システム評価後の学習者画面の例


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まず、途中計算式の評価について説明します。

この図は、本システムの利用者が、因数分解(x6-1)に対する計算過程を途中計算も含めて入力し、評価を求めたときの画面例です。
この学習者画面から分かるように、本システムでは、学習者の計算過程を、画面モード等によってシステム側から制限することはありません。計算過程において、「次はx3-1 を更に因数分解しなさい」などというような指示は、全く出ません。学習者は、フラットな複数列の入力フィールドを自由に使って、各自が必要と考える詳しさで途中計算式含めながら、計算を進めることができます。

システムは、学習者が自由に入力した数式を一行ずつ評価し、入力行の横にコメントを加えます。学習者は、納得するまで何度でもシステムに評価を要求できます。したがって、学習者は、それぞれの理解に応じて学習できます。例えば、理解度の低い学習者は、前の式からの変形が少ない途中式を多数入力し、システムにそれらの評価を求めることにより、計算を誤った場所を自力で見つけだすことができ、また、理解度の高い学習者は、途中式をある程度省略して済ますこともできます。


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