当初、なんとか PCI Mac の logic を入れてみようと思い、筐体を保存していましたが、Power PC up grade card (PPC 601, 66MHz) 付きの Quadra 650 を get することができましたので、CD ROM と floppy disk 以外の丸ごとを IICi 4 号機の中に入れてみました。
Logic board を固定する爪は、IICi の筐体の底面に 7 箇所、あと logic board を支持する突起が 3 箇所ほどありますが、この内、Wombat logic に空いている穴と共通な爪 2 つ以外は全て logic board に当たらないように切り取りました。筐体内面は alminium 蒸着が施してあって、logic board が触れた場合、short する恐れがあるのだそうです。
Logic board を固定するネジ穴の位置は共通です。
Wombat logic の各 port が使えるように、port の穴を横へ広げたりします。後部内面の筐体からの出っ張りがあり、1 つを残して logic board 上の port、connector と当たるものは切り取りました。
Pilot lump の光を導く透明アクリル樹脂の parts、speaker、reset / interrupt switch は IICi のものをそのまま使います。Logic board を筐体に入れる際、speaker の logic board に接する部分の上の角が引っかかって入りにくかったので、斜めに切り落としました。
Power PC up grade card は熱を持ちますので、IICi の前面向かって左の、040PDS の手前のところで、IICi 筐体の slit 状の design を利用して slit を入れ、通風口としました。その内側に、Power PC up grade card に向けて fan を取りつけ、冷却を図りました。その真後、NuBus slot の蓋は外したままとし、smooth に排気されるようにしています。
Quadra 650 の ID を持つ logic でしたので、LED の配線が空いたままになっているところ ( Quadra 800 では LED がつながっているところ ) の #2、#3 を short させ ( 基盤上で半田で直結 )、Quadra 800 に変身させました。Wombat logic の Gestalt ID について、さくまさんの * 68Kぱわーあっぷ・ノオトを参考にさせていただきました。
OS 8.1 を入れてみました。PPC 601, 66MHz には重い system ですが、40GB の外付け hard disk をつないで、back up 専用機にしようと思いますので、安定性の高い system を選びました。
Rheudo 社製 NuBus Ethernet card、RAM 16MB × 2 + 4MB を増設しました。