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日々の覚書

最近かわした友人との会話(6/11)

昨日、夜遅くなって帰宅してみると留守番電話になにやらメッセージが入ってました。
さてなんだろうとおもって再生してみると「ピー、一番目のメッセージです。午後10時45分。
ウンコ。でした。
ワザワザ説明するまでもありませんが「ピー、一番目のメッセージです。午後10時45分。」のところまでは留守番電話がしゃべってる部分ですから伝言をいれたヤツは
「ウンコ」とだけいって電話を切りやがったわけです。
友人に恵まれているせいか、アホンダラなメッセージをいれてくれるヤツは枚挙に暇がありませんがこれだけ簡潔で効果的なのははじめてでした。
言い方も淡々と
「ウンコ」といってるだけなので果たしてこのメッセージがアホンダラな友人のジョークなのか、それとも新手の嫌がらせの電話なのかの見当もつきません。
かつて留守番電話だと必ず
の音を吹き込んでくれるマメな友人もいたんで、そいつの犯行かとも思いましたが、最近は連絡もとりあわなくなって久しいのでワザワザそんなことやるとも思えません。
何度も聞き返してイロイロ考えてみたんですがやっぱりどう聞いてみても「ウンコ」としか聞こえないし、該当者を考えるのもメンドーになったんで気にするのはやめてさっさと寝てしまいました。
で、今日になってその本人から電話がかかってきました。
「どうもータカヤナギですけどもー昨日メッセージ聞いてもらえましたかー?」っておまえかい!
タカヤナギってのはこの日々の覚書の(12/6)最近かわした友人との会話でネタにさせてもらったセックス、ペニス、ファックの旦那のほうだったんですね。
全くおまえんちは夫婦揃ってこのパターンかよ!
と思いましたが自分のチンチンをシリコンで抜いて(勃起時のもの)ポリエステル樹脂で成型したものを玄関にかざろうかってゆーよーなヒトタチに何を言っても時間の無駄ですから怒る気にもなれません。
でも、最初に聞いたときなんかの聞き間違いかと思って何度も聞き返してしまった自分がとってもカワイソウでしたけど・・。
ま、でもこのお返しは必ずかまさせて頂きます。
楽しみに待っていて下さい。

国民総背番号制(6/7)
って最初に聞いたときはそんな言い方だったような気がします。
このころはまだ、全共闘なんかの影響もあって相手にもされないような法案でしたが、やっぱり権力ってやつは侮れないようで30年かかってもちゃんと自分たちの都合のいいようにコトを運ぶんだってことをいまさらながらに教えていただきました。
行政のサービス向上だとか、経費節減だとかウソばかりついていますがもともと行政改革など歯牙にもかけずにやりたい放題の官僚どもがなにいってんのかってトコでしょうか?
マスコミも一応こぞってプライバシー漏洩問題なんぞをタテにいまんトコ批判的な姿勢をたもっていますが、果たしてこれもいつまで続くことやら・・。
大体そんなコトより、もっとヤバイのは趣味嗜好まで含めかねないような個人情報を国家が管理してしまうことのほうでしょう。
こんなことがまかりとおってしまえば、
好きなときに国家が倒せなくなってしまうじゃありませんか!
こいつはゆゆしき問題です。
我々の基本的で、一番重要な権利は
気に入らない国家なら実力で倒してもかまわないんだってとこにありますから、(もっちろん今現在の日本という名の国家は人民のための国家ではなく、旧勢力と現行の経済利権団体が牛耳る国家独占資本主義でしかないからそんな権利は認められてないけどね)こんな法案がまかりとおり、こっちの情報がバレバレになってしまうといざってときにあっさりつぶされかねませんからね。

個人情報を国家に預けてしまうことにもなりかねないこの法案は本当に危険窮まりないものなんです。

簡単にいえば国家が好きなように個人の情報を改竄して、自分たちに都合の悪い人間を闇にしかも合法的に葬りさるってのがキーボードひとつでできてしまうんですから。(てゆーかもう、とっくに散々やってきていることなんだけどこれまではそれなりの建て前上のチェック機関をいくつもクリアしなければならないという結構手間ひまかかるものだったんだな)

(お暇な人は「未来世紀ブラジル」って映画があるんでそいつでもご覧になってください。オススメです。)

ま、例の「警察が好きなときに好きなだけ勝手に盗聴できます」って法案もめちゃくちゃヤバイんだけどこいつらセットになってますからね。
だから、この国民総背番号制が成立すれば今度は「警察が好きなときに好きなだけ勝手に盗聴できます」って法案もなにがなんでも法政化してくるでしょう。

私はこんな法案が成立するはるか以前から警察に張り込まれたり、盗聴されてたりしてたもんでいまさらなれっこになってますけど、もともと個人の権利なんぞ屁とも思ってないような連中にそんな権利まで渡してしまったら、もう、本当にどうしようもなくなってしまいます。
私の時代の盗聴なんかノイズがはいってすぐバレル程度のものでしたからある程度防衛もできましたが、NTTそのものがそれに協力するようになったら、これはもう防ぎようがありません。
警察はなんの苦労もなくただ、NTTとNTTの全設備、職員を自らの走愚(パシリってことだね)として無料で好き勝手に使い放題使えるわけですから全くとんでもないハナシなんです。
(しかもそれにかかる費用は我々の電話料金でまかなわれるんだぜ)
それでなくとも高速道路公団なんかとつるんで、そこらじゅうに隠しカメラしかけてみたり、独自の回線をひきまくってネットワークを作っていたりとはっと気がつくと警察は組織的にかなり巨大化しつつあるようです。
この状態で「警察が好きなときに好きなだけ勝手に盗聴できます」って法案が成立すればヤツラまず、仲間であるはずの大蔵省やら厚生省、防衛庁なんかにもバリバリしかけまくるはずです。別にすぐになにかするためではなくて、貯金として・・。
警察はその本質として政権をのっとるのに自衛隊みたくクーデターに頼る必要はないんですよ。警察国家として成立させるんなら、今の延長上で管理世界をつくっていったほうが遥かに簡単だし、てっとりばやい。
あくまでも彼等は経済団体ではないですからね。
だから自分たちに
をくれるものは擁護せざるをえないんですよ。
ただ、おこぼれではなくじかに一番おいしい餌をもらって肥え太りたいだけなんですね。

私としてはとにかくあんなセンスの悪いヤツラに管理されまくって一生を終えるのなんて死んでもおことわりなもんで、そうなったらなにがなんでも一矢報いてやる気でいますけど、これ読んでくれてる奇特な人達もあんまり人ごとみたいに考えてないでせめて気にはしておいてください。

ぜひ、お願いします。

経済効果についての考察(5/1)
(戦後日本をここまで発展させてくれたのは間違いなく朝鮮戦争とベトナム戦争のお陰です。あ、アト東南アジアへの経済侵略とか・・。)
なんかここんとこヤバイですよ。
ええ、勿論私の勝手な推量ってヤツなんですけどね。
どうもここんとこのアメリカの動きカタとそれに追随していってるこの国の動きカタ見てると戦争を仕組んでるとしか思えないんです。
なにしろ、アメリカここんとこ経済状態良くなかったですからね。
頼りというか先兵の日本もアジア統合(経済上のね)全然上手くいってなくって、ここらで一丁、一気にかたつけるかってノリが見え見えなんですけど・・。
なにしろアラブであれだけデモストレーションブチかましたってのに肝心の商品の売れ行きはイマイチ。
へたすりゃぁヤケクソで国家とマフィア入り乱れて国家機密まで投げ売りかましまくっていたロシアより悪いかも知れない。
日本もこの景気のワルサじゃ不良在庫と化している兵器を前みたいに太っ腹でバンバン買ってくれるわけでもないし、じゃ、ヨーロッパでガンガン使ってツケをNATOに押し付けようってとこなんだけど、ヨーロッパはアメリカとは別バラですからね。
だから、そう露骨にはいかない。
で、北朝鮮。
や、やめてくれよ!直撃弾飛んでくんじゃねぇか!て何で大声で騒がないんでしょう?
まーココ3〜4年かけて一生懸命用意してましたからね。
今更止めるわけにはいかないんでしょうけどね。
だって、普通に考えていくら北朝鮮の主導者が狂人だとしてもね。
なんの勝ち目もない戦争をさしたる必要性もなくやるわけないでしょう。
それにそんな狂人が独裁体制で主導している国家なんならもう、とっくになんかかましてメチャクチャになってますって・・。大体そんなことにでもなった日にゃぁ後ろに控えている中共が黙ってないでしょう。
で、そのあたりの整備をずっとやってたんですよ。
かつて日本を大東亜戦争に引きずり込んで日本の経済進出の芽を踏みつぶし、アジア全土での侵略行為をさも日本だけが徹底的にやりまくったかのような戦後処理をやってのけたように。
勿論ありゃ、当時の日本の主導者が悪いンです。(それとそれを盲目的に支持した当時の日本人全員。)
そりゃ当然なんだけどその後ろで素知らぬ顔で、ほおっかむりを決め込んでるヤツラが今の先進国どもで利権を全部独り占めにして(13世紀から向こう世界中の財宝やら、金やらを暴力のみで巻き上げて作り上げた)自分達の祠に引きこもろうとしてるのが現在のヨーロッパなんですよ。(ユダヤ人虐殺も他でも散々殺しまくっておいた癖に全てをナチスに押し付けたように)
どうしてかっていうと、今、アジアとマトモにやり合ってもリスクが大きすぎるからなんでしょうね。
で、彼らのエスケートゴープがユーゴで、もっと突き詰めれば信仰の違うヨソ者たちなんです。(基本的な構造ってあくまでカソリックVSイスラムなんだからね)
だってNATOやアメリカが世界の警察だっていうんなら、なんで、アパルトヘイトをに対しての空爆をやらないんですかね?オーストラリアの人種差別政策にいたっては経済制裁さえやらないじゃないですか。
まぁ、そんなわけで、次の戦場は38度線ということになるんでしょうね。
時期は北朝鮮が経済的に完全に行き詰まったトキ、あるいは世渡り上手な中国人との取り引きが成立したらかな?
で、日本の自衛隊基地辺りに飛んできますよ。
メッチャ精度の悪いミサイルが・・。
アメリカの基地はちゃんと撃ち落とせるだろうけど、勿論撃ち落とされたミサイルは民家に降ってきます。
まぁ、でも直撃よりはいいですよね。上手く畑にでも落ちてくれれば記念品になりますしね。
もし、本当に北朝鮮が逃げ場を失って戦争に引きずり込まれ、主導者が狂人でなければ必ず、支援国に一撃を加えてきます。もし、私が主導者なら必ずそうしますね。だってまともにやったって韓国、アメリカ、日本の軍事力相手に勝ち目なんてあるわけないじゃないですか。
それに日本とかのほうが打ちやすいだろうし・・。
勿論、アメリカは真っ先にミサイル基地とか叩くでしょうけどそれにしたって大義名分がいりますから、日本か韓国の軍事施設にミサイルの一発でも落ちてくんなきゃ彼らとしても手が出せないですからね。
そうですね。基地のソバ、特に航空自衛隊とか海上自衛隊の基地のソバに住んでる人は本気で引っ越しを考えたほうがいいかも・・、と思うんですけど・・。

私は蓄膿症です(3/9)

なにしろ生まれたときからですから随分長い付き合いになります。
子供の頃からなんどか医者に通わされましたが、医者に行くかわりにザリガニ取りに行ったりしていたので少しも良くなりませんでした。
さて、蓄膿症ってどんなものか簡単に説明すると慢性的に鼻がつまっていて、鼻で呼吸できない状態をさします。これって慣れちまってんで私的には別に不自由はかんじないんですが、まず、鼾はかなり強烈なようです。

時々自分の鼾で目をさますこともありますんで、これは理解できるところです。
続いて鼻がきかない。要するに匂いがあまりわからない。これは結構困る。
風呂に2週間位はいらなくてもへっちゃらなのは結構このせいかもしれない。
おかげで一緒に暮らしている人間は多大な迷惑を被ることになります。
そ、そっかー!この年まで独身なのも蓄膿症のヤツが一枚噛んでたんですね。
でもね、割と最近になって手術してみようかなーて思ったことがあったんですよ。ウチのMCで副長やってるチョー短気な男が突然なにを思ったのか入院して手術するっていいはじめたんですね。
奴がいうには、「手術すれば一発でなおるし、2週間位の入院と手術代金込で20万円くらいでオッケーってことで医者にもはなしをつけてきたんですよ。たかが20万ぽっちでこれまで宿縁のように引きずってきた蓄膿症とおさらばできるんならタダみたいなもんじゃないですか!だって、このまま蓄膿症ひきずって生涯をおくるんならティシュ代だけでお釣がきちゃいますぜ!」
なんだか妙に説得力があるこの発言に結構、そそられたものの、2週間たって病院からかえってきたやつのいうことを聞いて一発でイヤになっちゃいました。

「すっげえ、痛かったすよ、、。マジ、殺されるかとおもっちゃいましたよ。だって、鼻んなかにノミ突っ込んでハンマーでガンガンひっぱたきながら頭蓋骨削るんですよ。で、自分の鼻んなかから血まみれのバラバラになった骨やら肉とかをひっぱりだすんですよ、、。それがね、30分以上も続くんです。皿の上は頭蓋骨の破片やら肉でてんこ盛だしさ、俺、もうちょっとで医者殺すとこでしたよ。」きゃー!!俺、絶対耐えらんない!!
しかも、削りっぱなしだから傷口がふさがるのにすっごい時間がかかるんだと。
事実、ヤツが完治して鼻がとおるようになったのは退院して一ヵ月以上もたってからのことでした。
ついでにも一コ怖い話をきいてんです。
これは蓄膿じゃなくて「鼻たけ」とかいうコワイ病気らしいんだけどその手術はなんと
口のところからメスをいれて顔を剥がして「鼻たけ」を除去するという身の毛もよだつようなもんでした。
で、私としては相変わらず蓄膿のままなんですが、結構です、これで。
ひょっとしたらこの蓄膿のせいで、花粉症になんないのかもしれないし、他にも捜せばまだまだいいとこあるかもしれないじゃないですか。
いいんですよ。地球上で蓄膿が俺一人になったとしても、全然寂しくなんかありませんから。

最近聞いたちょっとヤバめのハナシ(2/22)

やっぱり、仕事上で付き合いのあるヒトから聞いたハナシなんだけど、此れ読んで誤解しないようにして欲しいんですけど、私ヤクザとかそんなんじゃありませんからね。
で、ハナシを聞かしてくれたヒトも勿論ヤバイひとではありません。
ただ、仕事がらいろんな付き合いがあるってだけなんで、その辺のことを念頭において読んで下さいね。
ハナシってのは殺し屋のハナシなんですよ。
これを話してくれたヒトによると、知人でホンコン人と結婚して、日本で不動産業を営んでるオヤジがいるらしいんですけど、これがタチの悪いヤクザに引っ掛かって4500万円程騙し取られてしまったというんですね。
当然そんな金返ってくるわけがありません。
警察だってそれ相応にしか相手にしてくれませんから泣き寝入るしかなかったんですね。
でも、どうしてもハラの虫が収まらなかったこのオヤジさんにホンコン人の奥様がナイスなアイデアを授けてくれました。
「お金帰ってこないんなら殺しちゃえばぁ〜!」
早速奥様のルートを通してヒトづてに聞いてみると流石は国際都市ホンコンというか、案外簡単に殺し屋が見つかりました。
ていうか、いろんなことを請け負う犯罪組織がどうもそこら中にあるみたいね、ホンコンって・・。
なにしろ、密輸、誘拐、脅迫、窃盗、パスポート、なんでもござれでそれぞれちゃんとした料金が決まってるらしい。で、殺しはいくらかっていうと、ま、ケースバイケースなんでしょうけど、この場合30万円(諸経費こみ、殺し屋一人)だったそうです。
や、やすい!!たったの30万円で殺せちゃうの?
しかもヒコーキ代込みなんでしょ?
て・・いいのか?そんなことで?
このオヤジは早速依頼しました。それも電話一本。日本語でもオッケーだったそうです。
計画はすぐさま実行にうつされました。
当のヤクザの親分が仲間とゴルフを楽しんでいると突然、貧相な中国人が包丁を持って襲い掛かってきたそうです。
しかもたった一人で
あたりまえですけど、一応ヤクザでそれも親分なんですからゴルフの最中とはいえ、彼のまわりは護衛の若い衆で固めてあります。
なにかを叫びながら包丁一本で攻撃してきた中国人は若い衆に阻まれ、親分を刺し殺すことはできませんでした。
捕まりはしなかったものの中国人は包丁を捨てて逃げてしまったそうです。
これに驚いたのは当の親分でした。
流石に30万円で殺されちゃぁ堪らないですもんね。
それも包丁だし、殺しにくんのは貧相な中国人だし。なんか情けないよね。一応でもヤクザの親分なのに・・。
まぁ、そんなこんなで殺しには失敗したわけですが、閉口した親分が4500万円返してくれて、それで手打ちになったんだそうです。
そう、その中国の犯罪組織からは失敗した夜電話があって、失敗しました。という簡単な報告があったそうです。
料金は失敗したんで安くなったらしいんですけど・・。

 

ジョンとあった男(2/4)

 

このハナシはまた聞きってやつなんで、どのあたりまで信憑性があるのかはちょっとわからないんで、あまり力入れないで読んで下さい。
このハナシのジョンというのは、かのジョンレノン、その人なんですから・・。

個人的にはジョンレノンにたいしてそんなに思い入れがあるわけではありません。
偶然入手したビートルズの日本公演チケットもさっさと売り飛ばしてしまいましたし、
彼らの音楽も特に好きだというわけではありません。
人間的には面白いヒトなのかもしれませんが、とりたてて興味があるわけではない・・。
でも、かなり広範囲な年齢層にジョンのファン(というより信者)がいることは事実でこのハナシもその手のかなり高い年齢のファンからきいたハナシです。
ただ、彼女が語った、ジョンにあった男というのは私の知人でもあり、その意味では相当に信頼性のたかいハナシだとは思いますが・・。
 

ジョンとあったその男は現在も都内で古道具屋を営んでいますが、若いころはほぼ、ヒッピー状態で世界中を放浪していたそうです。
やがて時代がかわり付き合っていた女に子供ができたあたりからそれまでの生活サイクルを変え古道具屋になりました。
幸い商売はうまくいき、当時の若手でもそれなりに抜きんでた存在になるのにさして時間はかかりませんでした。
ちょうどその頃軽井沢で、夏場とうしてやる骨董催事がはじまり、彼も避暑がてらそれに参加するようになっていました。
そこで、彼はお忍びできていたジョン&ヨーコに出会ったのです。
もともと、当時の古道具屋はほぼ、じいさん中心の状態で彼のように若い業者はそう多くはありませんでしたし、その中でも英語をそれなりにでも喋れるのは彼だけでした。
一応、アル程度変装していたそうですがほぼ、バレバレだったそうです。ただ、会場が会場だっただけ(当時の軽井沢の市民会館-クーラー無しで南京虫が生息しているといわれていた-地元の人間なら絶対使わないという場所)に先ず、そんなトコにジョン,レノンがくるとは誰も思ってもみないし、特に世間に疎い古物爺共は先ず、ジョン、レノンとジョン、ライドンの区別すらつかない人達の集まりでしたから、ジョンの存在に気づいたのは幸運なことに彼だけだったのです。積極的に話しかけ、営業してみたところ、ジョンは彼の持っていた時代ダンスがとても気に入ったらしく、それを自宅に配送できるよう手続きを彼に依頼しました。
彼はジョンが他の店で買ったものも一緒に手配して配送してあげました。と、後日ジョンの代理人なる人物から丁寧な礼状が届いたそうです。
しかもそれには「送ってもらったタンスが仲間の間でとても評判がいい。ついては、仲間のために同じようなものを送って貰えないだろうか?」というもので、必要なら先にお金をおくってもよいというようなことまで書かれていたそうです。
それから、ジョンと彼との間で不思議な商売が始まりました。
僅か、1年半程の間に少なく見てもコンテナに2台はいろんなタンスや家具、着物等を送ったそうです。
兎に角値段とかよりコンディションと時代を重要視するジョンの注文はなかなか厳しいものがありましたが、なんとか、それをこなすうちにいつもとは違う手紙が届きました。
それには航空券が2枚はいっていて、
「おかげで、家がとても良くなった。ぜひ、一度見に来て欲しい。」
とかかれてあり、ジョンの直筆のサインがしてあったそうです。
書かれていた電話番号はジョンの部屋に直通のもので、電話の応対にでたジョンと互いのスケジュールをあわせ、彼はアメリカへと旅立ちました。
招待されたのはニューヨークのマンションでした。
時間があれば別荘にもというハナシだったそうですが、結局お互いそこまでの時間はとれず、ジョンがいきつけの店などに連れていってくれたそうです。
その時の彼の感想ではジョンはそれなりに気の使えるやさしい大人というイメージだったが、暫く一緒に行動していると、うつろいやすい少年を相手にしているような錯覚にとらわれたそうです。
そこにいるのは世界のジョンではなく、大柄で、中年で、やや、子供っぽい同世代のイギリス人男性であったと・・。
あまり突っ込んだ話はしなかったそうですが、ジョンは楽しげに集めたタンスやコレクションをみせ、友達の家に収まったそれらの写真をみせてくれたそうです。
滞在したのは僅か二日間。
その間、ギターをひいて謳ってくれたり、お茶をいれてくれたり、ヨーコともあったそうですがヨーコは忙しいらしく、すぐに姿を消してしまうのだそうです。
でも、別れ際にヨーコがでてきて、
「是非、記念になるものをあげたいといってジョンが探したんだけどなかなかいいものがなくって・・。ギターはこの前あげちゃって今いいのがないし、それで、ジョンがこれを持っていってくれって・・。」
それはジョンの髪の毛でした。
彼はびっくりしましたが
「良かったわね。」
とヨーコにウインクされ、そんなものなのかと思いそれを箱につめて日本に帰りました。
もともと、彼にとってジョンとのスタンスは仲良くなったお金持ちのお客でやや、友達に自慢できるかなという程度のものでしたから、そんなものは日本へ帰ってきたと同時にすぐにどこかへ行ってしまったそうです。
それからもジョンが死ぬ少し前までやりとりがあったそうですが、ジョンと会ったのはそのときが最後になったそうです。
ジョンの訃報もテレビで知ったとのことで、どう考えても自分があったジョンとは結びつかなかったと・・。時間がたつにつれ、尾羽ねがつき大きな報道になっていけばいくほど、まるで他人事としか思えなくなっていったそうです。

あぁ、あれは俺がニューヨークであった気のいいジョンブルじゃない。
あれはそんなヤツじゃなかった。
そんなにエライヤツじゃなかった。
そんなにエライヤツがこんな汚いタンスなんか買う訳ないじゃないか。
また、きっと電話があるさ。

ダチの部屋に6フィート程のすき間があるんだがそこに
入りそうな引き出しの沢山あるヤツを見つけてくれよ。
後は任せるから適当なの選んでくれ!

てな・・。

私がコのハナシの確認を偶然、ボロ市に買い出しにきていた彼にあったときに聞いてみたらこの答えがかえってきました。
それだけいうと
また、彼は雑踏のなかへと消えていきました。

 

 

検索エンジンの力って結構侮れないものです。(1/25)

 

現にウチにこられたヒトのうち2割位は確実に検索エンジンの力によるものなのですから。
ただ、どうなんでしょう。結構来てみてゲッとかなってる人が多いような気がするのは私の考え過ぎなんでしょうか?
 残念ながらそのあたりってあんまりリアクションがないからちょっとわからないところなんですよ。
 結構多いのが<緊縛>で来る人達。
 ある検索エンジンだとウチが一番にでちゃうんですよね。
 それと最近増えてきたのが<アナル>、もしくは<アナルマニア>東京アナルファイターズにヒットしてしまうケース。
 これもなんか期待を大きく裏切っているような気がしないでもない。
 此の場をかりて謝らせていただきます。
 アナルマニアの人達がどれほど寛大であれ、期待に胸ふるわせてとんできてアナル菅原ではあんまりひどすぎます。

後、一番うけたのが、<ホモ小説、せんずり>でヒットしてしまったってゆうやつ。
 しかもその検索エンジンではウチしかヒットしていませんでした。
 試しに金城タケシとか検索したら2万4612件もでやがるくせに<ホモ小説、せんずり>はウチだけなんです。
これって自慢にしていいんでしょうか?
でも此の後も結構これでヒットして来てたヒトがいたようです。ホモ小説って以外に需要があるのかもしれませんね。
 そうか、うーんこりゃホモ小説でもかいてみるかとも思いましたが、流石にそこまではちょっと、、自信と根性が、、。以外に少ないのが麻薬、とかテロ。それと、バービーでくるひともあまりいないですね。
 やってみるとちゃんとヒットするんですけどもね。まぁ、折角ヒットしてもタイトルが<バービーの緊縛講座>だから、そりゃぁのぞかねぇか。
 でも、バービーずきなひとにも結構人気なんですんで、まだ、みたことがないんであれば、ぜひ一度ごらんになってください。

いまんとこウチで人気あんのは天性チンコ、スレイブジョー、東京アナルファイターズ、位ですか。
小説とかはメールとかアンケートでの反応は好評なんですが、ほぼヒトはきてません。私としてはあれに一番時間かけてるんですけど。うーん、なかなか思惑どおりにはいかないもんです。
ともあれ、去年の9月に立ち上げて以来7000ヒットもしてしまったというのはありがたいかぎりです。
 なにしろ気紛れなHPなんで今後もいろいろとご迷惑をかけるかもしれませんが独断と偏見の旗印のもとできるかぎり更新にはげみたいとおもったかな。

正月から戦争のハナシ(1月8日)

 

私がまだ小さい頃、そう、1950年代から60年代位まではまだまだ、戦争の傷跡がそこやここらに残っていたものでした。
ザリガニをとってよく遊んでいた大きめの水溜まりのような池が爆弾池と呼ばれる米軍がかつて投下していった爆弾のあとだったりとか、小学校のときに突然、集団下校させられたことがあって後で聞いた話しだと、学校のそばの空き地で不発弾がでて自衛隊が出動したんだとか、、。(これは結構ひんぱんにありました)
突然ダレソレのお父さんがソ連から帰ってきたとか、、。
いくら、戦時中よりマシになったとはいえ、基本的には皆同じように貧しく物もたいしてない時代でした。
 ちゃんと食べられるのは給食だけだとか、住んでいる家はドブ川のヘリに廃材で立てたホッ立て小屋だとかが、当り前だったのです。
(其の頃の友達にみかん箱<木製>を机代わりにしてたヤツが何人もいた。連中は巨人の星をみて、茶部台の上のおかずの多さにうらやましいといえる人達だった。)
 子供も親も夏になれば外をパンツ一枚、シミーズ一枚で平気で出歩き、どぶ川の腐臭が常にあたりを漂い、町は蝿や蚊がうざったいぐらいとんでいて、(ほっておくとごはんが蝿で埋るくらい)年になん人もの級友が日本脳炎に倒れてました。
 これ、たかが30〜40年前の大阪の話しなんです。
 いつも空きっ腹で、太っていることは一種の憧れでした。
 今ではあり得ないことでしょうが、健康優良児というのは太っている子供
(今ならまちがいなく肥満症の子供)をさしていう言葉だったのです。
 漫画もどういうわけか戦記物が多く、お父さん達はお風呂にはいると上機嫌で軍歌を歌っていたものでした。
 生まれた時から同世代の多くの子供達がそうであるように、物がないとか、いつも腹ぺこというのは日常であって、それと戦争が
(特に漫画にでてくるような戦争もの・・例えばハリマオが実在した日本軍の将校をモデルに書かれたものであったことを知ったのは随分大きくなってからのことでした。)
どう結び付くのかは想像だにできないことでした。
 子供ながらに具体的に戦争を(戦争の痛さというか)認識できたのは、当時繁華街の暗がりには必ずいた、傷痍軍人と呼ばれる人達でした。
 彼等は白装束の上に軍帽をかぶり、ほぼ例外なく手、足、眼等が無い人達でした。
 足の無いヒトはアコーディオンを弾き、片手しかないヒトはハーモニカを吹いて通りがかりの人々の施しを貰っていました。
 曲目は皆、軍歌です。
 でもお父さんたちが風呂で上機嫌に歌っていた勇ましいものではなく、物悲しい曲ばかりでした。
 彼等はいわば物乞いのようなもので、そうやってわずかばかりの日銭を稼いでいたのです。
彼等の存在は子供心にはかなり恐いものでしたが、同時に痛ましい存在でもありました。
 勿論彼等の全員が本物の傷痍軍人ではなかったはずですが、(父親によると全員タカリだということだった。ちなみに父は幼年兵までで、勿論実戦には参加していません)それでも子供心に戦争の痛さを想像させるのには十分すぎる存在でした。
 このごく当り前にどこにでもいた傷痍軍人達も70年台にはさすがに町の暗がりから消えてしまいましたが、結構後になって、一度だけ動物園にいく途中のトンネルの薄暗がりのなかで見たことがあります。
 当然、どう考えたって年齢的にもつじつまの合わないヒトでしたが、話しがしてみたくて、声をかけたところ身振り手ぶりで耳が聞こえない、声がでない、という振りをするのです。
 諦めて手にもっていたいくらかの小銭を彼の首から下げた箱にいれてやると、はっきりした関西ナマリ「アリガトウ」といってしまった、流石にこれには彼もしまったと思ったのか、そのままくるりと背をむけてさっさとトンネルの向こうへ消えてしまいました。
 それが70年代の後半であったと記憶しています。
 もう、万博どころか、ベトナム戦争さえ終わっていたというのに、流石は大阪というべきなんでしょうか?
ただ、彼等の正体がタカリであろうがなかろうが、子供心にかなり具体的に痛みを感じさせてくれた存在だったわけですから、私は私なりに感謝していますが・・・。

 

今までのヤツ読んでみます?