チリもつもれば
TOP | 新着 | 挨拶 | おくっち | 為替 | フライト | 食物 | Wカップ | スキー | 乗物 | 小ネタ | 日本の姿 | リンク | お便り | e-mail



スキー三昧






★シーズン終了のごあいさつ?(97年11月11日)
 更新をさぼっていたら、スキーシーズンが終わってしまった…。と思っていたら何と12月末までオープンされているらしい。ここ5年雪不足で泣かされてきたので、ここで稼げるだけ稼ぐ魂胆か。 今年は幸いにもドカ雪で、春スキーも夏スキーも堪能できて、スキーフリークにはたまらない大当たりのシーズンだったようだ。チリスキー場に関しまして、たくさんの情報を寄せて下さいまして本当にありがとうございました。このコーナーは、来シーズン98年6月に再オープンの予定です。

 「チリつも」作者も最後にいっちょ、と10月に春スキーにトライしたが、雪質のせいか、はたまたスキーの腕前が(足前?)いまいちだったせいか、作者@夫、見事に大クラッシュ! 一瞬骨折かと他のものをヒヒヤリとさせましたが、幸いひざの周りの筋を痛めた程度ですんだ。せっかくのさよならスキーなのに、作者@夫は、午後から車の中で昼寝となってしまった。最後の最後でちょっとけちがついてしまった。来シーズン出直しじゃい!


★スキー便り(97年11月11日)



★行ってきた方から!(97年8月27日追加)
(最上部降場 Cerro Negro 3,470m でのスナップ、36KB)
 西野さんご夫妻@茨城県から大変きれいな写真を送っていただきました。ありがとうございます。
 西野さんと直接お話をしたい方はこちらからメールを送れます。


★行ってきた方がWebページ開設!(97年9月16日追加)
 y's garden
 ゆきぽんさん(妻)とこぐさん(夫)の、チリでのスノーボード旅行日記。まだ始まったばかりだけど(97年9月)、これからの展開が楽しみ。他にとても詳しいニュージーランド編もある。


★スキー場Valle Nevadoへ行ってきたぞレポート(97年7月28日)
 7月20日日帰りで初のチリスキーに行って来ましたので、その詳細を公開。

Valle Nevado
 詳細情報 :  何はともあれリンク先へひとっとび。

スキー場
(Valle Nevadoスキー場全景、28KB)
 ゲレンデは思いの外広々としていて滑りやすかった。土曜日の雲一つない晴天と、絶好のスキー日和にも関わらず、混んでいなかった。メインのクアッドリフトで長くて待ち時間5分、初級、中級者用ゲレンデが集まる付近のトリプルチェアで最高15分。ただ、エキスパート好みのこぶこぶだとか、モーグルができるコースは無いようだ。スキー板とスノボの比率は95対5といったところ。雪質は素人目にはよかったように思う。コースはきれいに圧雪されていて、アイスバーン無し、岩の露出無し、この日積雪量は3.7mとの発表だが、少なくとも2mはあるのでは。

ヘリスキー
 案内の看板は出ていたが、結局ヘリはこの日は見ることが出来なかった。ほかにはカイトスキーがある。スキー板を履いたまま、ハンググライダーに乗って頂上からさっそうと飛び出すというしかけらしい。朝に2機あったのが夕方にはなくなっていたのでやはり誰か飛んでいったのだろう。

高山病
 全くなし。 Valle Nevadoはベース付近でも3,000mもあるが、今回は幸い高山病にかからなかった(私共はスキー場でゴンドラで一気に山頂まで行くと決まって頭が痛くなるたちだったので、今回の3,000mゲレンデ初挑戦には不安を抱いていたのだが、どうやら取り越し苦労だったようだ。おそらく2時間かけてバスで比較的ゆっくりと登っていったからだろう。

もろもろの料金
 リフト券一日券、レンタルは下の表を参照されたし。ちなみにレンタルスキー。ゲレンデで発見したところでは板はロシニョール(の結構古いモデル)、ビンディングはルックだった。
(屋外のBBQ、41KB)
 ゲレンデのカフェテリアはホットドッグ2,000ペソから牛ステーキ250gが5,900ペソまで、軽食を中心に取りそろえているが、やはり市中と比べてかなり割高なのは仕方ないか。屋外の椅子はいつも満席だったけど、屋内は結構すいていた。おすすめは屋外で炭火で焼いているバーベキュー。串に刺した肉がベイクドポテトとパンが付いて3,000ペソとお手軽で美味。これにチリの国産ビール「クリスタル」か赤ワイン(グラス)(いづれも1,500ペソ)を合わせれば最高の昼食だ。

アクセス
 自家用車でも行けるが、この日は手前10km位のところで雪だまりがあって、チェーンを携行しなければならなかった。今回使ったのはシャトルバス。これはおすすめだ。

 スキーショップの前の駐車場から、8時を皮切りに9時半まで約5分おきにどんどん目的地に向かってバスが出発。おっと、バスと言っても日本のような観光バスを想像してはいけない。シャトルバスというのは、10人乗りのバンのことだ。各目的地へは人数が集まってバンが満席になり次第どんどん出発していく。だから予約は必要ないがバス乗り場には早く着いていたい。往復5,500ペソ。自家用車で乗り付けてバス乗り場の駐車場に止めておくこともできる。嬉しいことに自宅までの送り迎えもあって、たったの500ペソ増し(ウチの場合、バス乗り場まで10分くらいとして)。所要時間往路2時間、復路1時間半ほど。

 帰りは同じバス、同じ運チャンがサンチャゴへ帰してくれる。帰りのスキー場駐車場での集合時間は、行きにバスの中で乗客の「多数決で決める」。この日は17時半ということになった。実際はやっぱり(予想したとおり)一組遅れて18時に出発した。運転はちょっと荒めでがんがん行く感じだが、バスの中の雰囲気は悪くない。運チャンも名簿を見ながら「おーい、○○、酔っぱらってないか」とか、「食い物は買って行かなくていいか」ときおり名前を呼びかけてくれるフレンドリーな感じ。何といっても自分で運転して行かなくてもいいのが楽だ。カーブはきついし、チェーンは着けなきゃいけないし。

 バスのサービスは

 Ski Total, Tel 246-0156, Apoquindo 4900, Las Condes, Santiago
 Alto Ski, Tel 228-7785, Apoquindo 4900, Las Condes, Santiago

 ごらんの通り同じビルに入っている2社。バス乗り場に着くとすごい客引きがあなたを待っている。 電話での応対は両者とも悪くなかった。外国人の利用者も多いので英語は多少ならたぶん通じると思う。

 (パスの貸し切りという手もある。Valle Nevadoなら一台50,000ペソで全世帯送り迎え付き。運転手に5,000チップをはずんでも、10人集まればひとり5,500ペソですむ。すでに2回ほど利用したがこれは便利だ。自分たちの都合のいい時間に行き・帰りを設定できるのでうれしい。スキーウェアでバスに乗り込み、そのまま帰宅。)

 行きは所々渋滞して結局2時間かかった。帰りは予定通り1時間半だった。道中は狭いつづら折りをがんがん登っていくのだが(なんとカーブが40個もある)、よくしたもので朝8時から14時までは登り専用、15時から20時は下り専用となるため、道が広く使えて楽な道中、余り怖くなかった。これだけのカーブと急な上り、車酔いと高山病が心配だったが、かなりの揺れにも関わらず夫も妻もなんともなかった。

その他もろもろ
 最も大事なこと。日帰りスキーは要注意。スキー場には、ビジター用のロッカーも更衣室もない。我々はそんな事は知らずにGパンで行って、現地でスキーウェアに…、と思ってスキー場に着いて唖然とした。その日はホテルに頼み込んで従業員の更衣室を利用させてもらった。日帰りスキーは全身スキーウエアでスキー場に乗り込もう。

 スキー具の店もあり、中では小物が色々売ってある。桐灰の使い捨てカイロまで売ってあった。

 当たり前だが、道中、「おやき」も「わさびアイス」も「立ち食いそば」も無い。ましてやスキー場のカフェテリアには衣ばっかりのカツカレーも豚汁も野沢菜もないのでそのつもりで(ああこういうチープな食い物が懐かしい…)。

 幹線道路から山道に入るあたりでタダで試供品を配っている。おねーちゃんが寒空の中、にこやかに沿道に立ってジュースやらなんやらを配る。商品は日によって変わるようだ。この前はスニッカーズ系の、パークランチだったし、その前なんか男性用ワキのにおい消しだった。我も ゝ と、車から、バスから身を乗り出してがっ、がっとむしり取っていく。なもんだから、沿道で車もバスもスローダウン。いらんところで渋滞している。

結論
 結構楽しかったぞ!また行こうっと。



★チリスキーリゾートの全貌(ちとオーバー)(97年7月28日)
 いつもお世話になっている新聞、える・めるくりお7月20日に必見の情報が載っていたので、 いちはやく「チリつも」で公開。 (El Mercurioからは正式に日本語訳の掲載許可を頂きました)

チリ3大スキーリゾート徹底比較
(Courtesy : El Mercurio, July 20, 1997 "Revista del Domingo en Viaje")
(Por Ximena Urrejola / Revista del Domingo en Viaje / Diario El Mercurio)
地域Hotel
Portillo
Valle Nevado
Hotels
Gran Hotel
Termas de Chillan
1サンチャゴから145km42km480km
2道路状況両側通行上り専用14時まで
下り専用15〜20時
最後8km雪道
上り14時まで
3駐車場2,000台1,000台100台
4スキー場敷地(ha)12,00010,00010,000
5滑走エリア12910
6最長ダウンヒル1,414m1,416m2,500m
7リフト券(1日)16,500ペソ16,000ペソ15,000ペソ
8スキー場43%上級
34%中級
23%初級
30%上級
40%中級
30%初級
30%上級
40%中級
30%初級
9貸しスキー(1日)大人10,850ペソ
小人 7,100ペソ
大人11,700ペソ
小人10,000ペソ
大人8,500ペソ
小人6,500ペソ
10貸しスノボ(1日)10,500ペソ15,900ペソ12,500ペソ
11スキー教室個人1時間21,700ペソ
団体1.5時間10,000ペソ
個人1時間25,000ペソ
団体2時間18,800ペソ
個人1時間19,800ペソ
団体2時間16,600ペソ
12ヘリスキー4人で125,400ペソ
15分のフライト
1人39,700ペソ
10分のフライト
1人25,000ペソ
15分のフライト
13スノーモービルなし30分17,500ペソ30分7,000と12,000ペソ
14カイトスキーなし1回29,300ペソなし
15ベッド数5201,000280
161週間部屋代(最低、
ダブル、1人当たり)
633,270ペソ
(ハイシーズン)
775,390ペソ
(ハイシーズン)
658,900ペソ
(ハイシーズン)
17日焼けサロンなしなし10分7,200ペソ
18サウナ6,700ペソ5,000ペソ5,000ペソ
19マッサージ30分10,000ペソ30分10,000ペソ30分10,000ペソ
20女性ヘアカット12,000ペソなし3,000ペソ
21マニキュア12-18,000ペソなし5,000ペソ
22プール5m x 10,5m直径7m3つ、屋内は直径11m
23レストラン4つ7つ2つ
24映画3.5m x 3mのスクリーンなしなし
25幼児遊技施設宿泊客無料宿泊客無料宿泊客無料
26ベビールーム無料なしなし
27プライベート
ベビーシッター
1時間5,000ペソ
10時間31,350ペソ
なしなし
28事故発生時外科・内科の診療所
看護婦2名
医師のいる診療所あり医師、準医師在駐
救急車
29レントゲン写真代小人21,000ペソ
大人26,000ペソ
小人20,000ペソ
大人40,000ペソ
レントゲン施設なし
30足ギブス代40,000ペソ39,156ペソギブス施設なし
31開設年1949年1988年1997年
32標高2,850m3,025m1,600m
上記データはスキー場とそこにあるホテルの付帯施設の両方を列記したもので、 スキー場自体の付帯施設ではないものも含まれています。表内の価格・ 内容は予告無く変更になる可能性「大」ですので事前に現地にお問い合わせをおすすめします。 施設によっては宿泊客のみ利用可能なものもありますのでご注意下さい。 表内の価格はおおよその目安です。円価は今日のチリペソへGo!

各スキー場の詳細なガイドは チリスキーガイド(英語)へどうぞ。






トップページ 新着情報ご挨拶おくっち自転車の旅チリペソ為替
チリへ行く?色気より食い気サッカーワールドカップ ◆ スキー三昧
のりものだいすき小ネタ集日本の姿リンク集お便り紹介メールを送る




「チリもつもれば」は GeoCities無料HomePageの協力の下運営されています。