Sendai仙台を拓いた伊達政宗の兜…
食堂車の様子…
夜の11時30分を過ぎて仙台駅を発つ列車である。食堂車で“パブタイム”と称する酒が呑める時間も終了してしまっている…寝台に横になってとりあえず眠るだけであった。
夕食については事前の予約をしてコース料理ということになっているようだが、朝食は函館に着く頃に案内放送が入り、席に就いて頼むことが出来る仕組みになっている。

食堂車の朝食…
朝食は和風か洋風を選べるようになっていたが、和風の方を頼んだ…
よくホテルなどで、ヴァイキング方式ではなく、セットされたものが盆に乗って運ばれてくるタイプの朝食があるが、内容や雰囲気はそういうものに似ている。
和食の朝食を摂ると、時々思うのは「日本の人は“朝食は確り”という傾向」というようなことである。意外にボリュームがある…
食堂車というものが連結されている列車は限定されている。食堂車での食事という機会も稀だが、なみなみに注いだスープをというのでもない限り、列車の揺れなども気にならず、愉しく食事が出来るものである。

北海道の朝の日差しを受けて楽しむ珈琲…食後には珈琲か紅茶が付いている…
中身は同じでも、紙コップで飲むより、こうした陶器のカップで飲む方が少し美味く感じられるのは不思議だ…
好転に恵まれ、少しだけ見慣れた北海道の車窓が流れる…
眠っている間に静かに津軽海峡を越えた列車は北を目指す…

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