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その1:タイから友好橋を通ってラオスへ |
その2: |
その3:メコン川を遡ってパークベン経由でファイサーイへ |
その4:タイに戻って帰国 |
雨季は交通事情が悪化するときいていましたが、こんな形で味わうことになるとは思いませんでした。でも、雨季とはいってもまだ早い段階だったのでそれほど雨に困るという事はなく、ときどき来るスコールを雨宿りでやり過ごせばそれほど不便は感じませんでした。本格的な雨季になったらどうなる事やら・・・。狭い国のわりには移動に時間がかかるので予定は余裕を見て決めた方が良さそうです。 |
4日目 (8月11日) 朝、ワット・ホー・パケオとワット・シーサケットを見る。どちらも美しい寺院で、朝一番だったため他の観光客なしにゆっくり見ることができる。ワット・ホー・パケオは寺そのものも美しいが、周りに配置された無数の仏像も雰囲気がでている。今日はこれからヴァン・ヴィエンへ向かう。10:30に出るはずのバスに乗るために9時半にバスターミナルへ。席を確保するために早めに行ったのだが、10時半をすぎても満員になる気配はない。ラオスのバスは時間になっても満員にならないと出発しなかったりする。結局バスは11時半頃出発。あちこちでラオス人の乗り降りがあるため、ヴァン・ヴィエンまで5時間もかかってしまう。ヴァン・ヴィエンはのんびりとした町で特に見所はないが、旅行者は結構多い。タイヤチューブによる川下りなどが主なアトラクションだが、ラオスにまで来てタイヤチューブ乗りをすることもないので翌朝には出ることにする。夜は町で知り合った日本人旅行者たちとビールを飲む。 |
5日目 (8月12日) 8時過ぎにバスターミナルへ行き、ルアンプラバンまでの切符を買う。席は指定で8時半にはすべての席が埋まってしまう。この後に来た人は通路においたプラスチックの椅子に座ることになるのだが、硬いし背もたれもないしで長距離だとかなり辛そう。バスは9時に出発し、北へと向かう。11時頃、バスが山道の真ん中で突然停車。何かと思っていると、土砂崩れで通れなくなっているとの事。昨夜のスコールで崩れたらしい。バスの周りも流れてきた泥でぬかるんでいる。パワーショベルとブルドーザーが復旧作業をしているので、しばらく待てば通れるようになりそう。12時過ぎになると通れそうだという事で乗客は歩いて土砂崩れの反対側へ。そして、最初に待っていた通ろうとするが、ぬかるみにはまって谷底へ落ちそうになる。そうこうする間に再び土砂崩れが!バスに戻ることもできなくなってしまう。こうなっては仕方がない。イギリス人+日本人のカップルとトランプをしたり、土砂崩れを聞きつけてやってきた屋台で昼食を買ってきて食べたりして過ごす。18時頃、ようやく復旧。小さな車を通してからいよいよ我らのバス。が、チェーンを巻いているにも関わらず泥で滑って進めない。パワーショベルに引っ張ってもらい、なんとか脱出。7時間もかかってようやく通ることができる。食事休憩を1回はさみ(なんと夕食無料)、ルアンプラバンには23時頃ようやく到着。7時間で着くはずの所を14時間もかかってしまう。宿はバスで知り合った日本人2人と部屋をシェアし(一人15000kip)、シャワーを浴びて寝る。 |
6日目 (8月13日) 朝から大雨。まずは傘を買いに市場へ行くが22,000kipもするので買うのはあきらめる。そのまま市場を見物した後、モン族のマーケットを見たりネット・カフェで、メールしたりして雨のあがるのを待つ。11時頃雨があがったので船着き場へ行き、パークウー洞窟へ行くための船を探す。同じく洞窟へ行く他の観光客と船をチャーター(US$12)。1人24,000kipなので悪くない値段。船は1時間半かけてまずはラオラーオを造っている村へメコン川を遡っていく。ラオラーオは餅米から造るラオスの蒸留酒。蒸留していたのをもらって飲んでみるが、これが結構美味しい。確かにキツいのだが、独特の香りがある。機織りなどもやっていて、見学していて楽しい。村のあちこちにあるお店の1つで色つきのラオラーオ、ラオ・カオカムを買う。こちらはフルーティーな味で飲みやすい。 |