●コマについて
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コマは大きく「住宅」と「生活支援施設」の2種類にわけられます。
(→コマ一覧)
「まちづくりの基本は個人の住まい=住宅」という基本に戻り、今回のゲームでは住宅を重点的に扱い、その他の施設は「住宅での暮らしを支援する施設」として二次的に扱います。
←左の航空写真、当ページからの転載を禁じます。 (c)2001 Robert W. Cameron and Company Inc. / ipj(インペリアル プレス ジャパン)
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●コマの枚数に関するルール:32,000戸を建てる
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「各グループとも32000戸の住宅を建てる」をルールとして守っていただきます! ただし、建物種別は4種類を自由に組合わせて構いません。ゲーム途中で何戸を消化したかは、参加者自らがチェックシートを見ながらチェックしてもらいます。
(→住宅戸数消化状況のチェックシート:
Microsoft Excel 97ファイルのダウンロード(97KB) I イメージ画像(97KB)を見る)
32000戸という数は、統計的・科学的な推計に基づいています。宮城地区の人口が現在のペースで増えたとすると、地区の人口は現在の約60,000人から、2020年には133,000人に増加します。そして、世帯数は現在の25,000世帯から57,000世帯になります。 単純に、1戸に1世帯が住むとすれば、宮城地区に約32000戸の住宅が新たに必要になります。(→将来人口・住宅戸数の推計)
「本当にそんなに増えるの?」と疑問に思われるかもしれません。勿論、将来を完璧に予測することは不可能です。しかし、実効性のあるまちづくりでは、物事の流れを読み、それに備えたり流れを良い方向に導いていこうとする考え方が重要です。 今日は統計科学を元に「叩き台の叩き台」を作ってみて、それから流れへの備え方や流れの導き方、つまり「まちづくり」を考えることとします。
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●まちづくりの考え方(コマを置く際に考えて欲しいこと)
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コマを置く際には、まちづくりについて考えてください! ゲームの目的は、アイデアやイメージを地図の上で具体的に表現してみることであり、ただ32,000戸という数を消化すれば良いわけではありません。
今日のゲームでは、旗揚げクイズ「望ましい地域・望ましい暮らし」の選択肢にあった4つの価値について、コマを置く際に少し考えてください。
…などと、言葉で説明するよりも、どのようなことを考えていただきたいか、写真で見た方がわかりやすいでしょうから、「まちづくりの考え方」スライドショーを御覧ください。
(→スライドショー)
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●家が建てやすいところ(ゲームマップについて)
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ゲームマップの色分けは、現在の土地の利用され方を示しています。例えば、黄色=住宅、ピンク=商業、と言った具合です。(→ゲームマップの拡大画像)
一方、よく見ると碁盤目に目地が切られ、その所々に灰色の影がかかっているのがわかります。碁盤目の大きさは約550m×450mです。
影のかかっていないところは、専門家の分析で「家が建てやすいところ」と診断されたところであり、影のかかっているところは「家を建てる際に、考慮すべきことが多い」と診断されたところです。ただし、これは厳密なルールではありません。あくまでも参考程度に考えてください。
GISによって行われた専門家の分析は、「家が建てやすいところ」スライドショーを御覧ください。
(→スライドショー)
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