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12/30/03 キヨシ君、日曜日にようやく帰ってきた。良かったよ。空港に迎えに行った時、キヨシ君の手荷物がスーパーの袋だったので笑えた。 空港でキヨシ君を待っている時、日本人のツアーコンダクターのおじさんらしき人を見かけた。日本人を片っ端から捕まえて、「JTBのツアーでいらした方ですか?」と聞いていた。しかし何故か私には声をかけてくれない。もしかしてこれは外見の違いか?日本人観光客達といえば茶髪をさらさらとさせ、服装もそれとなくおしゃれでコーディネートされている。バッグや靴や帽子、サングラスにも抜かりがない。(いや、でもサングラスは日照時間が3時間ちょっとしかない冬のフェアバンクスでは使えない気が・・・。)ふと自分を見ると、張り切ってお気に入りのセーターを着てきたとはいえ、それはダウンジャケットに隠れて全くみえず・・・マイナス30℃と寒い日だったので地元民が真冬に履くソレルのブーツ履き。キヨシ君は私が化粧をするのが嫌いなので(奇特な人だよ。ありがたいことです。笑。)もちろんすっぴん。いや、がんばってちょっとグロスだけはつけてみたんだけど。 どーみてもおしゃれな日本人観光客にはみえない格好でした。いや、いいんだけどさ。スーパーの袋ぶら下げて帰ってくる旦那を迎えに行ったんだから。(爆) 12/26/03 ただいま実家に里帰り中のキヨシ君。明日は幼なじみの結婚式に出るらしい。今回実家に帰ってから式のことを聞かされたらしく、急に出席することになったそうで。「って、キヨシ君今回ジーンズしか持っていかなかったじゃん。どうすんの?」と聞いたら、「いいの、いいの。」だって。・・・いいのか? 全然話は変わるが、最近受け持っている痴呆症のおばあさん、ちょっとだけ日本語を話せるのだ。旦那さんが昔日本の米軍基地で働いていたことがあるそうで。しかし私の顔を見るたびに、「〜〜ゴザイマシタ!」というのが可笑しい。なぜに数ある日本語のセンテンスのなかで「〜〜ゴザイマシタ!」だけが印象に残ってしまったのだろうか?しかも、〜〜の部分はいつも英語。(笑)”Thank You ゴザイマシタ!”とかね。昔は美容師だったそうで、いつも私の髪の毛を触りながら、「あんたの髪、ビューティフルだけど超・直毛よね。どうする?」と聞いてくる、カワイイおばあちゃんです。 12/25/03 3日後にはキヨシ君が帰ってくる。指折り数えて待ってるんだけど・・・。約束通り毎日メールか電話をくれるのですが、やっぱりそばにいないと寂しいものです。彼の変な歌とか、妙な踊りとか、だまって何度も冷蔵庫を開けて常に何か食べてる様子とか、自分でオナラをした後のきょとんとした顔とか、イニューに本を読んでいるところを邪魔されて本気で私に苦情を言ってくるところとか、大っ嫌いなこちょこちょ(私はくすぐられるのが大の苦手。)とかでさえちょっと恋しくなってしまう。はやく帰ってこないかな〜。 12/24/03 メリー・クリスマス!って、アラスカ時間ではまだイブなんですけどね。姪っ子は今年初めてサンタさんからプレゼントをもらったはず・・・。なにもらったのかな〜。うちの親は私達姉妹が中学生、高校生になるまでサンタクロースをしてくれていた。もちろんもうそんな年になるとばればれなんだけど。(笑)それでも毎年ちゃーんと起きると枕元においてあるプレゼントに、やっぱり素直にうれしくなるものだった。ちょっと疑いだした頃、サンタさんが枕元に置いていってくれたおもちゃの箱に「サンコア(地元の近くにあった、でかいスーパー。)」の保証書が入っているのを見てちょっとショックだったことを思い出したり。(笑) 今年亡くなった祖父に、「おじいちゃん、サンタクロースって本当はいないんでしょ?○○ちゃんがサンタクロースはお父さんとお母さんなんだよ、って言ってたよ!」と迫ったことがある。その時祖父は、「サンタクロースは本当にいるよ。でもどうしても本当のことを知りたい、っていうなら教えてあげるけど・・・。サンタクロースはね、本当はお坊さんなんだよ。」と言った。子供ながらに、「あの白いひげふわふわのサンタさんが、いつもは黒い着物に身を包み、頭をツルツルにしたお坊さんだったとは!」とこれまたショックを受けた思い出もある。のちのち大きくなってから、「あの時さ〜、おじいちゃんなんでまたサンタクロースはお坊さんだなんて言ったの〜。それはないよ〜。」と笑いながら突っ込むと、「間違いでもないんだよ。サンタクロースはSaint(聖人)だったんだから、日本で言うお坊さんのようなものだよ。」と堂々と語っていたっけ。うーん、それは。。。 12/20/03 キヨシ君がとうとう今日の午後フェアバンクスを発ってしまった。今日から1週間の間、イニューとふたりぼっち(?)の生活だ。泣くまいと思っていたのに、空港でやっぱり泣いてしまった。たった1週間なんだし、「1人ででも実家に帰ったら」といったのは私なんだし、私が泣いたらキヨシ君のせっかくの実家でのクリスマスホリデーが台無しではないか、と自分に言い聞かせていたのに・・・。でもさ、いい訳させてもらうけど(笑)結婚してから別々の場所で寝るのは今日が初めてなんだもん!あ、待てよ。結婚式前日は別々の場所(私は自分の寮、キヨシ君は新居のキャビン)で寝なくちゃいけなかったけどそれをのぞけば3年前のクリスマス以来だ。大学では一緒の寮に住んでいたので。 キヨシ君のいないキャビンはなんだか広い。イニューがいてくれて良かったよ。今日はイニューを抱っこして寝るぞ。 12/16/03 実は今週末から1週間ほどキヨシ君だけ実家に里帰りすることになっており(私はホリデー関係なしの職場なので、日本帰国のための1月、2週間半の休みに加えてさらにクリスマスの休み希望を出すことなどできなかったのだ。)、その前だと今日が最後の二人一緒のお休みの日。というわけで、今日はひさびさに「デート」らしいデートに行ってきました。(笑) 行き先は前から気になっていたタイ料理屋さんと、イニューと出会った思い出のペットショップと、映画館。その前後に歯医者通いやスーパーへの食料の買いだしが入るところがなんとなく雰囲気ぶち壊しな感じがしないでもないが・・・。(笑)タイ料理屋さんで頼んだ「トム・ヤム・クン」は激うまだったし、ペットショップでは私は子犬達、キヨシ君は魚達に見とれて幸せな時間を過ごし、(笑)メインの映画、「ザ・ラスト・サムライ」は期待以上におもしろかった。いや〜、渡辺健、カッコいい!惚れ直した!(彼は「独眼流正宗」の頃から好きなんだよねぇ)真田広之も良かったし。アメリカ人にも侍魂が通じたのか、館内のあっちこっちですすり泣きの声が聞こえてました。戦のシーンも迫力があったし、とにかくトム・クルーズよりも何よりも、この渡辺健、真田広之率いる侍達がカッコ良かったっす。なんだか、日本人としてちょっと誇らしかったね。(←かなり単純な私。苦笑。) 一部前評判では「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の二番煎じ、「ダンス・ウィズ・スシ」などとバカにされていたけれど、そうかなぁ〜。私は良かったと思うけどなぁ〜。おすすめです。 キヨシ君も、映画の後「あのケン・ワタナベっていう役者?カッコ良かったね!今までKENといえばバービードールの彼、っていう印象しかなくてイヤだったけど、もし僕達に男の子が生まれたらKENって名前もいいかもね!」と語っていたけれど・・・。キヨシ君も結構乗りやすいタイプなんだなぁ〜。(苦笑) 12/15/03 妹が父の誕生日に父の大好きな「モツ煮」を作ってあげたらしい、あいつもなかなかやるな、という話をキヨシ君にしていたら、「モツ」ってなに?ということになった。「豚の腸」といったら、ものすごく怖がっていた彼。確かに、怖いよなぁ・・・(笑)私達姉妹は、小さなころからモツ焼き(私達はとんちゃん屋さんと呼んでいた。)に父親に連れていってもらっていたので、私にとっては小さなころから慣れ親しんできたモツ。しかしそんなものを食べるとは聞いたことがないキヨシ君にとっては小さな衝撃だったらしい。 日本に帰ったらとんちゃん屋さんに連れて行こうかな。うっしっし。 12/13/03 今日は私の父親の誕生日。(こっちじゃまだ13日だけど日本ではすでに14日なので)さっきキヨシ君と一緒に「おめでとう」メッセージを伝えようと電話をしたのに出なかった・・・。きっと仕事で忙しいのだろう。明日また電話してみよう。 誕生日といえば、今日仕事中患者さんの家族がナースステーションまで私を探しに来て、ケーキをくれた。痴呆症、その他もろもろで入院している患者さんの娘さんだった。「今日、うちの父の誕生日なんです。ケーキを持ってきて家族みんなで食べたんですけど・・・親分さんにはいつも父にやさしくしていただいてるので。おすそわけです。」だって・・・。今日はものすごく忙しい日で、ひっきりなしになるナースコールの応対にバタバタしていて実は気が立っていた私だったのだが、そのケーキになんだか胸が詰まる思いだった。 どんなに忙しくても、イライラせずに常に患者さんのベストの為に働かねば、と自分に言い聞かせた今日一日だった。 12/11/03 スーパーでみかんを少し買ってきた。この時期日本から輸入して売られているみかん。アメリカ人も大好きなのだが、高いのだ。日本にいたら、箱で買えるのに〜。(笑)あー、みかんを食べていたらコタツが恋しくなってきた。さすがに日本からコタツは持って帰って来れないしなぁ・・・。 イニューは今ヒーターのまん前を陣取ってお昼寝中。あんなに近くで横になっていたら、毛も焦げそうなものなのに・・・。犬もやっぱり暖かいところが好きなんだなぁ。 12/09/03 イーサン・ホークと工藤夕貴の「ヒマラヤ杉に降る雪 Snow Falling on Cedars」をとうとうビデオで観た。キヨシ君は前に一度見たことがあるらしいのだが、私がそのビデオを手にする度に「あ〜。これね〜・・・。悲しい映画だよ〜。いやー、もうほんと、悲しいよ〜。そしてエンディングが納得がいかないんだよ〜!」としつこく言うのでなんとなく避けていたんだけど、やっぱり工藤夕貴が英語で演技しているところが観たくてとうとう借りてきてしまったのだ。 感想は・・・。う〜ん。悪くはないけどねぇ〜。期待ほどでは・・・。工藤夕貴、常に眉根を寄せて怒りか悲しみに興奮してるだけのような。(笑)しかし彼女の英語はきれいですね!帰国子女だったのかな?二度もこの映画を観たキヨシ君は、またしも「悲しかったでしょ〜。なぜ!?どうして!ってエンディングだったでしょ〜!イーサン・ホークが可哀想!」とひたっていました。 12/07/03 1月に日本に帰ったら食べたいもの。さといもの煮っころがし。さばの味噌煮。トン汁。鳥だんご鍋。たまり醤油せんべい。焼肉。おでん。さんまの塩焼き&大根おろし。にらと卵のお吸い物。仙台駅の牛タン弁当とはらこめし弁当。モンブラン。 こんなことばっかり考えてます。 12/06/03 今、イニューが外でものすごい勢いで吠えている。多分うちの庭にムース(ヘラジカ)でもいるのだろう。ムースと言えばこの間大学構内を歩いている時、図書館の入り口にムースの糞(1個1個がアーモンドチョコのような感じ。笑。日本の従弟に「お土産〜。アラスカのチョコだよ〜。」とあげたらまんまとだまされてちょっとかじってしまったほど。)がころころと落ちてそのまま凍っていた。多分人通りの少ない夜にうろうろしてたんだろうけど、キャンパス内をムースがのそのそ歩いている所を想像するとちょっと可笑しい。 今日は私はお休みなので家でイニューと静かにお留守番。いつものようにイニューをロフトに上げ、一緒のベッドで顔を寄せ合ってお昼寝した後、クッキーを焼いた。あ〜、毎日こんなんだったらいいのに〜、と一瞬思うけど、これが実際毎日こうだと「あー仕事に出たい!家にこもってばっかりで気が狂いそう!」となるに違いない・・・。 12/04/03 夕飯にまたクラムチャウダーを作った。私はクラムチャウダーが大好きで、これまでいろいろ違ったレシピを試してきたのだが、「これは私の好きなクラムチャウダーに近い!」というレシピに最近ようやく出会ったので最近それをちょっとづつ自分の好きなように改良してみているのだ。今回は結構いい所まで来たぞ〜。 話は変わって、ただいまの気温マイナス24℃。2日のマイナス40℃と比べるとだいぶ暖かく感じる。今日は天気が良くて、雪景色にピンクの夕焼け雲がよく映えて、ものすごくきれいだった。でも日照時間が短すぎる・・・。本日の日の出10時27分。日の入、14時53分。日照時間はなんとたったの4時間26分!これが3時間45分ぐらいまでさらに短くなって行くんだよなぁ〜・・・。 12/02/03 なんとただいまの気温マイナス40℃。寒い。寒いというより、ひりひりする。ドアノブも、外からだと手袋なしでは怖くて触れない。もっと寒くなるのかな〜。 11/30/03 キヨシ君のオナラの威力が最近さらに増している気がする今日この頃。イニューのオナラといい勝負。音に気づいて「今のナニ?」と恐る恐る聞く私に、日本語で「ヘ!ワタシノ”ヘ”!」と叫ぶのも止めて欲しい。でも何が一番イヤって、寝返りをうつ度に布団の中からふわ〜んと漂って来る彼のオナラの臭い。こもってるんですね、一晩中・・・。 11/29/03 ここ1週間ほど日記をサボってしまった・・・。27日は Thanksgiving Day (感謝祭)だった。実は私は休みだったのだが、どうせキヨシ君は仕事で居ないし1人でうちにいてもどうしようもなかったので、「仕事のため家族と一緒に Thanksgiving Dinner が出来ない」と残念そうにしていた同僚と勤務を代わってあげた。と言うわけで、クリスマスに次ぐホリデー、感謝祭の夜も私は働いていた。私、日本人だし。それほど感謝祭に対する思い入れもまだないし。(笑)七面鳥料理する度胸もまだないし。(爆) アメリカ人にとってはこの日は家族全員集まって、七面鳥やマッシュポテト、その他もろもろたくさんのホームメイド料理を作ってわいわい一緒に食べる、という大切な行事。患者さんの病室にまで次々と手作り料理を差し入れに訪れる家族や友人達を見ていると、なんだか暖かい気持ちになった。Thanksgiving Day の夜だっていうのにお仕事大変ですね、と気を使って、看護婦の私達にまでパイやドーナッツを差し入れてくれる患者さんの家族もいた。 来年の Thanksgiving は私もちゃんと七面鳥焼いてるのかな〜・・・。怪しいけど。(笑)それより今週、この感謝祭のせいで食べ過ぎです。 11/22/03 キヨシ君は仕事だけど私は今週末お休みなのだ。いつものように仕事前に大学にシャワーを浴びに行くキヨシ君について行き、学生センターのコインランドリ−でたまった洗濯物を洗う。駐車場からでっかい洗濯籠を持って雪の中を歩くのはイヤだけど、実は洗濯は嫌いじゃないのだ。一番嫌いな家事は茶碗洗い。うちは水道がないのでなおさらね・・・。 その後スーパーにお買い物に行き、帰ってきたらうちのキャビンから通りに出るまでの道路が除雪されていた。きっと大家さんが除雪しに来てくれたのね。大家さんありがとう。なんだかぐったり疲れてしまったのでイニューと一緒に布団でぐっすり昼寝して起きたらなんと夜中の12時になるところ・・・。慌てて起きて仕事(準夜勤)からもうすぐ帰ってくるはずのキヨシ君の為に夕飯(キヨシ君の好きなもやしとハムのサラダ、アスパラと鶏肉の炒め物、ご飯。)を作っていると、「子供のうちの1人を今から病院に連れて行かないとならないので遅くなるよ。」との電話。慌てて起きることなかったな・・・。 11/21/03 今日は妹の27歳の誕生日。いつも私の後ろをちょこちょこついてきていたあのチビッ子が、なんと27歳・・・。なんだか信じられない。実はキヨシ君よりも2歳も年上なんだよなぁ・・・。妹というものは姉から見るといつまでも幼く感じてしまうのはナゼだろう。もう2児の母でもあるというのに、妹はいつまでもあの私の後ろをちょこちょこついてきていた、あの妹のままなのだ。私の中では。 振り返ってみると、子供の頃は妹のことを家来の様にあしらっていた私。それでも妹はいつもおとなしく私のいう事を聞き、自分ひとりでいる時にもらったお菓子も大切に取っておいて私に半分くれるような姉思いのやさしい子だった。私が1人でいるときにおやつなんかもらっちゃったら、もちろん妹に見られる前に黙って食べてしまっていたというのに。(←ひどい姉)まあ、たまに私のひどい扱いに切れてものすごい勢いでかかってくることもあったけど。(笑) この場を借りてあやまっちゃいます。(爆)子供のころ、あんなにいじめてごめんなさい。(コンピューター壊れてインターネットできないと言っていたのでこれを読むこともないだろうけどさ〜・・・。) 11/18/03 1年半私達と生活を共にしてきたハムスターのハム子が今日死んでしまった。キヨシ君が保健所からもらってきたのがきっかけで結婚後すぐに飼いはじめたハム子。私はその後すぐに飼いはじめたイニューの方にばかり気を配ってきたので、ハム子の方はキヨシ君がもっぱら世話をしていた。キヨシ君が昨日の夜勤務から帰ってきて様子がおかしいハム子に気づき、もう自分では身体をきれいにできなくなってしまったハム子をあたたかいお湯で洗ってあげたり、ハム子の家をきれいにしたり、りんごを小さく切ってあげたり、と熱心に看護したにもかかわらず、やっぱり今朝起きたら冷たく、固くなっていた。 ハム子を一生懸命看護したり、死んでしまった後も「いい場所を探して外に埋めてあげる」、とマイナス25℃の中ブーツを履いて、帽子をかぶって外に出て行ったキヨシ君。正直、私はハムスターはふわふわしていてかわいいとは思うけれど、1年半も一緒に暮らしながらそこまで愛情はわかない。彼が動物好きだということは知っていたけれど、具合の悪いハムスターをまるで小学生のように熱心に面倒をみるキヨシ君をみていると、つくづく彼は「いいヤツ」なのかもしれない、とひそかに感心してしまった。「ハム子との思い出」をその後おとなしく日記につづっていたキヨシ君。なんだかカワイイ。 11/16/03 いつものように昼頃起きて(ふたりとも準夜勤務なので、たいてい朝方まで起きていることが多いのだ・・・)簡単な朝ご飯をすませ、「さて、今日も仕事に行きますか。」と思ったら。なんとあまりの寒さでトラックのエンジンがかからないではないか。そんなばかな。マイナス30℃を下回っているとはいえ、昨晩一晩中トラックのエンジンブロックヒーターをプラグインしていたというのに。しばらくかかってなんとかエンジンはかかったものの、「ガッガッガッガッ・・・ギーッ」というなんだか怪しい音が。 ふたりで顔を見合わせ、「これ運転していって大丈夫かなぁ・・・ちょっと怖いよねぇ。」としばらく考える。一晩中プラグインしていたトラックのエンジンがこうなら、エンジンブロックヒーターのついていない私のトヨタカローラのエンジンがかかるわけもなく。キヨシ君が「どうすればいいんだろう・・・ぼくも仕事なのに。」と頭を抱えながらエンジンをじーっと見つめているのを後に、私はさっさと家の中に戻ってきて即職場に電話。ナーシング・スーパーバイザーに「あまりの寒さで私達の車もトラックも動いてくれないので今日はどこにもでかけられません。」と言うと、やさしいスーパーバイザーは「そりゃぁ仕方ないわ。いいよ、今日は出てこなくても。それにしてもこの寒さって異常よね!こっちはなんとかするから大丈夫。電話ありがとう。」とあっけなくOKしてくれた。 一応病棟にも一言入れておこうと思ってそっちに電話を回してもらう。日勤の看護婦にワケを話すと、「あんた、うちの今朝の気温何度だったと思う?マイナス50℃よ!うちの車もエンジンがかかんなかったから、新しいトラック運転して出てきたんだけど。」という。 バス路線からは程遠いところに住んでいる私達。根性でバス停まで歩いていくのは不可能ではないといえ、今日は日曜日。バス運休日なのだ。つくづく車なしでは生活できないところに住んでいるなぁ〜・・・。今日はお休みもらったからいいけど、明日もエンジンかかんなかったらどうすればいいんだよー!やっぱりバス停まで根性で歩いていくしかないか・・・。 11/15/03 今日はまたさらに冷え込んで、なんと現在の気温マイナス30℃。寒いよぅ。 今日も仕事の後キヨシ君にトラックで迎えにきてもらったんだけど(ふたりとも一緒の勤務帯なので助かっている)、帰ってくる途中車窓からものすごいオーロラが見えた。明るい緑に、ちょっとピンクがかったオーロラで、ゆらゆら動いていてすっごく綺麗だった。寒いのはイヤだけどオーロラが見られるのはいいな。 11/14/03 とうとう本格的な寒さがやってきてしまった・・・。ただいまの気温、マイナス24℃。キヨシ君が運転するトラックにはエンジンブロックヒーターが取り付けられていて、プラグ・インしておけばどれだけ寒くてもなんとかエンジンがかかるのだが、私用に今年買った中古のトヨタ・カローラには恐ろしいことにエンジンブロックヒーターがついていない。今朝あまりの寒さにエンジンがなかなかかからず、このままトライしつづけるとエンジンを痛めちゃうから、とキヨシ君にトラックで病院まで送ってもらった。エンジンブロックヒーターの取り付けはすでに予約してあるのだが、来週の金曜日まで待たなくてはならない・・・。っていうか、その金曜日にディーラーに車を持ちこまなくちゃいけないわけだけど、その朝にエンジンがかかるかどうかが疑問。どうかエンジンがかかりますように。 私は今日は防寒バッチリで、帽子、マフラー、手袋はもちろんのこと、ソレルのブーツを履いていたので露出している顔面を除けば結構平気だった。しかしなぜかこの寒さの中スニーカー履き、マフラーなしのキヨシ君。シャワーを浴びに行くのに大学内を学生センターに向かって一緒に歩いている時、「寒いんだからもっと早く歩いてよ!」と文句を言われてしまった。「この気温なのにそれ相応の格好してこない自分が悪いんでしょ!足の長さが違うんだからキヨシ君みたいに早足では歩けません!」と悪態をつくと、「あー、これなら親分をソリにでも乗せて引いて歩いた方が早い!」だって・・・。彼のヒゲ、白く凍ってました。私のまつげも凍ってたけどね。 11/10/03 雪が降り続いていて道路がつるっつる。大学にシャワーを浴びるために運転していたら、坂道で前方の車が滑ってバックしてきた。となりの車線だったから良かったけどさ〜。シャワーを浴びた後、怖い思いをしながらのろのろ運転でようやく職場にたどり着いたら「今日は患者さんが少ないから帰りたかったら帰ってもいいよ。オン・コールでもいいなら。」といわれる。もちろん帰らせていただきますとも。今日はキヨシ君が仕事がお休みで家にいるのだ。 オン・コールなのでいつ電話で呼び出されるかわからないため、どこにもでかけずキヨシ君と1日中家の中でだらだらテレビをみて過ごす。トム・クルーズの「ザ・ラスト・サムライ」の公開が近いらしく、今日初めてプレヴューをテレビでみたのだが、私の好きな渡辺健がでていてびっくり。でもちょっと太りましたね、彼。伊達正宗の頃の彼はシャープな感じでかなりカッコ良かったのに。真田広行(漢字はこれでいいのか?怪しいけど・・・。)も出てたなぁ。 これを書いている今、キヨシ君がキッチンでごそごそしているので「何食べてんの?」と聞いたら、「ウメボシ!」だって・・・。日本食好きな旦那をもらって良かったよ。 11/9/03 なにか食べながらこれを読んでいる方、今日の親分の日記は後で読みましょう。ややお下品な話なのですがいい話なので書きます。 今日大学の図書館にいるとき、急に「大」をもよおしたので急ぎ足でお手洗いに向かい、バタンとドアを閉め、用を足した。「あー、今日も快調!」と思ったのもつかの間、な、なんとトイレットペーパーが切れているではないか!?最悪・・・。どうしよう・・・このままだとパンツをあげることができない・・・。トイレには今のところ私1人しかいないようだし、ズボンを半分だけあげてとなりのトイレから紙をいただこうかな、と思っているとなんと運の悪いことに誰かが入ってきてしまった。バタン、とドアの閉まる音がして、その子も用を足そうとしている様子。あー、早く出て行ってくれー。と願いながら便器に腰掛けたままで待っていると・・・。 その子が突然”エクスキューズ・ミー!”と言うではないか。私に話しかけているのかどうかわからなかったのでしばし沈黙していると、”悪いんだけどここトイレットペーパーが切れてるのよね。そっちにあったら上からこっちに放りなげてくれない?”。どうやらやっぱり私に話しかけていたらしい・・・。仕方ないので正直に「実はこっちもトイレットペーパーが切れてるんですよ。ちょっと待って、ポケットティッシュ−がリュックの中にあるかもしれないから。」と言いながらごそごそリュックを探っていると、その女の子は”ならいいわ。ちょっと待ってて!”と言ってバタンとドアを開け、女子トイレの中を片っ端からトイレットペーパーを探して歩いている様子。”まったくもう。全部切れてるわ。ペーパータオル(手を洗った後に手をふくために設置してある、あれ。)でもいい?”と聞くので、「いいけど・・・。」と答えると、”あっ!ペーパータオルまで切れてる!” 私が途方に暮れていると、その子は ”I'll be right back!” と勇ましく言って女子トイレを出て行ってしまった。便器に座ったままあの子はどこへいってしまったんだろう・・・と思いつつリュックを相変わらずごそごそ探していたら、やっとポケットティッシューが出てきた。丁度その時その子が戻ってきて、”男子トイレからペーパータオルをいただいてきたけど使う?”とドア越しに聞いてきた。私は「あ、いいです。ティッシュが見つかったから。良かったらこのティッシュ使います?」とドアの下から差し出すと、(こっちのトイレのドアは上部と下の部分がなく、足の部分は外から丸見えなのだ。)”あ、いいのいいの、私はこのペーパータオルで。”という。 私がようやくトイレから出てホッとして手を洗っていると、その子もトイレから出てきた。化粧バッチリの若いカワイイ子だった。「いろいろと親切にありがとう。」というと、”No problem! それにしても紙がないなんて最悪!” とさらっと言って笑顔で”じゃーねー!Have a nice day!”と颯爽と女子トイレを出て行った。なんてやさしくてカッコイイ子なんだ!と私はえらく感動してしまった。 用を足してしまった後に紙がないことに気づいた、あほな見ず知らずの他人のこの私の為に、男子トイレまで行ってくれた彼女。本当にありがとう。君は素敵だ! 11/8/03 今度は圧力鍋で15・ビーン・スープを作ってみた。いつもなら調理に3時間以上かかるこのレシピも圧力鍋で作ったらたったの30分!便利すぎる・・・。ちょっと高かったけど買って大成功だった。 例年ならすっかり雪景色で連日真冬日が続いているはずの11月なのに、なぜか雨が降っているフェアバンクス・・・。おかしい。ぜったいにおかしい。オゾン層がすごい勢いで破壊されているに違いない。やっと雪が積もったと思ったらまた雨。雪、雨、雪、雨、という感じで常に道路がつるっつるなのだ。この道路の悪状況のおかげで学校がお休みになったりして、子供達は大いに喜んでるんだけど。(笑)私は運転するのが怖いー。 11/4/03 いろいろ考えた結果、今度の1月に2週間ちょっとほどお休みをいただいて、キヨシ君と一緒に日本に里帰りすることにした。婦長さん、ありがとう!あ〜、楽しみ〜!まだ会った事がない甥ッ子を早く抱っこしたい! 今回の日本の旅で、土鍋を買ってこようとたくらんでいる私。スーツケースに入るかな? |