第26話:飛び立て13人!
「生きる為に」
全ての準備が整い、打ち上げのカウントダウン開始。その時、
先日の戦闘で追い返していた敵(紫のARV・ジャーゴx3台)
がついに打上所に迫る。やきもきする老夫婦を尻目に、マルロとルチーナは言う。
「大丈夫だ」と。いつも彼らは帰って来たから、と。
苦闘するロディとバーツの前に、
どんぴしゃそれを助ける為にトラックで爆薬を運び、敵にしかけるスコット以下。
最後のバイファムの一撃で、敵は全滅する。
息をつく間もなくあと5分で打ち上げ、その時老夫婦は言う、
自分達はこの星に残る、死ぬ為でなく、生きる為に、と。
そして子供達は再び宇宙に、そして故郷「ジェイナス」へと帰還し、
旅の終着点目指して出発した。両親のもとへ。
という、最終回でした。
ここに来てようやく及第点な作りをしてくれます。
各所でしっかりと納得のいく回でした。……ですが、最終回なのだ、
と特別な目で見ると、やっぱりこう、落第点な訳ですが。
(だって、”総決算”という感じがまるでないんだもの。
もともと決算するものがないんだからそれを求めるなと言われると弱いけど。)
ククトのマシンをハックして打ち上げる訳ですが、
敵が来たから一旦停止させようというと
「無理です。リプログラミングに時間が」とか言ったりする、
あの「ククトの機械はコンピュータ仕掛けすぎて融通が効かない」
パターンをしっかり踏んでくれるし。
子供達だけでコンピュータと対話しながら準備を進めるってのもそうだし。
スコットがここに来てようやく偉そうになってくれたし。
実は、戦闘ってのはロディ&バーツだけ、RVだけでない、
それなりの手段をつくして全員でやるものだというパターンもしてくれたし。
(しかし、だ。以前シャロンだかがバズーカで敵の船を撃ち落としたが、
なんで同じバズーカがジャーゴにあたっても効かないのだ? 謎)
バーツとマキがベタベタな関係になったのは(と私には見えた)
ちょっと不満かな。
最後のジェイナスに帰ってからの再立ち上げみたいなシーンが
全然なかったのも不満かな。
じいさん達との別れ、というか、彼らの残る意義みたいな所も唐突でしたか。
撃ち落としてしまった敵ARVに乗ってたパイロットの死について、
とかもなかったですね。
ま、なんにしろ、これで外伝は終った訳です。
合掌。
それでは、来週をお楽しみに(笑)
★更新予定・未定。正規バイファムが続きになるかと思ってたんだけど、
なんか、来週からはデビルマン・レディーだそうで……どうなるんだ?★
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