問題点と今後の課題


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  1. ユーザインターフェイスの改良
  2. 出題分野の拡大
  3. 学習履歴のフィードバック法
  4. 授業での利用

最後に、本システムに残された課題のうち、重要なものを挙げます。

最大の課題は、ユーザーインターフェイスの改良です。自由な数式入力を許容するとはいえ、1次元的に表示された数式は、紙上で使う数式と外見が異なりイメージがわきにくく、キーボードによる数式入力もミスを生じやすいのです。数式を2次元で表示し、かつ、使いやすい数式エディタを実装する必要があります。

第2の課題は、本システムを利用した学習者の理解度を評価する方法の確率です。現在は、最終解答に達したか否かをフィードバックしているのみですが、さらに、学習者の理解度と関連の深いパラメータがないかどうか調べています。

 第3の課題は、適用分野の拡大です。具体的には高専の第一学年で学ぶ、分数式の簡単化、方程式、不等式の解法、電気工学で重要な指数・対数関数、三角関数の演習支援にも、早期に対応させたいと思います。

最後の課題は、授業での利用ですが、これには、サーバーの処理能力がかかってきますので、どちらかというとお金の話になってしまい、上の3つの課題をクリアしても、実現できるかどうか、この場では言いづらいものがあります。


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