神道のルーツ(3)

 神社の「お神輿(みこし)」は二本の棒でかついで移動させる、小型の神殿のようなものじゃ。ある学者は、日本の神輿はイスラエルの「契約の箱」をモデルにしたものじゃろうと言っておる。このような風習はイスラエルと日本にしか見られないようなのじゃ。
 まず、どちらも基部に二本の棒をつけて人々がかつげるようになっておる。(出エジプト25:12参照)しかも、どちらも棒を抜いてはいけないことになっておる。そして、日本の神輿では上部に天的な生き物である「鳳凰」が翼を広げておるが、契約の箱にも、その上部には翼を広げたケルビムと呼ばれる天使がおる。契約の箱は全体が金で覆われておったが、神輿の多くも要所は金で覆われており、あるものは全体が金で覆われておる。
 その昔、ダビデ王は、契約の箱をエルサレムに運び上ろうとしたとき、楽器を鳴らし、歌い踊った。日本でも、神楽(かぐら)をかなで、神輿をかついで町を練り歩き、その前で踊るのお。
 神主の服装も古代イスラエルの祭司の服装と酷似しておるようじゃ。
 ユダヤ人ラビ(ユダヤ教の教師)、マーヴィン・トケーヤー氏はこう言っておる。「日本の神社へ行って気づくことは、日本の神主は、袖に長いひも(房)をつけている。私が神主にその理由について尋ねると、彼等は単に、『それは伝統に従っているに過ぎない』と答えてくれた。しかし面白いことには、このように袖に房をつけておくのは、非常に古いユダヤの祭司の習慣なのである。」「日本の神主の着る亜麻布の衣服は、古代イスラエルの祭司が来た白い亜麻布の服とまったく同じような形をしている。神主のはく袴も、ゆったりした上着も、前にたらしている布も、胸の前につけている特別な布も...。」そして、彼らはどちらも必ず帽子をかぶっておる。
 神道の起源については、もっと調査しんとーいかんじゃろうが、古代イスラエル宗教じゃとすると、日本人が信ずべき神様は歴史的に言っても聖書の神様ということになるのお。

参考:「日本神道のルーツは古代イスラエル宗教」(月刊『レムナント』第91号)
   「日本とヘブライの共通点」(http://www1.u-page.so-net.ne.jp/tb3/sirius/hexagon/b1fha101.html)


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