10月31日、アメリカのハロウィンの日です。けれどハロウィンは祝日ではありません。学校から帰った後のお楽しみの行事です。
大学には仮装して来ている人もいました。私が思わず笑ってしまったら、ドラキュラのお面の下に、恥かしそうな顔をしたお兄さんがいたのを思い出します。
ハロウィンと言えば「カボチャ」。「カボチャ」をくり貫いて「ジャコランタン」[Jack-O-Lantern]を作るのも楽しいのですが子供たちはそれより「お菓子」に目が行くようです。
ハロウィンの1ヶ月前から、スーパーには、色取り取りのお菓子が、山のように積んであります。それを買うのは,もちろん大人。子供にあげる為のお菓子を溜めこみます。
ハロウィンのキャンディで一番有名なのは「キャンディーコーン」[Candy Corn]。トウモロコシ粒の形、オレンジ色と黄色と白色の素朴なキャンディーです。
そして、ハロウィンと言えば、カボチャ・・ではなく、「リンゴ」です。
ハロウィンはキリスト教では、悪魔のお祭りとされています。けれど子供たちに人気の行事なので、「秋の収穫祭り」[Harvest Fest]として祝っています。そこではリンゴが主役です。
中西部地域(ミネソタ州やコロラド州でも)では「キャラメルアップル」[Caramel Apple]が人気のお菓子です。リンゴに棒を突き刺して、キャラメルでコーティングしてある、甘くて酸っぱいもの。
東部や西部では、「キャンディーアップル」[Candied Apple]と言われる、日本の屋台でもお馴染みの「リンゴ飴」が人気だそうです。
ハロウィンパーティでも、リンゴは欠かせません。伝統的なゲーム[Bobbing for Apples]は、子供にも大人にも人気のゲームです。バケツに水を入れて、リンゴを浮かべるだけで、準備完了。手を使わずに、リンゴをくわえられたら、そのリンゴが貰えるゲーム。
ハロウィンは子供だけがワクワクしている訳でも無さそうです。大人も、子供の頃のハロウィンを思い出して,楽しみにしているようです。
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NOV. 29, 2005