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◆ データの整理と分析(1)

◆実 習 の 目 標

保健室の記録を見て、整理分析する力を育てる。

◆評 価 の 観 点

関心・意欲・態度

身の回りの事象について問題を見いだし、資料を分類整理して表やグラフに露そうとする。

思考・判断

表を観点別に整理する方法を考えたり、表を活用して問題解決を図ることができる。

技能・表現

2つの観点から事象を整理し、表にまとめることができる。

知識・理解

資料の分類や整理の仕方や表のまとめ方が分かる。

◆実 習 の 内 容

(入門・・保健室の記録を見て、整理分析する力を育てる。

基本的には手所業で・・コンピュータを使ってもよい。)     

@保険室の怪我の記録から、それぞれ調べたいことを設定し整理しグラフ化する。

A内容の考察と、データの整理についての考察を書く。

◆デ ー タ

        1週間の怪我調べ    
曜日 名前 男女 場所 体の部位 怪我の種類
1 2 s1 グラウンド 擦り傷
2 3 s2 廊下 擦り傷
1 5 s3 グラウンド 切り傷
3 4 s4 階段 ねんざ
2 1 s5 グラウンド 擦り傷
2 2 s6 教室 突き指
1 2 s7 階段 打撲
2 3 s8 中庭 擦り傷
2 4 s9 中庭 うで 刺し傷
3 5 s10 体育館 ねんざ
3 4 s11 体育館 打撲
2 3 s12 グラウンド 擦り傷
2 4 s13 体育館 擦り傷
1 1 s14 中庭 うで 切り傷
2 2 s15 グラウンド 擦り傷
2 5 s16 グラウンド 擦り傷
2 3 s17 体育館 突き指
2 2 s18 グラウンド うで 切り傷
3 3 s19 階段 ねんざ
1 1 s20 グラウンド 擦り傷
1 5 s21 中庭 うで 打撲
2 2 s22 中庭 刺し傷

◆何について整理するか?(データの整理2)

整理の観点の例

 1つの観点
   @どこで怪我をすることが多いか。
   A体のどこに怪我をする人が多いか。
   Bどんな怪我をする人が多いか。

 2つの観点
   Cどこで、どんな怪我をする人が多いか。
   D男女別では、どこで怪我をする人が多いか。

◆どのような形に整理するか?(データの整理2)

一つの観点で整理 例@どこで怪我をすることが多いか。

(1)表にしてみる。

場所 人数   場所 人数
グラウンド            
廊下     多い場所順に      
階段          
教室            
中庭            
体育館            
合  計       合計    

(2)グラフにしてみる・・・棒グラフ・・・値(個数等)を比較する時は棒グラフが便利

(3)感想および考察

  ・内容の分析  どこが多かったか?等

  ・整理前と整理後のデータの見やすさ

二つの観点で整理 例Cどこで、どんな怪我をする人が多いか。

(1)表にしてみる。・・・どのような表を作成するか?

場所 怪我の部位   2次元の表を作成        
グラウンド       うで 合計
    グラウンド          
うで     中庭          
 

体育館          
廊下     階段          
    廊下          
うで     教室          
    合計          

(2)さらに分析してみる・・・校舎の内外に分類して表にする。

(3)感想及び考察

  ・内容の分析  どこが多かったか?等

  ・整理前と整理後のデータの見やすさ