8月28日
フィリピンに飛ぶのは明日。でもフィリピンエアーは朝9時30分発。地方から行く人間はどうすりゃいいのだ!東京もんを中心に考えとる!と怒りながらもちゃっかりディズニーランドへ。
朝4時おきで6時の新幹線に乗るべく昭夫氏に送ってもらう。一家総出の計画遂行となった。
ただこの日われらが前途を予兆するかのようナ雨!(天気予報どおり!).
ディズニーランドは雨雨雨でパレードは中止。さぞ空いてるだろうと思ったら甘かった.
どこもメジャーどころは一時間以上の待ち。田舎もんには耐えられるものではなく空いてるところを狙ってお子様コースを廻る。これで5500円は高いでしょ!。
そして朝起きてから食べたものはスモークターキーとチューロ。食べ物にありつけないとマイナス点多くなる。3時ころには退散して電車で(これがまた乗換えが多くてうんざり)成田のホテルへ。値段の割にはきれいで広い。
町はぱっとしないけれどなぜか居酒屋多し。夕飯は串カツとたこ焼きと讃岐うどんと言う組み合わせ.そこそこでした。明日が早いと言うことで10時ころに睡眠。




8月29日

朝6時過ぎに支度して出発。5時には起床していた恐るべき朝型お子様達。6時30分の電車で成田第2ターミナルへ。
ここはソウル?と疑うばかりの荷物を抱えた人達が列を作っていてびっくり。他人事とその時は思っていたのだが・・・・
荷物もスタバも7時からと言うことでスタバで食事。サンドイッチはハンスガ完食。カルロはほとんど残す。インターネットで帰りのホテルを取り(これも帰り便が悪いから。怒!!)家にメールする。
気がつくともう7時30分.慌ててカルロ母を探すが見当たらず、カルロ父はpcに噛り付いていて動かず。
こうなりゃばーばがいくしかない!とまずは宅急便ゲット!それも一回で住むところを要領悪くて2回。
その間に何なんだこれ!と言うほどさっきの列が膨れ上がり通れない!。荷物もカルロ母もそろったところでチケットを貰いチェックインに!

なんと指示されたのはさっきの列。山のような段ボール箱やバッグ。それにそれプラスティックタンスでしょ!をガムテでぐるぐる巻いたのまで登場!。
そしてレントゲンのゲートを通さず、外から中に荷物入れてるし・・・・挙句の果てに、後ろに並んだおばさんが言うことにゃ”フィリピンに帰るの?””荷物少ないね”(余計なお世話だろ!これでも十分重いんだよー)”私の弟荷物多いから少しあなた達のとゆうことにしてくれる?”・・・・(来た来た来た!、これが良くある手なんだ、本にもあったね。それでこれが麻薬だったりして死刑になったら浮かばれないよ。あまりにもお馬鹿な旅ばばの最後じゃナイカイ?)と降りかえってみるとこのやり手おばさんの弟の割にはぜんぜん似てないボーっとしたお兄さん。すっぱり断りましたよ!。
その後も”フィリピンどこに行く?”「マニラです。」”エー?マニラ?何しに?”「観光です。」(観光するところじゃないの?なんかほかの目的のある人しか行っちゃ行けないの?)不安と危機モードが一気にアップ。
マジデここで帰りたいよ!一時間以上もこの運びや軍団の中に並び、やっと搭乗手続きが終わり、待ち草臥れて超不機嫌モードで泣き叫ぶお子様二人を引きずって出国手続き。どう見ても誘拐犯?。

乗った飛行機はぎゅうぎゅう満員。座ったシートはスクリーン前のお子様優待席。足元広々でいいのだが、なぜかみな通路の様に利用。それにしても機内の温度は氷河期か?やってる映画もデイアフタートモウローで凍り付きそうになりトイレの利用頻度高く、座席前は渋滞。なんと10回を超すお子様も・・・

寒さよけのブランケットは酸っぱいにおいで使えません。クレーマーと化してアテンダントに交換をお願いするが、ボスみたいな愛想の悪いアテンダントに軽くいなされ、忘れたころに持ってきてくれたブランケットで寒さをしのぎ何とか到着。明るい太陽が迎えてくれた!
もちろん延着!PALがこの航空会社の略称だけど、Philippinair Always Lateの略とも言われてるとか・・・

入国手続きはこれまたラッシュアワー状態!。一気に吐き出された人たちが向かった先の入国審査は外国人ゲートが3つくらいしかなく満員列車の中??というくらい混んでいる。延着とこの渋滞で迎えのタクシーが心配。
なんとドライバー+ガードマンで迎えに着てくれていました。マニラ市内はもうゴミ箱ひっくり返して積み上げたようなごちゃごちゃと喧騒。その向こうに聳え立つスマートで近代的なビル群とは対照的な景色。とてもディープなイメージで昔見た愛と青春の旅立ちを思い出す。リチャード・ギア若かった!!

それでも少し走れば田園地帯。ホッとするが、どうも大水害で浸水して大変な状態の様。それでも洗濯物を干す家、釣り糸を垂れる人。

3時間近くも走ってやっとスービックに着く。直前の人と物で溢れかえったにぎやかな町からゲートを通るといきなりガラ−ンとした感じになる。
ここがフリーポートスービック。以前米軍の基地があったのが返還後企業誘致をして地域起こしをしているらしい。日本も日立、サンヨー、オムロンとかが入っている。なんとなくグアムの町といった感じがした。宿泊先はフォレストヒルズのユニット。なかなか使い勝手がいいがかび臭くて退散希望。

雨季とはいえぱらぱら程度の雨

元米軍将校の住宅

猿も住民

家にも侵入

ベッドの上にももう一匹

シャワーブース

洗面所

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