このホテルも朝食付きだったので、3階の食堂に朝食を食べに行きました。しかし、これもクラスCのなせる業か非常に質素な朝食で、ミルクティーとパンとゆで卵だけでした。ただし、ミルクティーを大きなポットで出してくれたので、何杯も飲めた点はグッドでした。(めちゃくちゃ薄い紅茶でしたが)
バス・ステーション
ホテルを出た後、バス・ステーションまで約1kmの道のりを歩きました。この日は素晴らしいお天気で、明るい日の光の中で見る街の景色は、昨日とは違う印象を与えてくれ、この日の朝は街全体が輝いて見えました。
バス・ステーションに着き、前夜に行き先を決めたクルック(Krk)までの切符を買いました。その後、クロアチアに来てすっかり”おトイレマニア”(?)になってしまった私は、ここでもお手洗いに行きました。ここのお手洗いのデザインはかなり大胆で、思わず写真を撮ってしまいました。^^; もしご覧になりたい方があればここをクリックして下さい。
バス・ステーションの前には教会があり、これもとても美しい建物でした。
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クルックはアドリア海に浮かぶ島の一つですが、クロアチア本土からは橋が架かっていて、リイェカからクルックまでそのままバスで行くことが出来ます。所要時間は約1時間半です。 バスは海沿いの道路を走るので、窓から見える景色は最高に美しく、クルックに着く前から心は海の中に飛び込んでいました。 見渡す限り青い海が広がり、「こ、これがサマー・バカンスなのね!」と、私はすっかりノリノリの状態でした。「落ち着け、サミー!」って感じでしたが、落ち着いていられる状態ではありませんでした。アメリカから持参した恐竜メガネ(レンズの部分に恐竜の目のフォログラムが貼ってある一種のサングラス)をかけて、周りの観客のウケを狙うことも忘れてはいませんでしたが・・・。 バスからの景色を見ながら、クロアチアに来て良かったなとつくづく思いました。
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クルックには午前11頃着きました。いきなり強烈な日差しが出迎えてくれて、思わず笑みがこぼれました。 まずツーリスト・オフィスに行き、この街にあるホテルを訊ねましたが、カウンターの人は、プライベート・ルームの利用を勧めました。プライベート・ルームというのは、個人の家が、部屋だけを旅行者に貸すシステムで、値段が安いこともあり、アドリア海周辺ではとても人気があります。しかし、私はクラスCのホテルに懲りていたので、今日は絶対にクラスAかBのホテルに泊まりたいと思っていました。ところが、カウンターの人がしきりにプライベート・ルームを勧めるので、とりあえず見に行って気に入らなければホテルに泊まることにしました。 |
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クルックの街は、歩道が迷路のように入り組んでいるので、ツーリスト・オフィスが紹介してくれた家を探し出すのにかなり苦労しました。(観光旅行中は、こういう不便な事が楽しかったりするのですが)
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この部屋には専用のお手洗いが付いていましたが、バスルームは家の住人と共同でした。
昼食
昼食は海沿いのレストラン「Corsaro」のテラスで食べました。この時注文したのはカルボナーラで、このカルボナーラ(28kn=約476円)がとんでもなく美味しい味でした。(クロアチアに来てスパゲッティ料理の味には感激しっぱなしでしたが) テラスで食事をしながら、道行く人達を眺めましたが、さすがリゾート地だけあって、みんなウキウキと楽しそうな表情をしていました。
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海へ
昼食の後、ビーチサンダルとビーチタオルを購入し、プライベート・ルームに戻って水着に着替え、いよいよ海に向かいました。
すでにビーチでは大勢の人達が日光浴をしていました。
ここのビーチは岩のビーチで、砂浜はありませんでした。そのため、死角になる場所が多く、水着の一部を取っている女性も結構いました。何にも着ないで何故か海に向かって仁王立ちになっている男性もいました。私が見ているのに気付いて、こちらを振り向いて手を振られたのには参りました。^^; そういう人達が写らないように気を付けながら撮ったのが右の写真です。これは私がビーチタオルを広げた場所から、クルックの中心地を写したものです。 この海には6時間くらいいましたが、水が少し冷たかったので、少し泳いでは1時間くらい日光浴を楽しむというサイクルを繰り返しました。周りの人達も大体同じような感じでした。
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ビーチから引き上げた後は、のどが渇いていたので、まずはミルクティーを注文しました。その後、写真のフルーツパフェを注文しました。このフルーツパフェはこのお店で一番大きかったもので、値段は確か25kn(約425円)だったと思います。 ビーチのそばで食べるフルーツパフェは最高でした。
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カフェを出た後、日没まで1時間以上あったので、クルックの街を散策して、絵ハガキを買ったりしました。 |
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これまで訪れた街と違い、石で出来た白い街はとてもエキゾチックでした。
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昼間カルボナーラの味に感激したレストラン「Corsaro」に再び夕食を食べに行きました。すでに店の中はドイツからの観光客で一杯で、ドイツ語がそこら中で飛び交っていました。 この時注文したのは、エビのリゾット(38kn=約646円)で、これもなかなかの味でした。前日はビールで失敗したので、今回は赤ワインを注文しました。グラス1杯のワインが8kn(約136円)で、つくづくクロアチアはアルコールが安いなと思いました。(大酒飲みが多いわけです) このワインはなかなかいける味でした。
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バスルーム
プライベート・ルームに戻って、バスルームに行きましたが、さすが民家のバスルームなので、体重計が置いてありました。ちょっとためらったものの、クロアチアの体重計がどういう風に動くのかという興味もあったので乗ってみました・・・。
体重を計ってみて、旅先では体重を気しても仕方がないと自分に言い聞かせることにしました。
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