ついこの間まではひとり孤独に滑っていた(笑)私が、ホームページにこのコーナーを設けてしまうまでに入れ込んでいる切っ掛けは、かのLA合宿がそもそもの始まりでした。それまではトレーニング代わり、ジョギング代わりに過ぎなかったのに、ファン・スポーツとしての楽しみかたに目覚めてしまったのですね。



その始まりは行動力の男・六甲の山猿がいきなり購入したことからでした。
彼は大胆にもすぐに試そうとして、写真のようにそのまま玉砕(爆笑)。しかし不屈の魂で夜中スーパーの駐車場で挑戦しては転び(笑)、刻一刻と上手くなってゆくのでした。やがて歩道くらいなら何気なく滑ることができるようになった山猿をみた理論派のSeedが心中密かな決意を固めたのは想像に難くありません。



ビーチでも既にすっかり慣れた山猿こと亮ちゃんはすいすい滑ります。一滑り終えた亮ちゃんに「貸してくれっ」とせがんだのはやはりSeedでした。駐車場でも挑戦して何となく感じは掴めていたSeed、最初は腰が引けた感じで危うい足取りでしたが、やがてビーチロードを何事もないかのように滑り出すようになります。

しかし、都築さんはまだ沈黙を保ったままでした。いや、Seedのように密かに期するところがあったという訳でもなく、単に興味がなかったのですね。ところが、ある日空き時間を利用してスポーツショップに入ったら・・・いつのまにかディスプレイの靴を履いて、ろくに絞めもせずに店内でいきなりバック・スケーティングを始めている!(笑)





とても全くの初めてとは思えない滑りに一同驚愕、そのうちいつのまにか値段を店員に聞きだし、定価の半額と聞いてもう買う気になって小脇に抱え、パッド類を物色していたのは都築さんでした(笑)。それに簡単に触発されて思わず買ってしまったのはSeed。散々悩んで・・・結局やっぱり買った馬鹿は私でした(苦笑)。かくして、みんなが翌日の朝には解散、それぞれの生活に戻ろうという日の深夜、狂乱のスケート大会は始まったのです。

残念ながらまだ写真の準備ができてはいないのですが、この夜、4人のオトコどもは夜中に都築邸を抜け出し、近所のスーパーで「なんでこんな時間にこんなところでやってるんだ?」などという誠にもっともな行き交う人の疑問を背に受けつつ(笑)、てんでにスケートの練習に狂いだしました。それにしても都築さんの勘のよさには驚くばかり。結局いちばん経験がないはずなのにあっというまに小回りからスラロームまでモノにしてしまったのでした。

勿論一番経験のあるはずの私が口惜しくないはずがない(笑)。かくして、その翌々週、今度は東海岸に出張のある都築さんとの再見を期して、アメリカ大陸の両端で熱い練習が始まったのでした・・・・。

続きはDC編をご覧くださいませ(笑)。