ブレナム→カイコウラ 132km
名残は尽きないけれど手を振って、一路南へ。私達4人にメラニー。レガシーは快適。途中製塩所を見て目指すはカイコウラ。ここは鯨見学ツアーのメッカ。先ずは宿捜し。海岸沿いにこぎれいなB&Bを見つけてチェックイン。手入れの行き届いたシャワー付きの部屋。オーナーのおじさんがラウンジにお茶を入れてくれてNZの伝説を聞かせてくれる。なんか日本の古事記に似ていて面白い。お客は私達のほかにドイツから来た御夫婦。彼らにこの後ショットオーバー、テアナウで出会う。NZは狭い!
夕方までのひと歩きにシールコロニーにアザラシを見に行く。アザラシには会えず数珠ダマみたいな海草に驚く。
夕食はすぐ近くのレストランへ。カイコウラ一の美味しさだとBBのおじさんに勧められる。クレイフィシュ(伊勢えび)、帆立貝、たら、ひらめ、車海老を5人で鱈腹食べて、ワインを飲んで−もちろんたっぷりー$170。酔い覚ましに町外れのバーに繰り出す。ロックバンドが入っていてすごい盛り上がり。この小さな町のどこからこんなに沢山の人が湧いて出たかと驚くほどの混みよう。バンドのお兄さんは60年代風のヒッピールック。ボーカルのお姉さんはインディオっぽい風貌。ドラマーは目の焦点が一点に定まったまま完全にトリップしている模様。デモ以外と良かったー。特にリードボーカル上手かった。そしてここでウエリントンのユースで一緒だったお兄さんと出会う。 ほんとに狭い!。ここで、メラニーが帰りたがらなくなって、てこずる。「この前メラニーNZの夜は危ないって言ってたじゃない」 「私はNZ人だから大丈夫」 ・・・????!!!!。勿論引きずって帰りました。 星がきれい!
11/22カイコウラーゲラルディン Gelaldin 325km
朝5時45分に昭夫、シンヤの2人をホエール・ウォテイングの受け付けまで送る。とても静かな朝で海辺のベンチで1人過ごす。
忙しいスケジュールの合間のこんな一時がとても貴重。犬の散歩をする人、ジョギングする人、漁から帰って来る舟。素顔の暮しが見えてきます。湾を囲むカイコウラレンジの山々は雪を冠り白く輝き、海は凪とても平和な一日の始まりです。
ビーチフロントB&Bの朝食はイングリッシュスタイル。ベーコンやソーセージ、オムレツにシリアルに、かりかりトースト、フルーツ、
ジャムはお手製のルバーブジャム。作るのもお給仕もおじちゃんでした。途中でかっこいい息子さん登場。彼はいるかと泳ごうツアーの会社をやってるそう。面白そう!。鯨見学のおふたりさんにこにこで帰って来る。しっかり尻尾上げるのみれた様で大興奮
4人揃ったところでペニンシュラ・ウォーク。丘の上の道は一面の草原。暖かな陽射しの中親子に羊達がのんびり草を食んでいるだけ。
しかしのどかなのは岬の突端まで。そこからシールコロニーのある海岸までは絶壁状態の急坂。子羊達が目も眩む崖をだだだーっと駆け降りていくのに励まされ何とか降りる。ハイジのゆきちゃん状態。命からがらたどり着いた海岸で再びアザラシを捜すが遠くに数頭見えるだけ。諦めて駐車場に行くと、昨日のバンドのメンバーが幌馬車みたいにペイントしたおんぼろ車で出発するところ。どこまで流れていくのだろう??カーンと明るい陽の下で、侘しさが一層際立って見えた。私達も一号線を北へ。海に沿って山肌を縫うように走る国道はカーブが多く気が抜けない。クライスト・チャーチからは直線になりぶんぶん飛ばす。平均時速120km。途中のスーパーで食糧を買込み、車中でサンドイッチを食べながらゲラルディンへ。思ったより早くモーテルに着き、水着に着替えてジャグジーへ!そして夕食はステーキとご飯とサラダ。コレデビールかワインがあれば最高なんだけど。残念ながら今日は日曜日なのでお酒類は買えませんでした。