◆Nyanko氏のアリゾナ観戦記◆

掲示板等でいつも私をもてあそんでいます(笑)Nyankoせんせいが新世紀を迎えたばかりの2001年1月2日ここツー村においでになり、アリゾナバスケチーム観戦旅行に同行させてもらいました。
私のサイトはご存知の通りほとんどワイルドキャッツ一色。ここはサンズページを充実させるいい機会とばかりに、せんせいに今回の観戦ツアーの様子について半ば無理強いして一筆お願いしました(笑)。これにはキャッツの試合も含まれますが、メインはサンズということでこちらのセクションに設置です。
ということで、日本全国きってのサンズ申し子、Nyanko氏のアリゾナ観戦記です。


新年早々なんかありぞ〜な縦断的観戦記

サンズをこよなく愛するNyankoと申します。
ついに21世紀がやってきました。元旦の初詣で気合い一発ひいたおみくじは大吉「旅行:いまが出発の時」そうかそうか今が出発ね神様グッジョ〜ブ、ということで、早速正月二日から「♪西にはあるんだ夢のくにんにきにん♪」と歌いながらアリゾナまで行って来ました。以下アホっぽい旅行記でございます。皆さん歌いながら軽〜く読み飛ばしてくださいね。にんにきにん♪

◆人生最長の誕生日◆01/02/2001

妙齢の女性(ものは言い様)ですので伏せますが、1月2日は私の○歳の誕生日でございます。仕事がバタついて休みが思うようにとれない状況で、1/5の金曜日さえ休みをとればまとまった連休になる正月休みを利用して、恒例観戦旅行を企画してみました。
題して「新年早々なんかありぞ〜な縦断的観戦記」>長すぎ。しかもパクリ(笑)

てなわけで、正月からスッタカターとアリゾナ目指して旅立ちました。
いまが出発の時だって神様も言ってるし〜♪
なんせNBAもNCAAカレッジバスケもサボテンも愛してる私には願ってもないスケジュールだったのです。

1/3 クリッパーズ@フェニックス(SUNS)
1/4 Cal@ツーソン(アリゾナ大WildCats)
1/5 グリズリーズ@フェニックス(SUNS)
1/6 スタンフォード@ツーソン(アリゾナ大WildCats)
1/7 帰国

わはははは。魅惑のサンズ&キャッツメリーゴーラウンド状態♪右を見ればクリッフィー、振り向けばガードナー、回るキッド、跳ぶマリオン、頭上にウッズ、背後にユージーン(ぬおー!)
てなことで、ツーソンはアリゾナ大のeueちんを道連れに、フェニックス←→ツーソンを往復しまくるアリゾナ縦断スペシャルが実現しました。

昼頃大阪の伊丹空港を出て、成田から9時間ほどでLA着。乗り換えてツーソン入りしたのは同日の夕方でした。
皆さんはアリゾナ大のマッケイルセンターのフロアにペイントされているロゴをご存知でしょうか?Arizonaの「i」の文字がサボテンに模してあって、バックにはギザギザとした岩山、その後ろに今沈もうとしている大きな夕日が描かれています。ツーソンの空港に降り立ったらそこはまさにそのままの光景が広がっているのです。あんなすごい燃えるような落日は日本では絶対に見られません。瞬きするのが惜しいほどの神々しさを言葉にできなくて悔しいです。
アリゾナ名物SUNSET。一生に一度は皆様もぜひ!>だからサンズも沈むと言わないのが良い子のお約束。
久々の再会となるeueちんに迎えに来てもらい、ベトナム料理を食べつつよもやま話に花を咲かせ、こうして40時間ほどもかけてまた一つ無駄に年をとりました。
ついでに、誕生日なのだ〜と吹聴していたおかげで(恐喝とも言う)可愛いアリゾナ大テディベアをプレゼントに頂戴してしまいました。アリゾナ大の名将ルートオルソン氏の奥様で、旅行直前に亡くなられたボビーさんからお名前を頂戴しました。以降ボビーも一緒にツーソン・フェニックスを往復する事に(笑)
さあ明日からはノンストップでサンズ&キャッツ怒濤の4連戦。目指すは4連勝だ!

◆サンズ対クリッパ◆01/03/2001

いよいよ怒濤の日程が始まります。
まずは寄り道。みなさまサボテンはお好き?
サボテンはいいぞ〜〜〜。木に個性を見いだすのは難しいと思いますが、ひとたびサボテンを見れば、アナタも擬人化せずにはいられないはず。一本一本に妙〜に個性があるんですもの。
フェニックスまで向かう道中、サボテン好きな私のリクエストで、カタリナステイトパークに寄ってもらいました。お金持ちが多い地域なので、サボテンもお金持ちっぽいという聞き捨てならん話を耳にして、是非にとせがんで寄ってもらったのですが、確かにツーソン在住の子と比べて発育がいいし、一人づつのテリトリーが広いし、さりげなくグッチとか持ってるし(ちょっと嘘)灌木もあったりして、植物の種類が豊富なの。ウサギがいた〜などと騒ぎながら散策を楽しみました。
法則を探すのが好きな私は今回「サボテンは山が好き」という結論を導き出しました。ヤツラは山の斜面で歌ってたり踊ってたりしてるのが本業で、平地にいるのはだいたいが「連れてこられちゃった子」なのだ。
ゆえにマッケイルセンターのコートの絵に、サボテンと同時に山を描いてあるのはサボテン的にも正しい絵なのです。さすが本場だ。

早いものでサンズにはまって早9シーズン目、アメリカウエストアリーナに足を踏み入れてからは4年目を迎えましたが、観戦するにあたって、毎年ちょっとずつ冒険を試みています(私にとっては、というレベルですが・・・)
今年の冒険は「チケットを個人から買ってみよ〜う」でした。ticketmasterではなかなか出てこないシーズンチケットホルダーの席を、いわゆる売ります買いますコーナーで直接買ってみようと、慣れない英語メールをうってみました。恥はかきすて♪
話がまとまって一番困ったのが代金のやりとりでした。チケットマスターならカード決済ですむことが、個人相手にはそうはいかない。マネーオーダーの高い手数料を払うのもアホらしいし、PayPalも旅行前に登録が完了しそうになかったので、結局フェニックスに隣接するエリア、スコッツデールにある本人の事務所に行って直接チケットと代金を受け渡しすることに。
ということで、スコッツデールに到着してから電話をかけなきゃいけないはめに。
「練習練習♪」と冷たいeueちん(いきなり頼ってる私>笑)に涙ぐみながら可哀想な私はふるえる手で電話をかけました。プルルルルル。
「はい○○事務所です。なんとかかんとか」
「○○さんと話したいっすけど〜」
「なんとかかんとかなんとか〜?」
「・・・なんですと?」
何度聞き返してもよくわかんないし、本人に取り次いでくれない。焦ってeueちんにかわってもらい、無事ミッションコンプリート。
「ご用件はなんでしょうか?」
と言われていたのだった。な、情けない・・・(ーー;)
「アンタは何がしたいの?」と言ってくれなくっちゃだわ〜。ぷんぷん。
英語にも丁寧語があるというのが身にしみた昼下がり・・・今日も天気がいいなあ。ううっ。

無事チケットを手に入れた後はスコッツデールのショッピングモールに行ってきました。
eueちんそっちのけでSALEの文字に血眼になっていると、仕方なくたばこを吸いに出ていたeueちん(可哀想>笑)が店に飛び込んできました。
「オリバーがいるよ!」
「オリバーー?!何しとんねんヤツはっ!?」
ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんね。オリバーミラーとは、世間的には「太い方のミラー」と認知されているNBA随一のお笑い系巨漢選手・・・って言うか、元選手です。昨季サンズをカットされて以来、どうしてんだか消息が知れなかったのですが、そのオリバーが何故にスコッツデールに?!
ともかくサインだ握手だ話しかけてみるのだと二人で巨大なお尻を目指してダッシュしました。私たちの勢いに周囲の人たちが振り返りながら一言「なんだ誰かいるのか?ん?あれはフットボール選手か?」>確かにバスケット選手とは信じがたいプロポーションだから無理もないか(笑)
オリバーは予想通りのきさくなキャラで、私たちはサンズのイヤーブックに無事ぞんざいなサイン(ごめんオリバー)をして貰いました。体絞ってから出戻ってこいよ〜。

フェニックスはアリゾナの州都であり、アメリカ有数の大都市・・・のはずなんですが、いつ行ってものんびり&開放感漂う街です。空がパカッと青く開けていて、カラリとした空気に照りつける太陽が爽快な気分にさせてくれます。またアメリカウエストアリーナがとってもいいんだよ〜。駐車場はすべて建物内に隠され、アリーナの周囲はすっきりときれいにまとめられています。むきだしの駐車場はちょっとこわくて嫌いな私にはこれってポイント高いんです。再開発もいよいよ進み、昨季のプレイオフ頃はまだ工事中だったアリーナ前の区域にはハイセンスかつ暖かみのあるデザインのビルがすっかり出来上がっていました。アリーナができて成功するにつれて街がかわっていく有様を見ると、色々な都市がフランチャイズ誘致に懸命になるのも納得できるな〜という感じ。
ぴかぴかのBankOneボールパークが隣にそびえ、アリーナ前ではバンドが演奏し、サーチライトがアリーナから暮れなずむ空を照らします。楽しいところにやってきたっていう気分はいやがうえにも盛り上がる。こうでなくっちゃね!
まずはチームショップにGO!何をさておき昨季から大ハマリしているチーム仕様テディベアを探すと、いた〜〜!今季はちゃーんと#30クリフ・ロビンソンと#54ロドニー・ロジャースが登場してました。即買い♪いったいこのベアにいくら私財を投じていることか・・・>現在12匹ほど。なんだ少ないじゃん!

生観戦はいつでもワクワク。今日の相手は日本でもコアなファンを抱えるLAクリッパーズです。
一度は見てみたかった生オドム、個人的に興味のあるダリウス・マイルズ(なんか私が好きそうな匂いがするの〜くんかくんか>嗅いでる)去年お気に入りチームの一つだったDePaul大の中心選手だったQちゃんことクエンティン・リチャードソンと、魅惑の若手満載チーム。ぴちぴち〜。

サンズにも今季ドラフト外でQちゃんとチームメイトだったマクファーソンが在籍しているという事もあり、去年シカゴで購入したお気に入りのDePaulTシャツを着用してアリーナ入りしました>それがどーした?
サンズといえばオレンジ&パープルがチームカラーですが、今季少々イメチェンで、ペイントゾーンがオレンジからグレイにかわり、オレンジの色味があまりなくなっていて、オレンジ好きな私にはちょっと寂しい・・・などとキョロキョロしつつ、アップの光景を眺めます。
眉毛薄くてヌルッとした顔で好きじゃないわ〜、などと思っていたオドムが意外にハンサムでしばしの眼福。NBA選手って、現物のほうが3割増くらいでハンサムに見えません?身ごなしが妙にきれいで、試合中もついつい目で追ってしまいました。
フロアーの片隅では、インタビューを受けている選手の後ろを嬉しそうにウロウロするアホっぽくも愛らしい子供が・・・その選手の肩にアゴをのっけてみたりとちょっかい出して遊ぶ様子はまるで小学生。ダリウスは今が楽しい遊びざかりのようです。ほんまに子供・・・・。さっそく心のお気に入りリストに登録しました>オールスターでも他選手のインタビュー中に同様の場面が・・・ホントにキミはいつもそうなのね(笑)
Qちゃんもダリウスと一緒にチョロチョロとよく遊んでる。カレッジ時代のプレイが堅実で地味な感じに見えていたので、若手選手大見本市状態のクリッパでそのプレイスタイルは来るべきFAのときに損じゃないのか?と勝手に心配していたのですが(許せくりっぱファン)中身はとんだお子ちゃまとわかって脱力するのであった。トホホホホ。
クリッパ出身といえばサンズのドドニーことロドニー・ロジャース。当時の選手はあまり残ってないようですが、色々と話をしたりして、いつ見ても笑顔の彼はフレンドリーな感じでステキだ。

国歌斉唱からクリッパの選手紹介がはじまります。正月明けということもあってか、客席の入りはまあまあといった感じ。マキニス、Qちゃん、オロワキャンディ、マイルズ、最後にオドムが登場。暗転して、いよいよスターティングラインナップ登場です。
おなじみのテーマ曲、画像も去年から若干リニューアルして、いよいよハニーなチーム、サンズのスターティング5登場です。ひゅ〜ひゅ〜♪
「しょ〜んめぇりお〜〜ん」きゃ〜〜めりお〜〜〜ん!なんか変だじょ〜〜!
「くりすだどり〜〜〜」だーどり〜〜〜!
「くりふぉーどろびんそ〜ん〜〜」くりっふぃ〜〜〜!きゃーきゃーきゃーきゃー!!!>しばし行動不能。
「とーにーでるく〜」直前の試合で元チーム相手に52点の大爆発をやった直後だけあって、すごい歓声で彼を迎え入れるファン。でるでる〜〜!
「じぇいそ〜〜ん、き〜〜〜っど」大将ーーーーーーー!!!今日も頼むで〜!
「コーチすこっとすかいるず」スカちゃーーーん!
叫んだ後はビールがうまい。ぜーぜー。

言っちゃあなんだが1月はじめの頃のサンズはまだまだ強かった。夢と希望に満ちあふれてた(鼻血)
キッドはNBAの優等生だったし、ペニーは2〜3試合のうちには戦線復帰予定だったし、クリッフィーだって元ブレイザーズというダークサイドの人間(許せブレイザファン)である事を皆忘れてた。去年の阿鼻叫喚を忘れてしまいそうな、のどかで平和なひとときだったのね。しみじみ。
というわけで、言っちゃあなんだがクリッパなんぞに負けるいわれはないのだオラオラオラ〜と高飛車な気分で見始めた試合でしたが、相手の長所もちゃんと引き出す気前の良さ(うぐぐ)は今年も健在でした。
追いつ追われつの展開で、実に観客の気をもたせるサービスっぷり。今季クリッパにはすでに一度コロッと負けているうえに、西側下位チームには妙に真っ向勝負で打ち死にしたりするサンズのこと、ちょっと心配だよなぁ〜と気をもみながらの観戦です。うぎゃ〜またオドムに3決められちゃったよ、ちぇ〜なんか格好良いよね〜オドム。マッキニスって結構良くない?あれ、Qちゃんいつの間に引っ込んじゃったの?あー、あれってオロキャンだよ忘れてたよオロキャンってクリッパだったんだ、そんなのもう忘れてたよ、などと、eueちんとしゃべくりながらの観戦。放送が少ないために見慣れない選手が多いんだもの。クリッパウオッチングはじつに楽しい♪
サンズといえばアリーナの演出が小洒落てるのがちょっとした自慢のチーム(と私は絶賛してるのだ)なんですが、最初のタイムアウトのときに、直前の試合でデルクが古巣サクラメント相手になんと52点の大活躍をした彼のハイライト映像を要領よく流してくれました。(試合には結局負けてるんだけどそれはナイショでデルクハイライトのみ>笑)ま〜スコンスコンと決めること決めること。大歓声と拍手にこたえ、デルクがやや気恥ずかしげに、でも誇らしげにコートに戻ってきます。やっぱり最初に元のチームと対戦するっていうのは、特別な感慨があるんだろうな〜。

そこで予想外の大活躍をしたデルクの、なんというか、反骨心というか、気概が非常に頼もしく感じられました。(かつてバークリーが移籍後最初の対サンズ戦で33rebだかをマークした時に、複雑な心境ながら、一つ区切りがついたような気になれたことを思い出しました。なんかそれがかつてのファンとチームへの礼儀って感じがしない?)ホントにいい補強だったと思うわ。ウチのCEOと社長は毎年いい仕事してくれてファンとしてはしみじみ幸せ♪>とはいえデルクもここまでプレイングタイムを貰えるとは思ってなかったでしょう。こ、今年こそ、こんなつもりじゃなかったのに・・・(吐血)
さて試合はまさに一進一退、サンズのわずか4点リードでハーフタイムを迎えます。タバコ吸いに行こうということで、アリーナの外に出るときに、係りの人が手にポコペンっと押してくれたスタンプはニコチャンマーク♪なんかいいよな〜ちょっとしたとこが愛らしくて。テキサスあたりじゃ絶対に無い発想でしょ。
3Qはくりっぱ爆発。もう走る走る、シュートの思い切りもよくて、実にすがすがしいオフェンスを繰り広げるクリッパはとても魅力的なチームでした。オドムの動きがまた実に美しい。洗練されていて判断が良いのですが、狡っこさはあまりなくて、なんというか、実に優雅な感じ。ハデハデしさもないのに、スターの風格たっぷりでした。もう大絶賛。
とはいえ選手層の豊富さ(怪我人の層も厚いが・・・)サンズはそう簡単には引き離されず、結局押せ押せな印象のわりには前半のビハインドをひっくり返ししただけのタイでファイナルクオーターを迎えます。
やはりサンズはわずかに地力が上回るようで、僅かながらのリードを保ちつづけました。圧巻だったのがググリオッタで、勝負所で立て続けにOFFリバウンドをもぎ取り、薄氷のリードを守り抜く原動力となってくれました。今日のプレイオブザゲームはこのOFFリバウンドだよねぇ、と二人して絶賛のプレイでした。グーグスはこの試合非常に好調で、へなちょこセンター陣がベンチを温める中、センターの位置に入り、判断の良いプレイを披露しました。昨年3月の渡米のとき、グーグスはホントに素晴らしい働きをしていて、ああやっぱりグーグスがいて良かったなぁと堪能してアリゾナを離れたとたんに、あの悪夢の事故が起きたのでした。あの時すでに、今に至るサンズのターンノーバー誘発型ディフェンスは完成の域に達していたので、あのままググがいて、キッドも健康のままでプレイオフを戦いたかった・・・という悔しい気持ちを禁じ得ないのですが。
あとは逃げ切りと思いきや、残り30秒をきったところで、クリッフィーが痛恨のTOをおかしてしまいます。なんだかんだで点差は3点。なんだか張り切るパイコウスキー>ヤメテクレ〜。
3ptを爽快なほど無茶打ちするクリッパ相手にそんなお膳立てをしてどうする〜〜。ところがパイコウメン(食べたい・・・)は同点のシュートを外してしまい、ボールはお約束のようにキッドの手の中に吸い込まれました。ようやくファウルゲームへと雪崩れ込みます。これまたキッドさんがFTをきっちり決めて、これにて逃げ切り完了。ああ面白かった♪

@アリゾナ全勝計画。まずは先鋒○。次のターゲットはカリフォルニアだ!

つづく



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