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アンダマン海の真珠たち



1996/09/27
チェックアウトしてナトーンへ。バスの時間を聞くと、プーケット直行はなく、スラート乗り換えになるとのこと。それだと到着がうまくいって9時、へたすると11時を過ぎてしまう。明日の朝イチの便に乗ることにして、本日はナトーン泊まり。

Sea View G/H。"None of the rooms actualy have seaview."とLPに書いてあるとおりであった。本日は旧暦8月15日。夕方7時ごろから海南公所(海南華僑の互助団体であろう)がにぎやかなので行ってみたら、海南語でチャイニーズオペラを上演していた。お題は「金花女」。以前に台湾で見たやつと同様、やたらやかましくにぎやかな、ちょっとコメディくさい劇であった。めったやたらにハデな衣装と楽しいオーバーアクションが、私にはとても興味深く、ばつぐんに笑かしてくれる見世物であった。

帰って木瓜(パパイヤ)食べて消灯。この宿、ひさしぶりに見事な売春宿で、きれいな娼婦のおねえさん方でいっぱいだ。


1996/09/28
6時半起床!シャワーを浴びてバスに乗り、ドンサック経由でスラートへ。スラートで下車すると、すぐにソンタウの運転手が寄ってきて、プーケット行きのミニバンの乗り場まで20Bと言う。同じバスの白人二人はそれに乗ったが、私たちは空腹だったのと、なんかうさんくさかったのでパス。

めし屋で昼食。めし屋のおやじにプーケット行きバスの乗り場を聞くと、なんと目の前。しかしおやじは、ミニバスに乗れ乗れと言う。エアコンバスはここから出ておらず、普通バスかミニバンかの選択になるんだと。普通バス77B、エアコン139B、ミニバン150B。普通バスは6-7時間、エアコンは5時間、ミニバンは4時間だそうだ。

バス停のミニバンチケットカウンターで160Bと言われ、10B高いなあと思いつつ購入。バンに乗り、30mほど離れたところで止まったそこが本来のミニバン乗り場らしい。乗り場に英語表記は無く、必死でタイ語を読むとプーケットまで150Bとあった。って、そこってさっきバスを降りたところから10mと離れてません。うぬう、そうきたか。

ミニバンは11人乗り。本当に4時間でプーケットに着いた。が、おっそろしい運転で、私も相棒も二度とあれには乗りとうない。

Thavong Hotel、エアコンが壊れている部屋がスペシャルディスカウントの200B。広ーい、きれいなダブルで、ソファと椅子とデスクとたんすとバルコニーがついている。ゲストハウスではなく、久しぶりのホテル。ちなみにエアコンありの部屋は330B。相棒が街を探索に出かけている間に、えらいことを発見してしまった。やられた。旅先でちょっとしたものをやられたのはこれが初めてではないが、被害額では今回の比ではない。

母からもらった金のネックレス(それは母が二十年前に初任給で買ったものだ)。同じく母がくれたひすいの指輪。相棒が買ってくれた金のピアス。ラオスで買ったガーネットのピアスとネックレス。以上5点。もう2度と見ることは無いのか。

2時間ほど相棒のひざで大泣きをした。金のネックレスは大学時代に母にもらってから、身につけていない日のほうが少ない ― ほとんどずっと付けていたのだ。金持ちに見えるかと途中から金の装身具をはずし、しまいこんでいたのが仇となった。もちろん荷物にはカギをかけていたのだが、所詮はちいさな南京錠である。

もちろんナトーンの売春宿でだ。被害額がどうこうというより、母に申し訳無くて仕方が無い。ああ。


1996/09/29
夕べ泣きすぎて目が痛い。やはり一緒に住んで3年、こういうときの慰め方が相棒、だんだんおざなり〜になってきた。昔はもっとリキ入ってたぞ。私がそう言うと「おまえかって昔は口答えなんか全然せえへんかった。越来越不像話」と言う。阿呆、それはせえへんかったのではなく、語彙がたりなくてできなかっただけだ。

お互いさまである。

相棒が峨眉山でなくしたさし歯をやっと作る気になったので、歯医者へ行く。若い女性の医者であった。相棒は歯医者は女性のほうが細工が丁寧という信仰をもっているので、さっそくお願いすることにする。してみてびっくり、4000B。うっひゃあ。香港よりやや安いか?というぐらいで、ほとんど変らない。しかしまあ、診療器具も見たところ日本とかわらんし、清潔な医院なのでそんなもんなのだろうかと半分思いつつ、半分はガイジンと見てふっかけてるなーと思いつつ、しかし歯医者なんかで値段交渉をして適当なやつをつくられても困るので、私の心は千々に乱れた。しかしだな、いいものであれば何年も、そして毎日毎食つかうのだし、それにだいたい私のではないのだ。歯の悪い相棒の、せめてものさし歯なので、いいものをつくってやりたい。

そこで相棒が「高すぎる。別の医者へ行って値段を聞いてみよう。」と言ったときに、「ええから作りなさい、歯は大事なもんやねんし、健康の基本やねんから。」と、医者にゴーサインを出してしまった。型をとってデポジットの2000Bを払って出てきてから、その辺の店で新聞(タイでは中文紙が結構どこでも買える)を買うついでに、店のおばちゃんと交わした会話。

相棒「このへんで入れ歯つくったらどのくらいするの?」(廈門語)
おばやん「長いこと作ってないから知らんけど、100Bぐらちゃうの?」(潮州語)
「それは30年前の価格やろ」(大阪弁)
相棒「今そこの歯医者で入れ歯つくってもらったら、4000Bって言われたぞ。」(廈門語)
おばやん「ああ、4000Bあったら全部作れるねえ」(潮州語)
相棒「全部ちゃうねん、一本だけ。」(廈門語)
おばやん「なんやて?」(潮州語)
相棒「だから、一本で4000B。」(廈門語)
おばやん「ひょえええええええええ!!!」

吉本そのままのような驚き方をするおばやんであった。そしてさっそく、ちょうどそのとき新聞を買いにやってきたご婦人にご注進。潮州語とタイ語こもごもで、たった今の驚くべきトピックを報告している。ご婦人もあちゃーという顔で我々を見て絶句。

「医者で値段交渉ってするもんなんでしょうか、タイでは?」(普通語)
ご婦人「できますよ。」(普通語)
相棒「あああ、俺は阿呆や、なんで正直に香港から来たって答えたんやろ。中国人やって言えばもっと安かったかも知れんのに」(普通語)
「算了ba、こんなけ払った一番ええのを作ってくれるやろ。一分銭、一分貨やで。」
ご婦人「そうそう、安いかわりに質の劣るものを買っても仕方が無いですよ。」
相棒「普通はどのくらいするもんなんですか?」
ご婦人「2000Bぐらいでしょうか。でも、交渉次第では1500Bとか1000Bでもできると思いますよ、品質が違うでしょうけど…。一番高くて3500Bぐらいでしょうかね。よく知らないけど…」
相棒「香港では医者で値段交渉というのはないので、高いと思いつつ言えなかったんですよ。」
ご婦人「算了、タイの記念と思って忘れなさい。」

ご婦人が教えてれた相場は、我々の気持ちを慮って言ってくれた価格だと思う。この日一日にとどまらず、翌日も相棒はご機嫌が悪かった。別に私にあたるわけじゃないけど。これで終わりじゃなく、一週間後にはまたこの医者に行ってさし歯を合わせてもらい、残りの半額を支払わねばならない。私はなぐさめてあげようと思って、だまってバスタオルを洗ってやった。


1996/09/30
ブルーな気分の打破のため、市場でカニを5杯購入。甲羅の幅10センチぐらいのこぶりのやつ。190B。大きさの割に肉がつまっていて、おいしかった。

本日は1日ツアーに出かける。プーケット北部のパン・ンガというところから船に乗って007の撮影が行われたという小島に行くのだ。そこはタイ語の名前よりもジェームズ・ボンド・アイランドという名前で有名なのだそうだ。が、私、007の映画ってひとつも見たこと無いんですよ。

バスで2時間、ボートで1時間半、島は思ってたよりずっと小さかった。それよりは、見事なマングローブの群生や、海面から直接ぼこぼこ立っているカルスト岩のほうがおもしろかった。ムスリムの水上村で昼食。えび・かに・キャベツ・スープ・ごはん、量もけっこうあり、満足のゆくご飯だったが、同じテーブルの白人ときたらご飯とキャベツしか手をつけず、しまいにはチャーハンを作ってくれ、コーラはないのかとか言い出したりして、気の毒な味覚であった。

プーケットタウンに戻ってから、ピーピー島までのチケットを探しに、何減価の旅行会社をまわる。往復にフェリーピアまでん送迎をつけて、400Bのところで購入。


1996/10/01
本日で出発よりちょうど半年。

ピーピー島へ向かう日だ。船は8時半に出港し、10時過ぎにピーピー・レーにツアー客を下ろした後、ピーピー・ドンに到着したのが10時半。船酔いをしてしまった私は、タイガーバームの小瓶をずっと鼻にかぶせていた。

フェリーピアから歩いて10-15分、Phi Phi Don Resortというバンガローに150Bのこましな部屋があり、チェックイン。後であちこち回って知ったことだが、値段と設備とロケーションの折り合いを考えると、私たちには理想的なところだった。これより安いと、木と竹で編んだ掘建て小屋になってしまい、同じ価格帯のほかのところは、よそのホテルの発電機の音が一日中うるさかったり、丘の上でビーチからほど遠かったりする。ここは目の前がビーチである。

500Bまでなら出そう!と決心して値段を聞いた素敵なバンガローは、なんと1300Bであった。

しかし、5年ほど前に相棒が始めてきたときには静かな漁村だったというピーピー島も、すっかりにぎやかになっていて、レストラン・土産物屋・ダイブショップなどなどがいっぱい。それでも海は驚くほどきれいで、普通、水がキレイではありえないはずのフェリーピア付近の透明度がすごい。橋げたが砂に突き刺さっているのが、くっきりと見える。

夜、ビーチのレストランで魚を食べた。30センチぐらいのホワイトスナイパーが100B。清蒸にしてもらった。うまいがやや肉が固い魚だ。テーブルを出しているビーチに、でっかいカニがいっぱいいてそろりそろり歩いており、そしてなにかびっくるすることがあるとびゅーっと大変な速度で穴に隠れに行くのがおもしろかった。


1996/10/02
泳ぐ。

目の前のビーチが大変な遠浅であることが判明。300m沖まで行っても腰までの水。子供をあそばせるには絶好だが、大人にはもちろんちと物足りない。

村で昼食を取り、島の反対側を散策。マングローブの林があり、また違った雰囲気だった。片方のはさみだけが大きなカニがうじゃうじゃいた。帰ってまたひと泳ぎ。それからフェリーピアに釣りに行く。竿なしで、糸と針と錘だけで釣ったが、入れ食いというやつで、うじゃうじゃ釣れた。大き目のおいしそうなやつだけを残し、あと一匹釣れたら帰ろうというところで見事に真っ黒の男の人がやってきて、「ここは釣り禁止です。」

ごめんなさい。知らなかったの。確かにフェリーピアの柱にそう書いてある。どおりでこんなにたくさんの魚なのに、どうして誰も釣ってないんだと思った。釣果をすべて放し、すごすご、しおしおと帰ってきた。

ゆうべの店でばんごはん。ジャックフィッシュとかいう魚、大120B、小70Bをふたつで160Bにしてもらって食べた。この値段は調理費込みなのでとってもおトクだ。大は醤油焼、小はBBQでお願いする。昨日の魚より肉がやわらかくておいしい。

1996/10/03
朝食をとってから村へ。昨日見かけた岩波の唐詩選(中)を40Bで買った。読むのに時間がかかりそうなので、安上がりでヨロシイ。

相棒は村に2軒ある魚屋で、ジャックフィッシュがレストランの三分の一ぐらいで売られていることを発見。こぶりのを2匹買った。48B。しかしね、レストランのは調理代に場所代込みなのだから、比べるわけにはいかんだろう。相棒聞く耳持たず、さっそく調理開始である。バンガローにはコンセントがないので、外にあるブレーカーをいったん落として、照明用の電線から勝手に電気を引くというゴーインさだ。ホアヒンの工具屋で何をあさってたかと思ったら、こういう道具かい。良い子は真似をしてはいけません。

鼻歌交じりで勝手にコンセントをつくってしまい、油と塩と調味料にご飯を買いこんできて、昼ご飯の支度である。私はビーチでねっころがって、さっそく唐詩選を読む。もうすっかり焼けてしまい、私ってこんなに黒くなれるのねというぐらい色がかわっている。もはやいくら日に焼いても、全然痛くならないのだ。今日はタイ人に「マレーシア人?」と聞かれてしまった。(マレーシア華僑かという意味であろう)

昼からボートに乗ってロングビーチへ足を伸ばした。行ってびっくり、なんちゅうきれいな海だ。10m先までくっきり。それに、3m入ると足がつかなくなる深さがあって、泳ぐのにもぴったり。しかもここには大規模な珊瑚礁があり、わくわくしながら泳いでいってみると、うっひゃー!!!

コサムイなんかとは、魚の大きさも量もケタがちがう。こわいぐらいにたくさんの魚がいた。そして、鬱蒼と茂るサンゴの森。しゃこ・巻貝・うに・ひとで・なまこ、海の生き物たち。色とりどりの魚は、私がじーっとみつめつつ浮いていると、なんじゃい?という顔をして集まってくるのだ。私のほうが怖くなってくるぐらい。

1組しかないスノーケルを相棒にバトンタッチ。見といで!と送り出すと、珊瑚礁の上の海面で、くるくるまわって喜んでいる。水きれいやし、波は静かやし、ばつぐんやなあ。

4時間ほどたっぷり泳いで、さあ帰ろうと波打ち際で砂を流していたら、でっかいしゃこ貝を見つけた。私のでかい顔よりさらに大きな白い貝。写真をとって、波打ち際に流した。相棒があまりびっくりせんので、なんでや?と聞いたら、さっき珊瑚礁で同じ位の大きさの生きたやつが口をあけたり閉じたりしてるのをじっと見てた、だって。貝を海に戻すときに、なにかが光っていたので拾い上げると、キレイな5角形の水晶だった。今日は素敵な日だなあ。

丘を越えて、機嫌良く歩いて帰ってきた。ボートなら5分だが、歩くと山道を2キロだ。


1996/10/04
朝食をとってのんびりし、はやめの昼食をとってロングビーチへ。本日はゆっくり一日を過ごすつもりで、本を2冊と水を持ってきた。そしてフィン(中国語では鴨子脚)を借りた。

しかしあしびれ、思ったより固くて使いにくい。しかも私と相棒ではもちろん脚のサイズがちがうので、私にはぶかぶかで相棒にはきつくて痛いようだ。ひたすら泳いで本日は終わり、へっとへと。なのに、またしてもけちって山道を2キロ歩いて帰ってきた。へっとへと。


1996/10/05
一日ツアーにおでかけ。木船でまず対岸のピーピーレーへ。燕の巣がいっぱいの洞窟を見学。ジャンクの壁画があった。燕の巣を買い付けに来た中国人が描いたという伝説あり。

ピーピーレーの入り江でシュノーケリング。このとき借りたフィンは昨日のプラスチック製とちがってゴム製で柔らかく、足にぴったりで、泳ぐと耳の横を水が流れて行くのがはっきりわかった。きもちいいいー!

さてそれから、ピーピー・レーからピーピー・ドンをぐるっと回ってバンブーアイランドへ。沖合いに停泊し、シュノーケルをつけて海に入ると、なんと見事な珊瑚礁。ロングビーチよりももっとすごい。そして透明度もおそろしいほど。ツアーガイドが船の上からパイナップルの芯をなげると、魚がどどどどどどどどーーーという感じで押し寄せてくる。ピラニア状態。こっちが教われそうな勢いである。

バンブーアイランドで昼食。ランチボックスのフライドライスとパイナップル、ボトルウォーター一本が、ツアー料金に含まれている。それとマスクとシュノーケルとフィンでB250。同行はオーストラリア人の女性5人と、日本人男性一人、そして我々2名。

昼過ぎからはバンブーアイランドのビーチで泳ぐ。波が全くなく水はキレイで、調子に乗って泳いでいて、ふと下を見て悲鳴を上げそうになった。なまこ。巨大な、ぶっとい黒いやつが数百本、白砂の上に横たわっている。死屍累々。死んでないけど。しかもあまり水深がなく、ひょっとすると足が届くかも。届いてたまるか!!!全速力でなまこのいない水域へ。

再び船に乗り、ピーピー・ドンへ帰る。今度はロングビーチ沖で停泊。やはり岸に近いところよりもずっと魚が多く、楽しい。でも岸からここまで泳いでくるのはちょっとこわいなあ。

ロンギビーチから帰ってきて、ツアーはおしまい。なかなか楽しい一日であった。ばんごはんはトムヤム。45B。魚と遊ぶために袋一杯の古いパンを買った。明日遊ぼう。


1996/10/06
朝からロングビーチへ行きたかったのだが、相棒が「しんどい」「めんどくさい」とぐずぐずしている。朝食を取った後、早速昼寝(朝寝?)を始める始末だ。カゼでもひいてんのかと思い、私はそっとしておいてやった。で、マニキュアとペディキュアのぬりなおし。

昼から出なおそうと思ったが、昼食後もぐずぐず言って腰をあげやがらない。なんじゃいこいつは!私は朝食前にすでに水着を着こんで待っているのに。魚用のパンも用意したのに。

業を煮やした私は、相棒の最もキライなこと(私がやるのを嫌がること)、つまり肌を焼くためにビーチへ出た。1時から3時まで裏表ともじっくり焼いたが、もはやちっとも痛くならない。この色が私の限界か。

結局今日はロングビーチへは行かずじまい。3時過ぎから大雨が降り出したのだ。ざざぶりのだだぶり。小降りになったのをみはからって夕食に出る。本日は最後の夜なので奮発してごちそうだ。清蒸・紅焼+黒豆醤・かじきまぐろのBBQ、以上。

帰りにHair Braiding(細いみつ編をして先にビーズをつける)を両方に少しやってみた。これも相棒が嫌がるのでいままでやってなかったのだ。


1996/10/07
朝食を取ってロングビーチへ。パンを撒きながら泳ぐと、魚がくることくること。

12時に宿に戻り、1時にチェックアウト。昼食をとって船の時間までHair Braidingをさらに追加。乗船。2時半に島を離れた。

4時半、プーケットに到着。Thavong Hotelのもとの部屋へチェックイン。すぐに歯医者に行くも、今日は予約がいっぱいでだめと言われ、相場の倍も取りくさって見れんというかと、相棒がぶつくさ言うこと。もちろん歯医者を出てから。

ひさしぶりに実家に連絡(前回は9/12)。もっとも苦手とする作業である。

潮州料理屋で3品+ごはん+水で105B。店のおばちゃんに、見事に黒と白やなあと言われた、なんのことかというと、短いタンクトップの下から見えている腹の色と、それ以外の肌の色のことだ。ワンピース型の水着を着るとこうなるのね。

しかし、コサムイで始まったかとおぼしきじんましん、散発的に発生している。おしりと内ももにじんましんのような、アトピーのようなぽつぽつがさがさが出ている。本日はまたそれが特別痒い。宿で見たら真っ白なけつに見事なバラ色のてんてんがぶわあと広がっていて、見るだけで痒くなった。しばらくは魚もひかえてみよう。


1996/10/08
私のじんましんは引かず、鼻水まで出てきたので、アレルギーの薬を飲み、相棒に頼んでAnti-Arellgicの塗り薬を買ってきてもらう。魚ではないとしたら、もうひとつの可能性は洗濯に使っている洗剤だ。というわけで、今日の洗濯はせっけんでしてみた。

昼食はえび。20-30センチぐらいのやつを、相棒の宝物、電熱コンロで焼いて食べた。うまいうまい、肉がたっぷりだ。1人3匹づつ。

それから歯医者へ。相棒は「使い心地は、よい。」とうれしくなさそうに言う。めし屋に直行し、ご飯を食べてみたが、はずれたりずれたりは全くしないそうだ。痛くもなく、噛み合わせもOK。相棒よ、香港より安かってんから、それで納得しなさい。


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