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北アチェ県タナ・パシール郡 第2回訪問(2005年3月31日−4月1日 訪問)

今回は、前回訪問地での今後の方策・実験の具体的な話し合いが主目的でした。いろいろな方のご指導で、EM活性液をおもに利用すること、生有機物を田圃に敷き詰めてそのEM活性液を散布する方法をまず試していくことになりました。前回訪問時、試験用地を2000平方メートルでやってみようということになっていたのですが、(1)生有機物を集めることが現状では困難な状況にあり、また、(2)家畜が全くの放牧状態ということもあって試験地の周囲を防柵しなければならないという2つの理由によって、用地のどれだけを試験利用するか、現場の農家の方の判断におまかせすることになりました。

当地は現在乾季です。1月以降はほとんど雨らしい雨がなく、海からの堆積物もひび割れしている状態でしたが、4月の声を聞くころから、少し、雨が落ちてくるようになりました。本格的な雨季は9月から。例年は8月に田植えが始まるそうです。それまでの間に、EMの効果がはっきりと認識され、全田圃での実施にこぎ着けられるように願っています。

もちろん、津波被害に遭っている農地はここだけではありません。すでに連絡の取れている別の地域の人からは、いつ話し合いにこれるのかと、首を長くして待たれている状態でした。今回、そのお宅に立ち寄ったら、残念ながら、その方がお留守。シグリというところが実家です。灌漑設備も整っているらしく、条件がまた違ったところでの適用となります。近いところでの実験結果を待ちたいという気持ちが強いのですが、何が最善なのか。これまた手探りの状態です。

この村には、この周辺で最大規模の被災者向け仮設住宅が建てられていました。1年から最大3年ほど、それぞれの自宅建設ができあがるまでの居住地となります。私たちが訪問した4月1日に入居予定だったらしいのですが、どこかで手続きが滞っていたのか何なのか、ともかくこの日の午前中は、誰も現れませんでした。ぼちぼちと、というところでしょう。


今回かかった費用(3月31日〜4月1日)
援助物資
 EM1リットル入り60本:960,000ルピア(16,000X60本)
 試験用地耕作費用:500,000.ルピア
 小計:1,460,000.ルピア

交通費関係
 レンタカー:1,003,500.ルピア
 小計:1,003,500.ルピア

宿泊費・食費等
 宿泊費:230,000.ルピア
 食費: 139,000.ルピア
 小計:369,000ルピア

合計2,832,500.ルピア

(update: 2005.4.13.)