フィンランド人の朝は早い(人も多い)。朝6時のバス停でバスを待つ人々も2、3人ではない。タンペレの町中にある7時始業の職場で働く人々だろう。私の出勤時には、まだ暗い道路を母親に連れられてパイヴァコティ(保育所、保育園)に向かう小さな子供達によく出会う。職業上の男女間格差が日本に比べて小さいフィンランドでは、小さな子供達は、高い割合でパイヴァコティの世話になる。両親の勤務開始に合わせてパイヴァコティの始まりも早く、子供達の朝食はパイヴァコティで準備されるのが普通。
アタラとの開幕戦は8日(月)、気温が0℃を越えて上昇し小雨混じりの悪条件となった。両チームともに闘志あふれる好試合だったが、ヘルバンタは今一つ調子が出ず、7対1で敗れた。この週は前線に流れ込む南からの季節風の影響かフィンランド全土で気温が+2〜3℃に上昇、タンペレでは積もった雪が融けて道路はべちょべちょになってしまった。「この暖かさには困ったもんだ。」と言うと、マラさんに「ひとしも、この気温を暖かいと感じるようになったか。ようやく、フィンランド人らしくなったな。」と冗談を言われてしまった。防寒着を着こんでいるせいか、風がないせいか、このくらいの気温だと、屋外でも日本の冬よりは暖かいように感じる。
気温は金曜日になって、ようやく正常に(零下に)下がってきた。いたるところで、融け残った雪がそのまま凍り、下手に転ぼうものなら痛いめにあう。コートコンディションも悪く、イロヤルヴィとの第2戦は一日延期して14日(日)に行われた。前半を4ー0とリードしたヘルヴァンタは楽勝かと思われたが、後半にあっさり逆転され、5ー6の惜敗、初白星を飾ることができなかった。これまでの観戦結果から判断すると、8才レベルでの試合では、キエッコ(パック)をドリブルで相手側ゴールまで持って突っ走れるような得点力のある選手が何人いるかが、チームの勝率を左右しているようだ。ヘルヴァンタにも、ユッカという得点力の高い選手が居るが、5人×3組のフィールドメンバーを抱えるヘルヴァンタでは、彼の出番は試合時間の1/3に過ぎない(それでも、ヘルヴァンタの総得点6点のうち4点をあげている)。ヘルヴァンタの苦しい戦いは今後も続くだろう。
