この日の朝も、亮ちゃんが一番早かった。なんと、一人で起床、インラインスケートの朝練に出かけていたのでした。いよいよ合宿らしくなってきたぞぉ(笑)。亮ちゃんは更に、すっかりお気に入りの K-Mart で食パンやら缶詰やら紅茶やら、と朝食の準備も仕入れてきてくれました。みんなはだらだら明け方まで起きていたのだけれども、亮ちゃんはきっちり早寝だから元気元気(笑)。ボーっとしているみんなのために、缶詰ビーフも焼いてくれました。

今日の計画は、まずはエドッコさんのところでおそばを頂いて、それからユニバーサル・スタジオに。というわけで、おひるごろにみんなの支度も整って、地図を片手にエドッコさんのお店を目指して出発しました。天気は日増しによくなってきているようで、今日は昨日よりも日差しもきついし暖かい。そんな中、どこをどう走ったのやらよく判らぬままにエドッコさんのお店を発見。ぞろぞろと中に入ってゆきました。

エドッコさんも、msn.で知り合ったお友達です。お店でメニューを頂いているうちに奥から登場、にこにこと温和で優しそうな方でした。こっちは勝手にIDや今までの掲示・メールのイメージからいかにも江戸っ子風の何というか職人さんのようなタイプを想像していたものですから、その落差に勝手にびっくり(笑)。あ、でも、奥様は江戸っ子っぽかったですねぇ。ちなみに私は冷やしたぬきうどんを頂きました。久しぶりにおうどんなんて食べたので嬉しかったぁ。

そのままついついだらだらと過ごし、時計を見て慌てて出撃。結局みんなの昼食代はエドッコさんに奢っていただき(感謝)、お店を後にしました。ここからユニバーサル・スタジオまでのわずかな距離はまた私がキャディラックを運転。今回は、真っ昼間の上にペースも遅い町中で、昨日よりも車幅にも馴れてきて楽なものです。都築さんの指示にしたがって走り、30分ほどで到着。駐車場はかなり混んでいて、こんな時間でも・・・という感じでした。何しろ、着いたのは間もなく4時になろうという頃だったのですから。

取りあえずチケットを購入、こんなに遅くに入るんだから割引があってもいいのに・・・とぶつぶつ言いながら正価を払い、入場するや否や場内マップを片手に都築さんがイベントのタイムスケジュールを確認、何しろ数え切れないほどここを訪れているのですから、とお任せ状態でまずはまっしぐらに”バック・トゥ・ザ・フユーチャー”に向かいました。

それにしても驚かせられるのは、真理子ちゃんの歩みの早いこと早いこと(笑)。猛烈な勢いで突進してゆくのですね。最初は「そんなに急がんでも・・・」と思っていたのですが、どうも様子を見ているとこれが普段のペースらしい・・・(笑)。彼女に一生懸命くっついていって(笑)、アトラクションの入り口に辿り着きました。ここは実に上手く列が作られていて、列自体もそれほど長くもなく、また動きもなんとなくスムースで詰まらないように移動してゆくので待ち時間がそれほど長く感じられません。実際には結構な時間を、入り口に向かって巧妙にとぐろを巻かれた迷路のように張られたロープにそって歩いてゆくわけですけれども、慢性的に入り口が視界内にあることも手伝って、さしたる時間を感じさせないのですね。この辺の作りは見事としか言い様がない。やがて、それでも1時間少々も待った頃にようやく中に入り、8人乗りのデロリアンに乗って、設定されたゲーム=映画で悪役だったビフが乗って逃げるオリジナル・デロリアン(タイムマシン)を追って追突すること=がスタート。眼前に広がる巨大なスクリーンに展開される映像がサウンドや効果的な車体の振動とあいまって嘘のようにリアルな感覚で体験させられます。かなり近いものが、お台場のジョイポリスというセガのアミューズメント・パークでも体験できますが(こちらは後ろ向きに動いたりするので酔いそうになるあたりある意味ではもっと強烈)、ソフトウェアそのものの出来がこのユニバーサル・スタジオ版の方が遥かに強烈で楽しめました。力が思わず入っちゃった(笑)。並んだ価値のあった遊びでしたね。

次いで、スタジオ・バックロット・トラム・ツアー。無軌道のバスに乗って、実際に撮影が行われたスタジオなどをめぐるツアーです。ここもしっかり1時間は待たされましたが、それなりの価値のある楽しいツアーでした。こうして改めて多くの作品群に触れると、やっぱり財産はソフトウェアだということをつくづく感じますねぇ。どんなにハードの仕上がりがよくたって、ここのように過去のこれだけの資産がなければ、こういった楽しみ方はできないわけですからね。映画好きにはいろいろと追体験もできるわけで、その意味でも楽しかったぁ。

トラムが一回りして戻ってきた頃にはすでに日も落ちてすっかり真っ暗。スケジュールを確認し、待ち時間の状況などから、次はジュラシック・パークに進みます。こいつは場内に設定されたジュラシック・パークの川の上をボートに乗って流れていくというアトラクションで、並んでいるとみんな、濡れてる濡れてる(笑)。最初は「濡れる人もいる」くらいに考えていたのですけれども、とにかくぐしょぐしょになっている連中が何人もいる(笑)。真理ちゃんは「うげ〜」と恐れつつも「かろうじて白くないTシャツ着てきてよかったぁぁ」と身構えています。何しろそれもそのはず、昨夜から散々「ビーチに行くぅ」だの「水着ぃぃぃ」だのと野獣どもがごねていたものですから(笑)、濡れることを極度に警戒していたのですね。けれども、先ほどのトラムではすっかり都築さんにだまされて見事に濡れる方のサイドに座らせられ(笑)、徐々にその方向に引っ張られていました。

そして、順番が来て・・・何という偶然かあるいは天がわれらに味方したのか(笑)、ボートの最前列に5人がならんで座ることになりました。これではぐしょぐしょになることは目にみえています(笑)。覚悟を決めてボートに乗り込み、静かに滑り出す流れに身を任せ・・・・すでに寒い(笑)。何しろすっかり日が落ちてしまっているので、やたらに水を使っているここは寒い。おまけに、流れ出して間もなくあちこちで恐竜がばしゃばしゃやって水がかかったり(笑)、映画の通りに潰された車が上から落ちてきて水面を叩き、ざっぷりと水をかけられたり(笑)。もうすっかりぐしょぐしょで寒さに震えているところに最後のイベント、ジェットコースター的急降下で水の中にダイビング!・・・・・・ああ、目も当てられないくらい見事にびしょびしょになってしまったのでした。ボートの両端にいた真理ちゃんと亮ちゃんはずぶぬれ状態(爆笑)、ジェットコースターの苦手なぼくは必死にしがみついていたお陰でかえって激しく水を浴びちまってこれまたぐしょぐしょ(笑)。とにかく寒い!というわけで一同あまりの寒さに震えながらバスルームに駆け込んでからだを拭い、更にレストランに移って飲み物で体を温めたのでした。

しかし閉館時間も次のイベントも迫ってくるのでいつまでもぐずぐずもしてはいられない。次は、”バックドラフト”です。ここも都築さんの指示通りに最後列に並ぶと、解説や映像が続いた後に移動するスタジオでは最前列に。実際の火事を演出するような火と油を大量に使ったアトラクションで最後には一気に爆発的な風圧で吹き消し、次いでにこちらの濡れぼそったカラダも暖まったのでした(笑)。ここはなかなか強烈な迫力で、あまり期待していなかった上にまったく並ばずに入館できたのですが、強烈な迫力なのでした。この映画、まだ観ていなかったんだ・・・今度借りてこなくっちゃ。

移動の途中で亮ちゃんがお土産用の1¢コインの記念硬貨を制作。ここから再び会場上段に戻ります。この長ーい階段(エスカレーターにして4本分)を、なにを思ったのかいきなり真理ちゃんが駆け上がる!と、付き合いのいいシードと亮ちゃんが後を追いました。都築さんとぼくは冷静に「途中でバテる、きっとバテる(笑)」とエスカレーターに頼りましたが、若者3人はきっちり上り切ったのでした・・・上では結構疲れていましたけれども(笑)。そういえば、真理ちゃんは下りのときも1本分だけだったけど突然走ったんだよなぁ・・・(笑)。

本日最後のアトラクションは、”ウォーター・ワールド”です。この映画もぼくは観ていなかったのですが、とにかく今ユニバーサル・スタジオでは目玉イベントの一つですから逃すわけにはいきません。入り口で開場を待ち、これまた濡れるアトラクションなのでその部分を避けて(笑)座席を確保。アトラクションが始まるまでの間を持たせる出演者のおにーさんの演出が上手く、それを楽しむうちに始まりました。これはこれまでのような「自分が体験する」アトラクションというよりは、お芝居を見るような感覚だったのですが、何しろ見事なテクニックのジェット・スキーヤーと(我々は「濡れるぞ」ゾーンのすぐ外側にいたのですが、軽い水飛沫程度で事実上本当に濡れなかったというのに、ゾーン内はぐしゃぐしゃに濡れるまで水を跳ね飛ばされていました)、派手な花火とに圧倒。十分に楽しんだのでした。

それにしても相変わらず寒くて仕方がないので何かしら着るものを・・・とキャラクター・ショップに駆け込みますが、すでにクローズの時間が近づいており入り口近辺のお店にしか入れない状態。案の定価格も高く、結局貧乏なぼくは断念。亮ちゃんがいくつかお土産を、シードは自分用にロゴの刺繍の入ったGジャンを購入。シードのGジャンはなかなか似合っていた上に、刺繍代を考えるとそれほど高いというものでもありませんでした。Tシャツやトレーナーの類の方が結局高く付くのですねえ。

お昼から何も食べないまま遊んできたので、10時になってしまったこの時間には一同空腹。しかし、遊園地の閉館とともに近辺のレストランは軒並み閉店で、結局みんなで寒風吹きすさぶキャディラックに乗り込み、がたがた震えながら都築邸の近くのドライブイン・ファストフードでバーガーとなったのでした。みんな震えながらやたら厚着をしていたので、お店のおねーさんが不思議そうな顔をしていたぁ(笑)。そうそう、この日はぼくもしっかり都築さんのコートをお借りしてきていました。でなけりゃ、寒くてとてもじゃないけどやりきれなかったと思います・・・(笑)。そのまま帰宅、コーヒーで暖まりながらそれぞれ夕食をほおばり、またもうだうだと語り合ううちに夜はふけてゆくのでありました・・・。そうそう、もちろんこの日も一番最初に寝付いたのは亮ちゃん(笑)。ソファーで爆睡体勢に入って写真撮られていたのはシードなのでした(笑)。都築さんはこまめに写真をホームページにアップロード。それにしてもほとんど寝ていないなぁ・・・(笑)