11/23日(月)ゲラルディンーレイクテカポーマウント・クック 176km
9時ころモーテルを出発。レイク・テカポまでは一面牧場の中の道。ちょうど毛がりのシーズンで牧羊犬が大活躍で羊を集めていた。途中出会った牧童のバイク、後ろに板が括り付けてあって、彼がひゅーと口笛吹くと、三頭の犬が
すっ飛んできて板の上に飛び乗ってスタート。後ろから付いていく私達の前をびゅんびゅん飛ばすバイク。カーブで三頭一体となってバランスを取ってるのには感心。
レイクテカポの教会は、別名”善き羊飼いの教会”といわれる素朴なもの。金ぴか以上の神々しさ。
湖畔で暫く遊んで、エアーサファリの申し込みをして飛行場に向う。
現地でスタッフと仲良く話し込んでいるうちにメラニーの分はタダになる。太っ腹!!
私達5人のほかはドイツ人の老人カップル。体重で座席割が決まる。いつも前に乗りたい昭夫氏後ろとなり無念。
空は青さを通り越して黒いほどの快晴。パイロットのTim20年に一度の最高の天気と言う。飛行機は氷河の上を山肌すれすれといった感じで飛び、氷壁にアタックしている人達、スキーをしてるパーティそして西海岸まで見える。
コレデ120ドルは安すぎ。大満足で降りた後滑走路近くでピクニック・ランチ。その場で作るサンドイッチにジュース
簡単だけど美味しい。
ここからマウントクックまでは道も広くて鼻歌ドライブ。テカポもプカキも不思議な水の色(ブルーグリーン)多分土壌の
石灰質のせい。レガシーも快調。ラジオも良く入る。良い感じで曲を聞いてたら突然日本語のナレーション。
「思えば随分遠くまできたもんだ」 うーん、なんてタイミング良いの!
マウントクック村も快晴。ハーミテージホテルでシャレーのチェックイン。日本の団体さんいっぱいでビックリ。久しぶり!
しかし私達の今宵の宿は天と地ほど違うシャレー。鍵を貰って荷物を運び入れる。おー懐かしの山小屋スタイル。
どうも他にはお客様居ないみたい。まあシャワーもあるし。頭を焦がさんばかりにジージー燃える電熱ヒーターも
壁に付いてるし、毛布はウールだし、安いし快適そう。
村の郵便局で食料とビールを買込みブルーレイクにハイキング。まず国道に出てタスマン・バレー・ロードを8kmの駐車場
まで車で行く。途中ヒッチハイカーを見かけるが、車の動きは殆どない。
女の子を立てて、男の子の方が待機してなかなかの作戦だが??歩きおわって一時間後彼らはまだそこにいた。
ブルーレイクへの登りは小川にそってくねくね登っていく。途中左右に分かれて、左の氷河展望コースを行く。
小さな湖と言うか池を三つ見下ろしながら30分くらい登ったところが展望台。切り立った岩山の上で、氷河を見サザン・アルプスの峰峰を眺めながら飲むスパイツの味は最高!!!遮るものは何もない!大満足一周約40分。
しかし下ったらまた歩きたくなって、今度はハーミテージの裏のガバナーズ・ウォークヘ。いきなりの急登できついが
マウント・クックを眺めながら歩けるので気分はすこぶる良し。
夕食はグレンコーに予約を入れ、リッチなビュッフェ。シーフードからミート、サラダ。デザートと盛りだくさんで。シンヤは
「盆と正月一緒に来た」とお替わり三昧。このレストランからの眺めも最高だが、矢張り日没は外でと、Mac’sを持って草原へ、しかし寒い!!!。星がわーっと輝きだしたのを潮に小屋へ。うーん〜暖かい。明日はどこを歩こうか?
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