2005/11/18
明日からの旅行、今夜は荷造りの心積もりであったのに、突然の来客で接待メシ。しかも九龍。せめて日本食にしてほしいなあ。どうなんだろ。
日本食だがハシゴ酒で午前帰り。明日朝出発なのに泥酔。歯だけ磨いてベッドに倒れこんだ。
2005/11/19
死ぬ思いで起床。風呂。さっさかさっさっさと荷造りの後、でかい荷物に小僧の手を引いてイミグレでスマートID受け取り。とうとう取ったよ永住権(パーマネントID)。空港へ。空港で土曜出勤の相棒と待ち合わせ、さくさく出国してTG機上の人になる。とりあえずビール。
到着。タクシーでホテルへ。チェックイン。HK$300の部屋はまあまあ。荷物をおろして近所をうろつく。大きな安い服市場があり、「仕入れお手伝いします」という日本語の看板があった。インド屋で売ってる服とかは、こういうところで買い付けるわけですね。うろうろしてみるが子連れの我々に面白いところでもなく、チャイナタウンで晩飯でも食おうと、トゥクトゥクでヤワラーへ向かう。排気ガスで死にそうになった。こまごましたもの(ワニ肉スープとか)をいろいろ食べ、タクシーでホテルに戻り、ホテル向かいのマッサージ屋で二時間もんでもらう。小僧はマッサージャーのお姉さんたちに遊んでもらってごきげん。夜の街をぶらぶらするが、そんなに賑やかな地区でもない。屋台でシーフード炒飯を食べ、果物をいろいろとビールを買ってホテルに帰還。
2005/11/20
朝食後、タクシーでサパ^ン・タークシン駅へ。チャオプラヤ・エクスプレスで北へ。なんと小僧、一年半前に乗ったのを覚えており、リクエストしやがったのだ。船はいいのう。楽しいのう。小僧も大喜びだし。プラ・アシットで降り、以前のなじみのゲストハウス健在なのを意味もなく確かめてから、タクシーで相棒の訪タイお約束「エラワン詣で」。必ず四人舞を奉納するのであった。
そこからBTSでウィークエンドマーケットへ。楽しいが、小僧連れではどうしようもない。相棒がビーサンを買い、私はタイでよく見る絞り染めのワンピースを2着買ったところで、小僧昼寝モード。仕方なくタクシーで帰還。ホテル向かいのマッサージ屋で二時間もんでもらう。小僧爆睡で都合がよろしい。
香港のガイドブックお勧めの店で昼食を取ろうとするも、夜まで開いていない。仕方がないのでチットロムのセントラルで買い物&食事&時間つぶし。相棒が買ったシャツが、あまりにもタイのテイストなので笑う。その襟の服、香港で着る気か。夕方になったのでガイドブックの店に行き、ふかひれスープ等を食す。カレー蟹とか。うまいことはうまいが、私にとっては別にどうでもいい味。
小僧必死のリクエストにより、またしてもチャオプラヤ・エクスプレス。船の後方左側って、お坊さん専用スペース(←Space for Monkって見えますか?)なんですね。降りたところがえらい田舎で、さびれた船着場で延々と帰りの船を待つ。一緒に待っていた地元の小学生が少し中国語を話せて、小僧と遊んでくれて助かる。パッポンのあたりをちょこっとうろついて、今日はおしまい。
2005/11/21
朝寝坊で朝食に間に合わず、外に出て猪脚飯を食す。うまい。それからまたしても船。ぐんぐん乗って行き、ぐんぐん乗って帰ってくる。
道端のオープンカフェで朝からビール。蓮の花が咲いていました。小さなデパートでお買い物。私は久しぶりにおおぶりの銀のピアスを買いたかったのだが、気に入ったデザインが見つからない。川べりのレストランでまたしてもビール。今日は飲む日か。そうこうしているうちに腹がすいてきたので、そのまま昼食。トムヤムクンが辛すっぱくてうまーい。
酔っ払ってマッサージ屋に。小僧はお昼寝モードに突入。相棒はマッサージ、私はマニキュアとペディキュアをしてもらった。香港の1/8の料金であり、技術のほうはサッパリ・・・。
日も暮れたので夕食。なぜか韓国料理の店。小僧はタイに来てから毎日、「あのひと、なんて言うてるの?にほんごにしてよう。」「あれ、なんて書いてあるの?にほんごにしてよう。」と、ご無体な要求をしてくれていたが、この店では答えてやれた。
仔 「あれ、なんて書いてあるの?にほんごにしてよう。」
母 「『ビビンバ、あります』って書いてある。」
私の読める唯一のハングルだ。
あまり韓国料理らしくない、シーフードバーベキューなどをがつがつ食って、またしてもビール。韓国人団体観光客がどっさり入ってきて席待ちを始めたので、店を出てさすがに飲みすぎてしんどく、おとなしくホテルに帰った。
2005/11/22
旧正月なのでホアランポーンの隣のプチ中華街はお祭り状態。銅鑼と太鼓の音が聞こえるので行ってみたら、奥の祠の前でこんなん練習してました。




11時の電車に乗車、小僧は運転席に入れてもらったまま、運転手の隣でヨロコビにあまり恍惚状態、小一時間ほど出てきやがらねえ。そらそんなおもろいとこに入れてもらったら、出てくるのはイヤやろうなあ。それにしても人見知りをせんやつよ。一時間半で到着。トゥクトゥクをチャーターするかチャリでチャリチャリ走るかちょっとの間悩んだが、結局チャリ。一日30バーツ。小僧を後ろに乗せて出発。小僧はじめての自転車後ろ乗りで大喜び。
そのへんで昼食。とりめし2つと麺ひとつ、アイスコーヒー2杯で50バーツ。HK$10, JPY150。ややや安ぅ・・・。毎日こういうものをこういう量食ってりゃ健康的だよなあ。あとは果物と水をせっせととって。
チャリでチャリチャリと遺跡へ向かう。小僧にとってはあんまり面白くなく、自転車に乗ってるほうがずっと面白い。「もっと、ぶーんて、走ってよう。」で、走っていると観光客を乗せた象がやってきた。小僧に乗りたいか聞いてみる。「乗りたくない。高いから。怖いから。」 へたれっちめ。
象の乗り場に行ってみると、十数頭の象がお客さんを待っていた。小象もいた。小僧を象に慣れさせてみようと、とりあえず籠バナナを買って象にエサをやってみた。小僧、最初は恐る恐る、それから喜んで象の鼻に触っていた。頃合いを見計らって、「乗ってみる?」「乗る!」
ぱぱちんと小僧が象に乗るのをビデオ撮り。ぞうのうんこはでかいねえ。

行きの列車は全席指定の冷房車で、片道165バーツとびっくりするほど高かったが、帰りは20バーツぽっきり。食堂車でシンハビアを頼み、日没を楽しみながらバンコクへ帰還。ホアランポーンの近くの広東人の親父の店で麺とワンタン。50バーツ。蟹肉の特別メニューがあり、100、150、200、250、300バーツとあった。200のを頼む。でかいはさみがひとつ乗っかったのが出てきてうまかった。でもHK$40かあ。
開通したばかりの地下鉄に乗る。よくできている。シーロムのロビンソンで少し買い物をしてから、タクシーでホテルに帰った。寝る前にマッサージ一時間。
2005/11/23
荷物をまとめてチェックアウト。王宮横の船着場から対岸に渡り、瓦を奉納。川べりのレストランで食事。ムール貝のトムヤム、豚の胃と野菜の炒め物、なまずのグリーンカレー、小僧にはチャーハン。ビール。食後、買い物に向かおうとしたがバンコク名物渋滞に巻き込まれ、あまり時間がなくなってしまった。おまけに小僧は眠っちゃうし。そこで気を変えてホテルに向かい、マッサージで時間をつぶすことにする。小僧は爆睡、我々はいい気持ちで一時間。終了。預けてあった荷物を持って空港へ。
空港のジムトンプソンで、トートバッグをひとつと私と小僧のTシャツを一枚ずつ。シルクを買おうにも、スカーフをぜんぜんしなくなってしまったし、ハンカチも持たないし(ミニタオルばかり)、小物はエレガントすぎて私のテイストでもない。Tシャツは外人向けサイズで、この体にMじゃねえだろうし、といってXLは見た感じさすがにでかすぎて、迷ってLを買ったら、香港のXLサイズより大きかった。XL買わなくて良かった。次回はMでいいや。次回っていつだ。
香港人のパッケージツアーが何かの事情で遅れたらしく、30分遅れで離陸。帰宅したら香港時間12時過ぎで、親子三人、歯と足だけ洗って速攻寝た。小僧ゴメン。
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