現在では数少ない貨物線が走るだけの駅は、街のはずれにひっそりと建っています。非常に静かなところですが、街の歴史的な地区に指定されて以来、周辺で古い建物の修復や新しい建物の建設も進んでおり、かつてのにぎわいを偲ばせる地区となっています。
ピアレス・ルームズと呼ばれる写真のホテルは、開拓当時に数多く見られた労働者向けのホテルの中で唯一現存するものです。1995年に改装されて再開業しており、現在でも泊まることができます。
ハスキンス・ガレージは、かつてはガソリンスタンドとして、鉄道地区の活動を支えていました。写真の右側に立っているポンプは重力式の珍しいもので、1972年まで使われていました。修復された建物では、現在では車のビンテージ部品の販売と修理サービスを行っています。
すっかり寂れかけていた鉄道地区には、近年では芸術家村の整備が進められており、写真のような工房を兼ねた住宅が建設されつつあります。赤や黄色の彫刻が並んで、新しい地区の顔を見せています。
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