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1ファンのザレゴト
「銀河漂流バイファム13」を勝手料理する
:
1
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2
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:
まぢめにバイファム13について
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13ではないバイファムについて
:
「銀河漂流バイファム13」。
ファンにとっては、というか、私にとっては、 まあ色々と言いたい事の多いお話。(笑)
本編とは少しそれるのですが、こんなんも書いてみました。
という、そういうのを集める予定のページです。
関連リンク
元祖家元サンライズの
バイファム13ページ
上村さんの
VIFAM diary
まあ、なんか色々
第1話:俺の設定する”正しい”『銀河漂流バイファム13』
「あの13人に。」
上村さんが、
某所において
「VIFAM 2088」
なる企画を立案。
やあ、これは面白い。なんとも力の入った、ファンらしい感覚と実行である。
ファンである所の人々が多かれ少なかれ思っていた事、 やりたかった事を、見事手間をかけてやってくれたのでは、と私見する。
大きなこども(笑)自覚者として、私もチャチャを入れて楽しもう。
(余談:現行新作を「お手軽企画」と批判するのも、うまいものいいである (笑))
「VIFAM 2088」について:
つまり、あるべき「バイファム」の新作とは、こうではないのか? というものを、設定、話、ともにかなり詳しく作り込んであるという品物です。
嘘か本当かは御自身の目で確かめて下さい。
作られた「世界」について。
かなりシビアな、というか、ありそうな歴史展開である。うまいなあ。
だが、私の好みからいくと、30年経ってるのは経ち過ぎ(笑)
一週間だとか、OVAにあったような数年の単位では「新作」を語る (だいたいその航海の中間の時なんてのも反則だよな。ハナから「番外編」 であって「新作」じゃないっすよ)のは駄目にしても、 30年も経たれては背景(世界)とプロット(13人の子供) 以外に共通性がない。 そのプロットこそが「バイファム」だというのかもしれないが、 私としては、それだけでは十五少年漂流記だってなんだってそうなわけで、 「バイファム」の名を冠して作る必要がそもそもない。 「魔法少女モノ」とか「戦隊モノ」とか分類されるような意味で 「バイファムモノ」が見たい訳ではないのだ、少なくとも、私は。
そう、私が見たいのは、「あの」13人であり、「よく似た子供達」 ではないのだ。いや、「よく似た子供達」も見たいんだけどお、それだけじゃヤ。 ていうか、繰り返しになってしまうが、「バイファム」を冠するなら、 「あの13人」が出てないとその名の必然がないのだ。奇しくも、知人Kが 「俺はアムロが(チョイ役ででもいいから) 出てる作品でないとガンダムとは認めん」というのと同じかもしれぬ。
以上を踏まえて、 私の出す「新作」への追加条件は、
(1)「あれから13年」が作中で経っている事(笑)、と、
(2)「あの13人」が出ている事。
年月の方は5年〜15年ぐらいまではフレキシブル。ただ、 メンバーの大半が30歳を越えていると、ちょっと。 「あの少年達がぁ」っていう、なんというか、幻滅みたいなのが入っちゃうからね。 すいも甘いもかみわけて、でも、まだ冒険できる年齢であり、また、 冒険してしまう年であって欲しい訳ね。
そして、ロディだけと言わず、全員を準レギュラーにしてしまっていいと思うぞ。 13人は確かに「普通」に暮らしているだろうが、 だからと言って彼らが地球に引っ込んでしまったか、といえば話は別だ。 そもそも家族ぐるみで他恒星に移民するような家庭が地球に出戻れる訳がない。 戦争中はともかく、それが終ればまた”帰って”いくに決まっている。 いや、半分の家庭は「もうこりごり」と言うだろうが、 成年に達し扶養家族に縛られなくなった彼らが、 それと同じ感情を持つかどうかはおおいに疑問。
「もう一度アイツに会いたい」
「もう一度あそこをこの目で見てみたい」
「もう一度……」
そう、そう簡単に捨てられる”世界”ではないだろう、彼らにとって。
(いや、わしにしても、なんだけどさ。こんなふうに(爆))
全員は無理にしても地球在なのは、まあ、3人くらいですか。
でもってですね、そうして彼らが「普通」をして、「日常」をしてる世界で、 またも戦争が起きる訳ですよ。となれば、 子供の目線よりは一段高い世界でではありましょうが、 やはりドラマがそこここに生まれる訳で。 主人公はもちろん新しい子供達、でしょうが、そん子供達の背景、 バックグラウンドノイズ達として、これに勝るもの、 つまり「あの13人」の大人の生き様に勝るもの、 はないのではないでしょうか。
あ、そだ。主人公となる子供達の1/3ぐらいのメンバは2世ども、 なんていうのもいかが?
30年を15年に縮めるにあたっては、う〜ん。
各イベントの時間を早回しにするか、幾つか省略したり組み直したりするか。
示されてた「世界」は非常に私の好みに会うもので(ちょっと辛口かも、 好みよりは)、そのシチュエーション的に文句はない。 これでぜひ行って欲しい。
「3クール+1クール」の1クール分の企画だが、 一旦手違いで別の惑星に行ってしまう事にしたらどうだろう?
本家13人はクレアドからベルウィックに行き、そこからタウトへ、 果てはククトへと「漂流」する訳だが、 そういう「場あたり的に流されてしまった」な感じで。
クレアドの地表をはいずってるうちに、捕まるか、保護されるかして、 ベルウィック(安全地帯)に半分強制的に送られて、 その航海をそれなりに助けて、 でも実は素直に送られっぱなしにしてる気はなくて、 ベルウィックで暫くウダウダしてたなあと思ったら、 すかさずハイジャックかましてもう一度自力でクレアドへ、 イベントの渦中へと戻っていく。
ほら、こうしたら「宇宙漂流」だし。
乗る船/かっぱらう船は「ジェイナスII」とかだといいな(笑)
そう、マシンの方も、 予算の都合とかからあんまり最新式ってのはクレアドには来てなくて。
(最新技術がククトの方に流れるのは困る、とかいう、 戦争時代な思想がいまだ強かったりで配備されないとか?)
必然、お古だったり、「○○改」とか「○○III」だとかいうRVが多かったり、 新型とは名ばかりで、半分以上旧式の(つまりバイファムのだ) 部品と互換性のあるマシンだったり。
13人はどんな大人になっているだろう。
カメラマンロディと一緒に一行は地球軍に捕まったり。
そこにケンツが居たり。実はロディとケンツは大人の喧嘩(戦争に対する姿勢で) の真最中で、そこのけに仲が悪かったり。
ケンツは子供達にやさしくてチョコレートをあげたりするけど、 逃げようとすると本気でためらいなく撃ったり。
スコットはサラリーマンしてるけど、その日常にも「軍需物資の売買」とか 「向うを優先で回すからそっちは後回し」と割りを食わされてたりとか、 やはり戦争の影が落ちてたり、それをこっそり帳簿いじって、 少しでも平和な方に優先順位をふり直していたり、 クレアがなりゆきから政治家とか小グループのリーダーとかしてたり、 戦場じゃないけど地球ほど後ろの戦線ではないポイントの病院で ペンチが看護婦をしていて、戦争を(退役負傷軍人とかから)透かし見ていたり。
やっぱりバーツはバリバリにホコリにまみれてやくざな事していたり。 で、彼は無条件にロディを助けるだろうな。
ふとどこかの人里離れた工場によってみると整備屋ジミーが居たり、 そこでなんとか旧式バイファムを整備したり。
カチュア。あれはどこで何をしてて出てきても、うんと納得するな(笑)。 オールマイティーカードだ。
マキは大学院生(比較文化学か、でなければ考古学か?)とかしてたり、 戦争が始まってからわざわざクレアドくんだりまでやって来たり。
ふつーのおねーさん、又は世話やきおばちゃんやってるシャロンに、 ばったりどこかの町で会ったり。
マルロとルチーナがハイスクールライフを満喫してたり、 学生運動に参加してたり、学徒動員されてたりしてもいいな。
意外とフレッドはしっかり者に成長してそうだぞ。コンピュータオペレータか プログラマ、その辺の開発屋か便利屋になってそうだ。で、 どこででも軍は絡み、どんぴた軍事開発に関わってないにしても、 その周辺になってしまってて、自論なりの抵抗を見せていて。
(以上、
上村さんの予想
は全く見ずに、自分なりに考えてみました。 でも、かなりイメージの重なっている部分ってあって、なんか納得(笑))
うん。そんな感じ。
この新作(笑)に寄せる私の期待は大きい。(笑)
第2話:『異星漂流アーティファム』へ
「新しい13人に。」
全国一千万のバイファムファンが待っていた上村さんのバイファム企画 が正式名称決定とともにリニューアル。 その名も 「
アーティファム
」 な訳で。
とりあえず思いつくままにメモ。
機械面。
新マシン「アーティファム」とは、どんなメカであるのか、という考証から。
方針としては
1)無理矢理でもバイファムサイズを引っ張り出す。
2)ダウンサイズしたものを作る。
結局このいずれかしかないだろう。
そこを分けるのはひとえに思いの深さのみ、と思う。 所詮はどこまでいってもファンのファンによる企画だし、アニメだし、って事で、 妥当性とか科学技術性よりもそちらが優先というか、 それしか選択基準がないだろう。
1)無理矢理でもバイファムサイズを引っ張り出す。
の場合は技術的な捻りは不要。
30年の間に基礎となる技術、及び、 運用における思考がたいして変わらなかったとすればいいだけだ。
ただその場合、 危惧される様にそのサイズの大きさというのが非常に問題になる。
ここで選択枝。
1:どうやってか一緒に持ち運ぶか、
2:旅先旅先だけで入手するか、
のどちらかという選択になろう。
1:の場合は、やはり「敵にみつかる」 の部分に目をつぶる/別の理屈をつけるかして、トラックによる運搬になる。 エルガイムっぽくって、それはそれでいいのではないだろうか。 バイファム後半、結局バギーとトラックで移動してた時期があったし。
あえて理屈をつけるなら、地表におけるそういう小物体の移動、というのに、 政府は気をはらわない、という事ではなかろうか。 大規模なゲリラ拠点と思える所とかなら探索するだろうが、そうでない所は、 いちいち捜査なぞしないだろう、と。見つけても、 まあ、ちょっと大きめの野菜トラックが走ってるなあ、とか思う、と。 ゲリラ拠点近辺で動く回の時には、 まさしくゲリラの存在自身が逆説的に隠すのを手伝うだろう。 「木の葉を隠すには森の中」である。
2:の場合は、マシンのヒーロー性質、 同一個体性質をどうするかという問題になる。
入手自身は、量産品、家電品的な感覚で普及している、とすれば問題なかろう。 そうだなあ、ちょっと大きめのコンバインかトラクター、ぐらいの位置付け。 少し大きな農家に行けばある、みたいな。もしくは、軍の基地にはたいがい あるから、本体にしろ、補修部品にしろ、 忍び込むスキルを一旦身につけてしまうと、それで毎回なんとかなる、 とか。
と、入手方法検討はこれだけにして、話をヒーロー性に戻そう。
割り切ってしまって、「毎回乗り捨て」とするのが一つの手。 これだとしかし思い込み=ヒーローポイントが少し足りない。
思いついたその弱点カバーとして、そのヒーロー性は「ソフトウェアにあり」 とする手がある。つまり、搭載コンピュータ、ないしプログラムだけは、 毎回ひっこぬいて共に持ち歩く用にする訳だ。ガワが相棒ではない、 中身が相棒、というもの。
これにも幾つかバリエーションはある。「ただの戦闘記録フロッピー/ ただしカスタマイズや蓄積戦闘学習などがバリバリに入ってるものに成長」 や、「喋る鞄/スロット風にどっかにがしゃこと差し込み」や、 私が面白いかもと思っているのは、 「旅のお供をするアナライザー(ヤマト参照)」とでも言うものだ。
ボギーがR2D2キョウタイの中に入っている、とでも言おうか。 で、いざ戦闘の時にはアーティファムに組み込まれる。 (あれ? ファティマ臭いかもしれんな)
んー。鞄とかアナライザの意見は、なんだかレイズナーな感じかもしれない。
2)ダウンサイズしたものを作る。
の場合は、ここでまた選択枝ができる。まあ、
1:パトレイバーサイズ
2:ダンバインサイズ
3:ボトムズサイズ
ぐらいの選択か。選択枝をつくっておいてなんだが、 どれでもたいして変わらないと思う。
ダウンサイズの理由は
1》30年の技術革新
(結局13年ぽっきりじゃない、長い時間経ってるのだし、そこに期待)
(特に動力方面における革命/小型化/バッテリー開発)
2》地表におけるウェアパペット相当品の不存在の穴埋め
(無重力だからあのサイズでの「着る動力」が宇宙ではできるけど、 地表だともう少し大きいサイズに「乗る」方が何かとよかった、という理屈で、 パペットにしては大き過ぎるサイズは説明)
3》2》と関わるが、大規模な地表開発におけるフレキシブル動力不足。
(パトレイバーにおけるバビロンプロジェクトとほぼ同義な意義づけ)
まあつまり、戦闘用としてでなく、土地開発用とした場合、 ディルファムじゃでかすぎる上にコスト高すぎた訳だ。だから小型化が進んだと。
更に、ここしばらく(10年単位)の地表開発ってのは、かなり急ピッチで、 こういう道具がいったと。そういう感じで。
で、このサイズだと、旅のお供もなんとかできるサイズであると思う。
整備とかも、泥とほこりにまみれながらでも、なんとかできるだろうな、 と思えるサイズでもある。
それを思うとあれだよな、モスピーダ、 よくもバイクと飛行機で一緒にツーリングしてたもんだよなあ。
また、補給部品関係については、上述1)の2:と同じ様に、 一般にも結構広がってるマシンだからなんとかなる、というラインで。
どうも、こうして書いてみるに、このライン (ダウンサイズ&一般に広まってる)が一番濃厚に思うなあ。私は。
で、搭載コンピュータが、ボギーなみ、となってくれれば、あの 「ジェイナスとのやりとり」も「アーティファムとのやりとり」という形で 再現できるし、機体との別れなんてのも格好よくなりそうなので、 ぜひアーティファムにはそういう人工知能を載せて欲しい。
と、こうするとこれはドラグナーっぽくもあるかなあ。
これだけ小型化すると、出力的に銃でビームをするのはつらいかも。 とくると、実弾、かな。
ああ、そうそう、 軍の方の機体もこのころには同じサイズにダウンしてるものが主流。 このダウンにはあえていうと意味はない。まあ、 世界標準がそうなっちゃったから、それに合わせて、という事か。 いちいち昔通り大きなものを作っても、余計に金をくうだけである。 ガンダムからガンダムF91やVガンダムへの変化に近いのかもしれない。
そうそう、小型化による被弾率の低下、脱出ポッドは省略したものの、 本体自身が要するに脱出ポッドみたいなものになった現状、小さい故の高剛性、 高機動、などなどにより、むしろ戦闘能力とか生存率はあがっている。 っていうのは、ベルゼルガでも言ってたか。
敵味方の機種は乱れてていいと思う。その方がリアル。特にゲリラの方、 逆に揃った機種とかもってたらなんか変。なんでも拾って使うのがゲリラだし。
ゲリラとその他の違いは、塗装、色で区別をつける。もしくは、 ゴテゴテと装備を完備させてたら否ゲリラ、とか。
宇宙へ行く意義。
ロディとは、宇宙にあがる前にはぐれる。(ほとんど爆死に近い別れ。 ケイトさんなみ。で、実は生きていた、みたいな。)
んで、その時に渡されるのが、カタミになっちゃうかもしれないカメラ、 もしくはフィルムで、「それを必ず地球に届けてくれ」とか言われてて、 その言葉を確実に実行するには、もしくは、実行できる状況に流されて、 という事で、軌道ステーションまで行く、ってのはどうでしょう。
ほら、これで宇宙に行く意味/行ってやる事/やった事、が出来た。
それでは、またいつかどこかで。
★更新予定は未定。★
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