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| 哲学寸言 |
◇知者は、自分に知恵がないことを知っている(ソクラテスBC.469-399)
◇この世にあるものは、すべて影にすぎない(プラトン,BC.429-347頃)
「イデア論」
◇真理はつねに私たちの目の前にある(アリストテレス,BC.384-322)
「中庸の徳」
◇人間は拷問台の上でも幸福でいることができる(エピキュロス,BC.341-270)
「快楽主義」(=永続する静かな快楽)
◇運命に逆らわずに心の平静さだけを求める(ゼノン,BC.335-363)
「ストア学派」
◇すべてを疑っている自分の存在だけは疑えない(デカルト,1596-1650)
「知性主義」
◇平穏と歓喜は、慎ましい暮らしのなかにある(スピノザ,1632-1677)
◇哲学とは、すべてがむなしい中で幸福を得る唯一の道(同上)
「汎神論」 |
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| 【イギリス経験主義】 |
◇この世界は、すべてがあらかじめ調和するように定められている
(ライプニッツ,1646-1716)
◇哲学は、実際に利用できなければ意味がない
(F.ベーコン,1561-1626)「経験主義」
◇人は人に対して狼である
(ホッブス,1588-1679)『リヴァイアサン』→「国家契約説」
◇人間は観念をもって生まれてくるわけではない
(ロック,1632-1704)『人間悟性論』
◇人間の知性には限界がある
(ヒューム,1711-1776)→スミス(1723-1790)、ベンサム(1748-1832) |
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| 【フランス啓蒙主義】 |
◇宗教と哲学は、もはや科学にその道をゆずった
(ディドロ,1713-1784、ダランベール,1717-1783)『百科全書』
◇自然へ帰れ
(ルソー,1712-1778)『人間不平等起源論』(1755)
(=文明の進歩が人間の間に不平等や闘争を生み、人間を奴隷状態にしてしまった)
◇(自愛の心から出た)人類愛こそ、人間の正義の根源である
(同上) |
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| 【ドイツ哲学】 |
◇偉大な哲学は、自分で考えることを人に教える
(カント,1724-1804)
◇あらゆる権利は、人間を尊敬するという考えから生まれる
(同上)
◇哲学者には、すべての真理を公然と語る義務はない
(同上)「星の輝く空と道徳法則」
◇自然は目に見える精神、精神は目に見えぬ自然
(シェリング,1775-1854)
◇神は一つであり、すべてである
(ヘーゲル,1770-1831)「弁証法」(定立と反定立の止揚)
◇血と肉になった哲学だけが真の哲学である
(フォイエルバッハ,1804-1872)
◇物質生活の生産様式は、社会的、政治的、精神的生活諸過程一般を制約する
(マルクス,1818-1883)「唯物論的弁証法」
◇客観的真理など何の役に立つのか
(キェルケゴール,1813-1855)
◇自分自身に絶望することこそ、最大の罪である
(同上)「死に至る病」
◇人間は知的になればなるほど、その苦悩も増大する
(ショーペンハウエル,1860)『意志と表象としての世界』
(世界は私の表象であり、世界の本質は意志である)
◇人間にとってもっとも善いことは、存在しないことだ
(ニーチェ,)「神の死」(形而上学の終焉の宣言)そして「超人」 |
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| 【寸評】 |
○権威が物事をつまらなくする。
「権威は精神を緊張させ、笑いは解放させる。」
○異化作用
差違、アンバランス、意外性、突出など落差を作り出す作用。価値の源泉はここにある。
○「分かってほしい、この気持ち」
考えを正確に伝えることは難しい。想いを伝えることはもっと難しい。
○ただより高いものはない。
無料の公共サービスや手厚い失業保険など。
○モラル・ハザード
歪曲した情報を相手に示して利を得ようとする行動。
○愛は地球を救う。
でも、愛は不足しているので地球は救われない。
○共感は生きる力の糧
cf.「人の不幸は密の味」であり、人情は紙より薄い。したがって、優しい眼差し、
そして優しい言葉は希少財である。ゆえに、水商売が成り立つ。
cf.愛という名の利己心(=「身内」への愛)ならふんだんにある。
とりわけ、愛という名の肉欲は溢れている。
○「ばれない嘘」
「科学的知識」とは容易には反証されない(嘘がばれない)命題群。
逆に、すぐにばれてしまう命題が嘘。常識は廃れやすいが、「科学的知識」は長持ちする指針を提供する。
○「醒めない夢」
長持ちする動機と誤りの少ない認識が必要条件。
○所変われば品変わる。立場違えば、見方も違う。
正義や、客観性の化粧、衣装には気をつけよう。裏に利己心がちらついていないか。
○人生は、才能と努力と運
才能は努力なしでは開花しない。だからといって、努力は必ずしも報われない。
ただし、努力しないとめぐってきた運は捕まえられない。
○美人薄情
美人薄命より真実性が高い気がするのは私だけ?
○陶酔は死の疑似体験
「あーっ、死ぬ。」 |
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| 【名言集?】 |
○人を支えるのは思想
人は意味を糧に生きている。目標、志、生き甲斐。表現していることは、意味である。
○愛とか正義
愛とか正義というのも、しばしば人が寄りかかる意味である。
○人生はギャンブルである
誰が本当のことを言っているのか? |
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| 【戯れ言集】 |
【もはや横並びではない】
貧しきときには平等が、豊かになるにつれて自由が社会的規範となる。
【「合理的な無知」】
情報獲得のコスト・ベネフィットの計算により、自分にとって利益にならないことには無関心になる。
【異質を排除する社会】
タブーを犯さぬいい子、善良な市民であることが求められる。これがストレスとなって、いじめ、自閉、快楽主義などの病理的現象を生み出す。
【多様化とコミュニケーション・コスト】
専門化、階層化によって、分衆化が進展する。それぞれの分衆は、それぞれの文化(=価値観、倫理観、慣習、常識など)を創っていく。分かり合いたい、共感したい、優しくしたい(されたい)という基本的な欲求は共通であっても、分衆間のコミュニケーションは困難化するため、相互理解はますます時間と費用を要する。
【愚民政策】
「人民にパンとサーカスを与えよ。されば、人民は幸福であろう。」
ある古代ローマ皇帝の統治原理。
【動機と結果】
動機を引き出すことは大切だ。でも、動機は、個人に属すことであり、動機を他人が評価するのは誤りだ。
【貧困と宗教:「苦しいときの神頼み」】
宗教は過酷な生活環境の中から生まれる。貧困は、必ずしも経済的貧困ではなく。精神的飢餓感も、立派な貧困である。
【逃走】
現在の日本に見られる現象に共通する特徴は、「逃走」である。一つには、さまざまな社会的諸関係から逃れようとする「社会から個への逃走」、もう一つは論理的思考から逃れようとする「論理から感情への逃走」である。 |
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