目の前に本がある。 本だと確信していた。

だが良く見たらそれは、本の形をしたチョコレートの箱だった。 中をあけて食べてみた。 チョコレートの味がした。 そこで、その箱がチョコレートの箱であったと確信した。

だが食べてしばらくすると頭の中に宇宙人からのメッセージが届いた。 それによると、その箱はダンダンダムダムの箱であったということだ。 ダンダンダムダムはその形においては口腔の触角細胞をチョコレートと同じように刺激し、 味においては味覚細胞をチョコレートと同じように刺激するが、実は地球上の物質ではなく、 メッセージを伝えたりマインドコントロールしたりするための物質であるという。 ダンダンダムダムによってだんだんとマインドコントロールされていく自分を感じる。 そこで、その箱はダンダンダムダムの箱であったと確信した。


心打たれた音楽
音の技法
自己の本質
ホヤとして
つっぱりドーナツ
暴走族の進化
人類の退化
ヒトの聖域
a girl

作者