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●まちづくりに不可欠な「評価」 市民主体のまちづくりでは、計画案を定量的に評価することで、各案を比較して最良の案を選択したり、各案の長所を合わせた修正案を作成することが必要となります。このような方法がどうして必要なのでしょうか? これまでのまちづくりでは、とかくお題目やスローガンばかりが先行しがちで、具体的な行動や実効が伴わない場面が見受けられました。しかし、実際に「まち」を良くしていくためには、まず行動したり計画案を作成するなど「試行錯誤」してみなければなりません。その後、やったことを評価し、問題点や改善点が見つかった時点で、今までのやり方を修正していくような段階的改善の方法を取ることが必要です。「政策評価」「情報公開」「行政の説明責任」などの言葉は、このようなまちづくりや地域行政の方法と深く結びついています。 これを踏まえると、今回の勉強会シリーズでは、「将来像」の内容を完璧に仕上げることよりも、一旦まとめた案を評価して見直していく方法を見つけることの方が、より大切だと言えます。 ●指標から考える「評価」の方法 まちづくりは非常に多様な活動であるため、この一覧表のように様々な指標を用意して、緻密で多面的な評価を行うことが求められます。その一方で、やみくもに沢山の指標を揃えることは、まちづくりの方向性を迷わせたり、時間やお金の無駄になりかねません。 そこで、今年度の勉強会シリーズでは、「どの指標が重要か」「定義はおかしくないか」など「評価すべき項目」を整理しておくことで、今後の具体的なまちづくり活動に繋げていくようにします。 今日の勉強会では、9つの指標を用いた「評価」の作業を市民の皆さんに実際に行っていただき、その際に気付いた点を整理しておいて、炉端会議で討論する材料にしたいと思います。 →当日出された意見や参加者アンケート結果を基に、今回用いた評価指標に関する問題点をここにまとめました |
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