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私の中の美しいインドネシア


ジョグジャのオープンカフェで、
コーヒーも甘いものも嫌いな人だったら泣いてしまいそうなコピを飲んでいると、
日に焼けた若い女が、乳飲み子を横抱きにして私の前に立った。

そして歌いだした。
トランペットのように張りのある、しかし練り絹のようになめらかな声の
ブンガワン・ソロ。夕日が眩しくて涙がでそうだった。
いくらはらったのだろう? コピ代ぐらいかな?
ええ、私の中でめちゃめちゃ美しく書き換えられているかもしれませんが(笑)、
インドネシアというとまずこの光景を思い出します。

ジャングルへ帰るためにリハビリをうけるオラン・ウータンたち。
そして深いジャングル。
スマトラのトバ湖の、どこまでも透明な湖水。

ブロモ火山山頂で、イオウの風に吹かれながら見た雲海。

信じられないくらい繊細なろうけつ染め。バティック。

かがり火の明かりで見たジャワ舞踊劇。ラーマーヤナ。

夕闇のプランナンバン。
灼熱のボロブドゥール。

バリの仮面舞踊。森の中で遊ぶ魔物が姿をあらわしたとたんに、
客席の子供たちがいっせいに、火のついたように泣き出して。

ロンボックのセンギギビーチから見た、対岸バリに落ちる夕陽。

イカット。素敵な素敵なインドネシアの手絣たち。

移動中のバスのから見えた、海岸に水揚げされたばかりの鯨。
町のレストランで期待にこめてたずねたら、
「あんなうまいもの、レストランなんかにまわってこないよ」

30cm以上あったバナナ!!!<料理用
(ありり、食べ物の話ばっかになってきたぞ。)

ジリアイランズのみっつのSUN。
Sunset, Sunrise, Sunbathing!

ふろおけぐらいありそうなシャコ貝。

日の出とともに見た、ケリムトゥ火山の山頂の不思議な三色湖。

「長い事を食べてないよ」とつぶやいたら、
「売ってやろうか?」 と言われてひきだしてこられた
ペットにしたいような ばび・あなっくあなっく ← 子豚
「でもかわいそうだから俺のみえないところでさばいてくれよな。」
一介の旅行者にどうしろっていうんだろう?(笑)

フローレス島に咲いていた、大きな大きな釣り鐘型の、レモン色の花。





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