神道のルーツ(2)
日本人は、神社の拝殿の前でパン、パンと二回手をたたくのお(柏手=かしわで)。この風習は古代イスラエルにもあったのじゃ。旧約聖書で「誓約をする」と訳されていることば(箴言6:1、エゼキエル17:18など)は、直訳すれば「手をたたく」じゃ。「私はあなたとの約束を守ります」という意味で、相手の目の前で手をたたいて見せたんじゃな。また、古代イスラエルにはおじぎの風習もあったんじゃ。(創世記33:6-7)
神主は棒の先に白い紙をつけた祓麻(はらいぬさ)を左右に揺すり、お祓いをする。今は紙じゃが、大昔は植物の枝や穀物が用いられていたのじゃろう。イスラエルの祭司もヒソプという植物の枝を用いてきよめの儀式を行なったのじゃ。彼らはその枝を上下左右にサッ、サッと揺り動かすのじゃ。現在でもユダヤ人たちは仮庵(かりいお)の祭で収穫の束をその様に揺り動かしておるが、それは神主のお祓いとそっくりだということじゃ。
伊勢神宮の内宮から外宮に至る参道には「カゴメ紋」が刻み込まれた石灯篭(いしどうろう)約700基が並んでおる。カゴメ紋は「ダビデの星」とも呼ばれユダヤ人のシンボルじゃ。現在のイスラエル共和国の国旗にもはっきりと描かれておる。同じく灯篭に刻まれておる「16弁の菊花紋」は日本の天皇家の紋章じゃが、エルサレム神殿の門にも刻まれており、ユダヤ教のシナゴーグ(会堂)では必ずと言っていいほど見られるものじゃ。最近、伊勢神宮の前身(元伊勢)、籠(こも)神社の宮司が、それまで極秘であった裏家紋を公開した。籠神社の奥の院、真名井神社の石碑に刻まれておったその裏家紋もカゴメ紋じゃったのじゃ。
また、神社はそれぞれに神社歴をもっておるのじゃが、「伊勢神宮歴」は「ユダヤ歴」と一致しておるそうじゃ。
「日本人には神社がある。キリスト教なぞいらん。」と言うには早いようじゃぞ。ご用心じゃ!
参考:「日本神道のルーツは古代イスラエル宗教」(月刊『レムナント』第91号)
「日本とヘブライの共通点」(http://www1.u-page.so-net.ne.jp/tb3/sirius/hexagon/b1fha101.html) |
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