そして彼らの転機とでも言える4作目 「INTO THE PANDEMONIUM」を発表。
前3作を軽く越すセールスを残し、バンドの個性を確立し、4人目のメンバー、ロン・マークス(g)を加入させる。
しかし、アメリカン・ツアー中に突然解散。
1年後に再結成というどたばた劇を展開する。
以前よりくすぶり続けた、NOISEとの印税未払いなどによるごたごたがここに来て爆発したからだった。
再結成は、トーマス・ガヴリエル・ウォリアー(vo,g)(「INTO THE PAENDEMONIUM」)以降こう名乗っている)とオリヴァー・アンバーグ(g,vo)、カート・V・ブライアント(b,vo)、
そしてオリジナルメンバーであったステファン・プリーストリィ(ds)の4人組となった。
早速、プロデューサーにトニー・プラットを迎え、'88年5作目に当たる「COLD LAKE」 を発表、セールス的には振るわなかった。
確かに、今までの彼らとは少し毛色の違った、コンパクトにまとまったHMが聴ける。
だが、ここに来ても、メンバー難は回避されず、アルコールとドラッグでコントロールの効かなくなった、オリヴァーが解雇されたが、トムは後任を入れず、
そのまま'90年、6作目である、「VANITY/NEMESIS」 を発表。
その直後、マーティンが復帰し、カートが、 g に転向。'92年にベスト盤、「1984-1992 parched with thirst am I and dying」 を残し、音信不通となる。
彼らは、ブラックメタルに多大な影響を与えたバンドではあるが、私は、テクニカルスラッシュを打ち立てた、「INTO THE PANDEMONIUM」 以降が、好きだ!
ヘヴィ、スピード、アグレッシヴ、ドラマティックと言うことなし!でも、マニア向けだね。(笑)