アメリカの自動車保険とは
車を購入して直ぐに、アメリカでは運転が出来ません。「自動車保険に加入すること」という法律があるからです。(州によって違います。)保険に入っていないまま車を運転して、事故を起こしたり、警察に捕まったりすると、刑罰が待っていますから注意が必要です。
自動車保険の種類
[Liability Coverage]
事故等で相手の体や所有物に傷を付けてしまった時に支払われる保険。こちらのせいで相手に被害を与えてしまった場合に適用されるもの。州によっては必須の保険。
[No-fault Coverage]
事故等でどちらが悪くても、自分といっしょに乗っていた人に、医療等の支払いをする保険。州によっては必須の保険。
[Physical Damage Coverage]
事故や火事に遭った時や盗まれたりした時に、自分の車を直したりできる保険。
[Uninsured Motorist Coverages]
事故の相手が分からない場合、傷ついた所有物や体を直すために使用される。
[Underinsured Motorist Coverages]
相手が保険に加入していない場合、相手の保険が低すぎる場合、相手が損害を支払えない場合に、傷ついた所有物や体を直すために使用される。
[Medical Coverage]
事故で怪我をした場合(そうでなくても支払われる場合もある)に医療費として支払われる保険。他の保険にも医療費が含まれている場合が多いが、この保険は医療費が高い場合から、大したことが無い医療費にも使える。会社によってカバーされる範囲が違う。
[Collision Coverage]
事故等で傷ついた自分の車を治す時に使う。保険会社によってカバーの幅が大分違うので、よく説明を聞くことが大事です。
[Comprehensive Coverage]
全ての損害(火災、窃盗、投石、雷、地震、水没、等々・・)をカバーする保険。さびや消耗等は含まれない。保険会社によってカバーされるものが違ったり、始めに支払うお金によっても違ったりします。
[Limited Depreciation Coverage]
事故等で新しい車の値打ちが下がらないようにするための保険。新しい車(3年未満)にだけ適用する。
[Replacement Cost Coverage]
値打ちが下がらないようにするための保険。新しい車(3年未満)にだけ適用する。
その他
トーイング[Towing](車が動かない時に修理屋さんまで車を運んでもらう)、タイヤのパンク[Flat Tire]、等々に適用される保険もある。
保険に加入する際に
正規ディーラーで車を買うと、まずは保険会社を紹介され、加入の手続きを取ることになります。ディーラーが出来るだけ早く手続きを済ませるために電話を使ったりしますが、電話での交渉ですが、よく話を聞くようにしましょう。
保険会社が損害を支払う前に、あらかじめ少しお金を支払っておくことを[Deductible]と言います。多めに支払いをして置くと保険料があまり上がらないで済みます。
年齢によって保険料が違います。大体25歳を過ぎると少し安めになるようです。
赤い車の保険料が若干高くなる保険会社もあります。(赤い車は目立ち、人間は赤いものを見ると興奮するため、側で走っている車のスピードが上がるという理論から。)
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NOV. 29, 2005