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似たものドリンク飲み比べ 第8弾
リポDシリーズ 飲み比べ <海外編>
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今回はすべて大正製薬の純正品(と思われる)の飲み比べです。
2001年3月に東南アジアを旅行した際に、
現地版リポビタンDを見つけてきました。
香港とシンガポール、タイの3ヶ所でリポビタンDを入手できました。
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確かに英語もしくは日本語で、リポビタンDと書いてあるのですが、
現地表記は微妙に異なります。
そのまま読むと香港がリポゲン、シンガポールはリビタです。
特に漢字表記は、意味をよく表した当て字で、本当に感心してしまいます。
香港とシンガポールは漢字表記がわかるのですが、
タイバージョンのリポビタンDにも、漢字表記があるのがちょっと意外です。
タイは漢字の国ではありませんが、何と読めばいいんでしょうか。
入手場所
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香港
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シンガポール |
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タイ
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写真1を見るとわかるのですが、香港版のみ150mlあります。
シンガポール版とタイ版は日本と同じ100mlです。
ということは、香港版にはタウリンが1500mgも
含まれているということでしょうか?
(「タウリン1000mg配合」というのは100mlあたりですから…)
シンガポール版にはタウリンの量が記載されていましたが、
香港版には量の記載がありませんでした。
タイ版はタイ語がわからないので不明です。
香港(中華圏)には精力がいっぱいつきそうなドリンク剤が
いっぱいありますから、それに対抗して150mlもあるんでしょうか??(笑)
それと、個人的にシンガポール版の"GETS YOU GOING"という
コピーが、ものすごく気に入っています(^^;
きっと"ファイト一発"のノリなんでしょう。
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写真1や写真2を見ると、一番日本のものに近いのは、
シンガポール版でしょうか?
写真1では香港版もデザイン的には近いのですが、
瓶の大きさが違うのと、写真2ではキャップのデザインが全然違います。
金色のキャップあたりが、中華圏の効き目の強うそうなドリンク剤を
意識したデザインな気がしますが、いかがでしょうか?
こうやってみるとタイ版が一番デザインが違いますね。
「鷲のマーク」と英語の「LIPOVITAN-D」の文字がなければ、
それとは気がつかないでしょう。
キャップのピースマークが何ともいい感じです。
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145円
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HK$10.5 (160円)
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12バーツ (33円)
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100ml
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150ml
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100ml
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100ml
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表2は価格と内容量を比較したものです。
価格はそれぞれの国のコンビニで購入したときのものです。
日本円への換算は、旅行時(2001年3月上旬)の現地での
両替レートで計算しています。
香港版はその他に比べて、容量が1.5倍あるので、
その分を差し引くと、およそ110円になります。
それぞれの国の物価(例えば缶ジュース)と比較すると、
日本と香港は350ml缶の1.3倍程度になります。
タイはジュースとほぼ同等程度で、若干割安かなといったところでしょうか?
(シンガポールについては残念ながら忘れてしまいました…)
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世界中どこでも売っているコカコーラは、国によって少しずつ味が違います。
そう考えると、リポビタンDだってその国に合わせて、味が違うのでは…!?
ということで、4種類の飲み比べ結果です。
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・水っぽい、薄め
・飲みやすい |
・味は薄め
・甘い (子供の風邪薬のよう) |
・酸味が強い
・薬くさい |
・味が濃い
・甘みが強い |
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★★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
表3は6人ほどで飲み比べた結果です。
あくまで相対的な評価ですが、6人ともだいたいこのような評価でした。
やはりいつも飲みなれた日本のリポビタンDが、
一番良いということでしょうか?
おそらく成分はみんな同じでしょうから、
それほど味に違いがないかと思っていました。
しかし実際には、想像以上に味に
バリエーションがあることがわかりました。
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今回の旅行は、シンガポール、マレーシア、タイ、香港、
台湾の順にまわってきました。マレーシアには数時間しか
いることが出来ず、リポビタンDを探すことは出来ませんでした。
一方台湾で3泊4日したにもかかわらず、
リポビタンDを見つけることは出来ませんでした。
台湾は日本ブームというか、日本製品が数多く出回っているだけに、
一番ありそうなものですが、見つけられなかったのは意外でした。
[2001.4.15]