今回は、IKNFS(インドネシア・キュウセイ・ネイチャー・ファーミング・ソサイティ)のメダン支部の方が同行してくださり、土壌改良のためのEM使用法について、現地を実際に見てアドバイスをしていただくことができました。
今までは農業に関しては素人集団が出向いてやっていただけですが、EMを使っての自然農法を啓蒙している団体の人から直接お話を伺い、アチェ現地の農民の方々も安心することができたと思います。
同時に、北アチェ県農業省にも連絡をとり、これまでの活動と今後のことについて報告と話し合いのときを持つこともできました。現在の実験田が成功したら、北アチェ県で津波被害にあった800Hの田圃への適用も視野に入ってきました。農業省の方のお話では、FAO(国連食糧農業機関)が現地視察に来て以降、まだ何も連絡がないとのことで、土壌改良活動に関する限り、わたしたちのグループだけが現地入りして活動しているようです。それだけに、大きな責任を感じるとともに、なによりも、被害にあった農家の方たちが、一刻も早く、通常の農業に戻ることができることを願うものです。
訪問二日目、伺ったマタン・トゥノン村の人たち約30人が集まり、EMに関する講義と今後の方針についてお伝えしました。この地域の取りまとめ役をしているイシマイルさんと連絡を取り合ってこれまで活動してきていたのですが、彼個人の田圃でおこなっている「実験」は、今後、全体の田圃にする処置を確認するためであることを、村民に明らかにする機会となりました。無用なかんぐりや嫉妬がおきないようにすることは、村の活動では大切なのです。
今回かかった費用(5月16〜17日)
援助
試験用地耕作費用(周囲の柵):1,700,000.ルピア
講義会場経費他:131,500.ルピア
小計:1,831,500.ルピア
交通費関係
レンタカー:1,948,000.ルピア(ガソリン込み)
小計:1,948,000.ルピア
宿泊費・食費等
宿泊費:360,000.ルピア
食費: 265,000.ルピア
小計:625,000ルピア
その他 合計4,404,500.ルピア
(update: 2005.5.20.)