統を大切にしています。 中南米の先住民の言語は、どこの国でも一部の部族たちが伝え守っているだけであるのに対し、パラグアイでは国民全人口の大半がグアラニー語を日常で使い、義務教育でもグアラニー語教育を取り入れるようになっており、マスコミやテレビ番組にも、お笑いやバラエティー番組などでよく出てきます。つまり日常会話は関西語でも、書類や公用の場では標準語を使ったりしている日本の関西地方と似たような言語環境があります。 パラグアイの人口は約550万人とされているため、ほとんどグアラニー語を使わないヨーロッパ系やアジア系の住民を除いても、グアラニー語を使う人口が500万人以上はあると見て、これはインディオ言語としては、アメリカ大陸で最大の使用人口を持つことになると考えられます。 パラグアイにはドイツからの移民も多く、ドイツ人によるグアラニー語研究も盛んです。ドイツ系パラグアイ人による、優れたグアラニー語辞典やグアラニー文化研究サイトが作られています。 アメリカの大学では、先住民文化の研究ということでグアラニー語講座をもっているところも結構あり、スペイン語は話せなくてもグアラニー語は話せるアメリカ人家族にパラグアイで出会ったことがあります。
グアラニー語の挨拶
参考となる関係サイトへリンク ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |