ファイル名はどうやって付けるのか
webページに付けるファイル名は、基本的に自由です。
自由といっても、決まりがいくつかあります。
ひとつは拡張子です。拡張子とは、ファイル名のあとにつける数文字のアルファベットです。これは、ファイルの種類を表します。
webページの場合は、htmまたはhtmlという拡張子が付きます。
ファイル名と拡張子の間には、点「.」が入ります。
さて、解説は以上で終わりなのですが、ここで既に失敗するかたがいらっしゃいます。どんな失敗でしょうか。
ジオシティーズ独自の間違い方。
普通、一番最初に見てもらうページは、indexというファイル名を付けます。必ずこのファイル名でないといけないこともあります。ジオシティーズの場合は、必ずファイル名はindex、拡張子は必ず、htmlでなくてはいけません。
最初に見てもらうページがhtmだと、ジオは認識してくれません。
それ以外のページは、htmでもhtmlでもどちらでもいいのですが、ぼくはhtmlで統一しています。
このページはこれ、あのページはこれ、としていると自分でも混乱してわからなくなってしまうことがあり、そうなるとせっかく作ってアップロードしたページを見ることが出来ない、ということになりかねません。
なぜなら、ファイル名は常にリンクにつきまとうモノであり、中間ページにおいて、「最初のページに戻る」はhtml、次のページに進むがhtmでは、ややこしくてしょうがありません。
少なくともジオの場合は、htmで統一することが出来ませんので、それならばhtmlで統一しようと思ったわけです。
web作成ソフトを使った場合、拡張子を特に指定しなければ、自動的にhtmと記述してしまうことがあるので、注意が必要です。
EZファイルアップロードツールを使った場合は、htmをhtmlに変換してアップロードするという機能があるので、僕は必ずこの機能を使うことにしています。こうすればうっかりファイル名の拡張子がhtmになっていても、アップロード後は統一された形になるからです。
だから、ジオでないのならば、別にhtmで統一してもかまわないんですね。
小文字で統一しています
さきほどは、htmlで統一していると書きましたが、さらに僕は小文字で統一しています。
僕のソースを見ればわかるのですが、実はかなりweb作成ソフト任せの上、その後、自分で手直しをしていますので、小文字と大文字が入り乱れています。<br>も<BR>も、同じですから、僕の場合は特に意識をしていません。
しかしファイル名においては、大文字と小文字は基本的に別のものであると認識されますので、ここには神経を使わなくてはいけません。
僕は拡張子を含めて全て小文字で統一しています。
なぜ小文字なのかというと、タイプライターを打つときのことを思い出して下さい。何も操作をせずに打てば小文字で、大文字にするときはシフトキーを押しながらタイピングをしますよね。ワープロもPCも、そうですし。だから、小文字なんですよ。
それともうひとつ、ジオの場合はEZファイルアップロードツールに、「大文字を小文字に変換する」という機能があり、これを使えば、web作成ソフトが「拡張子だけ大文字」というようなファイル名を作ってしまっても、「最終的に全て小文字になるのだから」ということで、リンクの設定や画像の張り付けを安心して小文字に出来るわけです。
で、理想を言えば、タグは大文字で書き、ファイル名は小文字で書くなど、区別をするとなおいいわけです。ただし、タグには慣例的に大文字小文字をこのように使いましょうというのがあります。web作成ソフトでは大抵その慣例に従います。他の人がソースを見るときも、慣例に従っている方がわかりやすいし、慣例を無視していると「こいつはわかってない」と思われるかも知れません。僕はもう面倒くさいので、これに関してはweb作成ソフト任せです。自分で作るときは全て小文字です。こんなヤツが解説書作ってどうしようというのでしょう。
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