神道のルーツ(1)
神道は、謎に包まれた宗教じゃと言われており、そのルーツも定かではない。しかし、神道と古代イスラエル宗教との類似点は非常に多いのじゃ。
「鳥居」は古代イスラエルの玄関口とそっくりじゃ。しかも、ヘブル語アラム方言では、門のことを「トリイ」と言うそうじゃ。赤い色は、イスラエル人が二本の柱と鴨居に羊の血を塗った出来事を思い起こさせるのお。
神社の構造は、イスラエルの神殿(または幕屋)の構造とそっくりじゃ。鳥居をくぐると、神前に出る前に口や手を清める「手水舎(てみずや)」、それから二つに分けられた礼拝所「拝殿」と「本殿」がある。拝殿の前には賽銭箱じゃのお。
古代イスラエルの神殿には、入り口から少し入った所に身を清める「洗盤」、そして「聖所」と「至聖所」という二つの礼拝所。入り口には二本の大きな柱があり、少なくともヨアシュ王の時代には、奉納金のための箱が入り口のところに置かれておった。
神社では、拝殿・本殿とも一般人は入れず、拝殿には神主だけが、本殿には神主も特別な時にしか入れん。神殿も、聖所には祭司だけが、至聖所には大祭司が年に一度だけしか入れんのじゃ。本殿には神の霊が降臨すると言われる「神器」が置かれておるが、至聖所には神の臨在を現わす「契約の箱」が置かれておった。本殿は拝殿よりも少し高い位置にあるが、ソロモンの神殿でも至聖所は聖所よりも少し高い位置にあったそうじゃ。
「狛犬(こまいぬ)」は、たてがみがあることからも分かるように、犬ではなく獅子(ライオン)じゃ。しかし日本には獅子はおらなんだ。ダビデ王の一族ユダのシンボルは獅子で、ソロモン王の王座の両脇には獅子の像が置かれており、神殿にも獅子の浮き彫りがあったのじゃ。
類似点はまだまだある。続けて紹介しながら、神道のルーツと聖書の関係を探るーっつうことじゃ。
参考:「日本神道のルーツは古代イスラエル宗教」(月刊『レムナント』第91号)
「日本とヘブライの共通点」(http://www1.u-page.so-net.ne.jp/tb3/sirius/hexagon/b1fha101.html) |
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