【2:1】運動的アプローチ
【命題】運動面では何をすればよいか?
ひとつ確かなことは、運動をまったくしないと著しい成長不良が見られるってことじゃな。
例えば、体育の時間もいつも見学でまったく運動しなければ、最終身長において明らかな差異が出てしまう。
逆に競技スポーツ等で運動しすぎで健康を害すると伸びなくなることになる。
スポーツによって最終身長が高くなるとも低くなるとも言われとるのもこのためじゃ。
よって、健康を害しない限りにおいてはスポーツは体格向上にプラスに働くってことになるじゃろ。
もーひとつ議論のあるところは、伸びるスポーツと伸びなくなるスポーツがあるかどうかってことじゃ。
一般的に伸びると言われとるのは、水泳、バレー、バスケ、短距離走。
伸びなくなると言われとるのは、体操、柔道、長距離走ってとこじゃな。
詳しくは書籍集中の先生が書いた本に譲るとしよう。
ここで、経験則に基づき気が付くのは、背が伸びると言われとるスポーツをやって伸びた実例に対し
伸びなくなるスポーツにおいて伸びなくなった例のほーが多いとゆーことじゃ。
その帰依として、背が伸びるといわれるスポーツの背の伸びる要素とゆーものはそんなに強くないのに対し
背が伸びなくなると言われるスポーツにおける伸びなくなる要素は強いのではないかと思われる。
個々に見ると、水泳で背の伸びる要素とは重力負荷の少ない運動による健康増進作用。
バレー、バスケでは上へと意識を集中させることによって生じる祈り作用。
短距離走においては、瞬発系であること以外には特に成長に働く要素は見当たらない。
健康はでかくなるための最低条件とは言えるが、水泳をやったからといって必ず健康になるわけではないし
祈り効果も伸長に大きく働くわけではない。
つまりは、背が伸びるスポーツと言われとるからといって過大評価禁物じゃとゆーことじゃ。
日常生活においても健康に気をつけ、背の伸びなくなる要素を排除していく方が重要ってことじゃな。
これに対し、背の伸びなくなると言われるスポーツはその負の効果は大きいと思われる。
体操競技の一流選手に170cm以上が居ないのは競技の性質上低身長が有利じゃからなんじゃが
成長期の競技者全般において、最終身長が他のスポーツをやっていた香具師よりも低いのは否めない事実じゃ。
長距離走者もこの傾向は顕著と言える。
ひとつ象徴的なのは、欧米人はえてして背が高いもんじゃが成長期に長距離をやっていた香具師らは
欧米人の中ではあきらかに低い傾向があるってことじゃ。
長距離走者の背の低い例外として宗兄弟が居るが、香具師らは肉を毎日1kg食べとったからじゃ。
そーゆー面で食事中のたんぱく量はすごく重要でもあるといえるし
長距離走を本格的にやるとそこまでしなければ低身長になってしまう可能性が高いってことも言える。
もーひとつ、運動的な伸長法としてストレッチがよく挙げられる。
これは、体が固いと最終身長が低くなる傾向があるってことから言われとるのじゃ。
有名どころでは舞の海がよく知られとるかのぉ。
相撲取りでありながら体が恐ろしく固く、あの通りの身長じゃ。
また、世の伸長法がことごとくストレッチを取り入れとるのはある程度の効果が見込めるからじゃろう。
ストレッチのやりすぎで健康を害するってことも可能性は低いから、これは大いにやるべきかと思う。
もーひとつストレッチ的な運動として自己整体とゆーものがある。
骨格に歪みがあると整体で微妙に背が高くなるのは知られとるとこじゃが、これを自分でやってしまおうって技じゃ。
他人の力を借りる整体に比べて効果は低いがある程度のストレッチ効果も得られることからやる意義はあると言える。
【結論】とりあえずストレッチ(自己整体含)。背が伸びなくなると言われとるスポーツはなるべく避けれ。
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