親分の毎日

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4/28/04

前から見たかったジャック・ニコルソンの"Something Gotta Give"、とうとうビデオで見た。面白かった。後半がちょっとだらだらしていたのがちょっと残念だったが、前半はテンポもよく、かなり笑わされる。やっぱりいいなぁ〜、ジャック・ニコルソン。私は彼の作品では「カッコーの巣の上で」と「恋愛小説家」が一番お気に入り。もう、「恋愛小説家」のジャック・ニコルソンは反則でしょう。面白すぎます。何度見ても笑ってしまうし、「ほんとどうしようもないな、こいつ・・・」と思いながらもどうしても憎めない彼。やっぱり素敵です。


4/25/04

最近、シュワルツェネッガー州知事がよくニュースや雑誌に出てくるのだが。彼も年をとって筋肉が脂肪に変わってきてるなぁ、としみじみ水着姿の彼のお腹のあたりを見つめてしまった。ぶよぶよしてたのだ。あ、誤解をされると困るので断言しておきますが、私は筋肉モリモリの人が苦手です。アーノルド・シュワルツェネッガーとかシルベスタ・スタローンとか、もう絶対にだめ。特にシルベスタ・スタローンの首まわりが顔まわりよりもでかい所が、もうなんとしてもだめ。あんな首で、ハムなんか担がれて、「おお〜きくなれよ〜」なんて言われた日にゃー、あんた。もう目をそむけるか、チャンネルを変えるしか私にはなすすべがないというか。

自然に筋肉がついているようなのはOK。「俺は鍛えてるぞ!ほら、この筋肉を見ろっ!セクシーだろ!」ってのがどうもダメなのだ。スコルピオン・キングなんかがいい例だけど。キヨシ君は背が高くて痩せており、色も白く、顔もつぶらな瞳のラクダ顔(目が大きく、ちょっと顔が長め。笑。)、髪の毛も薄くてなんだかポヤポヤしているし、全体的にほわ〜んとしているので「セクシー」とは程遠い。しかしそんな彼だって(笑)脱ぐと上半身はなかなかしっかり筋肉がついているのでちょっと意外だ。自転車に乗る以外特に運動なんかしてないはずなのに。「私、脱いだらすごいんです。」って感じ。(笑)そんなCMあったなぁ〜。これもかなり古いんだろうけど。「どうか筋肉ムキムキにだけはならないでくれ。」と心の中で切に願う私。


4/23/04

キヨシ君の職場の子供たちが21日に卒業した。十代という若さですでにアルコール中毒やドラッグ中毒に悩むネイディブの子供たち。アルコールもドラッグも一切断ち、3ヶ月間の共同生活を経ながらアルコールやドラッグの体への影響やネイティブの文化を学んできた。入所当時から「手に負えない」と泣き言を言っていたキヨシ君も、子供たちに卒業されてしまったとたんに「今回の子供たちはいい子が多かったなぁ」とぽつんとつぶやいていたりする。(笑)やっぱり寂しいのかな。昨日もらってきた、子供たちが無記名で答えた自分への評価をじーっと見つめていたり。一部抜粋。

「キヨシはみんなの(Bro)兄貴。面白いしクール。キヨシ最高!」
「キヨシは一番好きだったスタッフ。俺の兄貴。絶対にキヨシを首にするな。」
「ヘイ、兄貴、俺達がいなくなっても仕事がんばれよ。じゃあな。」

これでは子供たちが恋しくなるのも無理はない。しかしこんな誉め言葉ばかりではないのが正直な子供たち。(笑)中にはこんな鋭い指摘も。

「キヨシはとてもいいヤツだが車の運転がめちゃくちゃのろい。」
「そんなに悪くないが規則にのっとりすぎ。」

いいとこついてます。(笑)


4/22/04

三日前までは雪がちらついていたのに、二日前にはその雪が雨に変わった。なんか、「ようやく春が来たんだなぁ〜」とうれしくなってしまう。

天候の話とは全くつながりがないのだが、私は正統派二枚目が苦手だ。キヨシ君にこれを聞かれたら「どういう意味だろう」と思われてしまうので言わない。(キヨシ君はいわゆる「味のある顔」なのだ。ぽや〜ん、としています。←いつものことながらよくわからない表現でごめんなさい。笑。)今の職場に、この手のハンサム君がいる。27歳にして管理職につく仕事のできる看護士さんだ。モデルのような長身、モデルのような顔立ち、スポーツ万能なアウトドア派、そしておまけに頭が良く、医者や同僚の看護婦達からも信頼が厚く、患者さんにもやさしい。(あまりにやさしく、甘い顔立ちなのでおばあちゃん達からは絶大な人気を誇り、若い女性の患者さんからは「あんなにカッコ良くてやさしいなんて彼はゲイに違いない」と誤解をうけるほど。)この間なんか長期休暇を取ってインドネシアに学校を建てる、というチームの一員としてボランティアをしてきたらしい。

そんなパーフェクトな人間って。誤解をされると困るのだが、私は彼を妬んでいる訳でも嫌いなわけでもない。ただ、こんなパーフェクトな人間っているのか!?というぐらいになにもかもがうまくいき過ぎている甘いマスクの(これも死語?笑。)彼を見ていると、なんだか落ち着かないのだ。

やっぱり私は正統派二枚目が苦手だ。と思いつつ振りかえるといつものぽや〜ん、としたダーリンがパンツ一丁でボウルに入れたドライフルーツを(手がべとべとするのがイヤだといって)箸でひとつひとつ摘まんで食べている。なんだかホッとしてしまう私なのであった。


4/19/04

今まで土地探しをしてきて、「ここはいいねぇ〜」とようやくふたりの意見が一致した静かな森の中の一角。水道や下水が整備されてないことなどわかっていたが、なんと電気も通っていないことが判明。うーん。。。水道や下水はなくてもなんとか生活できる自信はあるけどさすがに電気なしはきつい。また一から探し直しだよ。とほほ。

あ、ここに書くのをすっかり忘れていたけれど昨日はイニューの2歳の誕生日だったのだ。「ハッピーバースデー、イ〜ニュ〜!」と一曲歌ってあげたのだけれど、イニューは相変わらずアホ面で落ち着きがなく、バースデーソングを歌ってあげているご主人様に向かって、あの巨体で絶えず跳びかかってきていた。あんたも成長しないねぇ・・・。


4/16/04

日本にいる妹に昨日の「オシリクソ」の話をメールで教えてやったらこんな返事が。

「うーん、座布団2枚!確かにオシリクソかも(笑)キヨシ君まともな日本語つかえるのか心配だよ。お姉ちゃんだからねー・・・。でもいいか、鼻くそつけてる彼だからね。」

「お姉ちゃんだからねー・・・。」ってどういう意味だ?そして義理兄(とはいっても年は下だが。)がまともな日本語使えなくても「鼻くそつけてる彼だから」いいのか?我が妹ながらあっさりしてるなぁ。


4/15/04

最近の出来事。キヨシ君の顔を見て思わず日本語で言ってしまった。「あ、鼻くそ。」だってついてたのだ、どうしても見逃せないやつが。キヨシ君が”今、なんて言った?「クソ」って言ったでしょ!(彼も「クソ」の意味は知っていた)”と突っ込んでくるので「鼻のクソなので鼻くそ。目くそ鼻くそ、ってね。目のクソは目くそ。」と説明するとものすごーくイヤな顔をして言った。”エーッ!!!日本語じゃ、「ハナクソ」は鼻から出てくるうんこ、「メクソ」は目から出てくるうんこ、ってこと?!汚いー!!!”いやー、でもそういわれると汚いか・・・。

さらにキヨシ君とどめの質問。”じゃぁ、本物のうんこは「オシリクソ」?”さすがの私も爆笑してしまいました。今日も汚い話でどうもすみません。


4/12/04

ここのHPを通じて知り合ったfumiさんから数日前に小包が届いた。その中に入っていた吉本ばななの「不倫と南米」、もう少しで読み終わりそうなのだが、あまりにいい本なので読み終えてしまうのがもったいない気さえしてしまう。この本は(私の中での)吉本ばなな作品お気に入りベスト3入り確実。私は吉本ばななの書く人間が好きだ!fumiさん、本当にどうもありがとう。

ところで話は変わり。昨日の深夜、久々にDATELINE (私の好きなドキュメンタリー番組)をみた。今回は姓転換をする夫とその妻(!)を追っていた。この奥さんがすごい。男の人として結婚して三十何年という時間を夫婦として過ごしてきた夫が「女性」になりたい、というのに、その夫の元を離れることなくそばにいるのだ。姓転換手術の際にはベッドサイドで夫を励まし、日常生活のなかでも夫の化粧や服装選びを手伝ってあげている。まるで長年一緒にいる親友のように。

しかしやっぱり彼女は辛そうだった。そりゃそうだ。「三十何年も一緒に暮らしていると、もう彼女(すでに奥さんは自分の夫のことを「彼女」を呼んでいた。)と私とは同化してしまっているようなもので、大切な人だということに変わりはない。」と言いつつも、やっぱり「I miss David.(夫が男として生きていたころの名前)」と自分が結婚した「男性」を懐かしがっていた。なんだか痛々しい。彼女は夫を愛しているのだ。だから「もう男として生きられない」、という夫の苦しみや悲しみをまるごと理解してあげようと必死なのだと思う。

なんだか、すごい。報われようが報われまいが、人になんと思われようが「女」になってしまった夫と一緒に生きる。すごい人生だ。


4/08/04

4月に入ってからようやく暖かくなってきたフェアバンクス。町中溶けた雪で小さな湖が発生中。私の白いトヨタカローラも茶色になってしまった。とうとう春の気配だなぁ〜と思っていたのだが、今日仕事帰りに車の中から空を見上げるとなんとものすごいオーロラが!(私は準夜勤専門なので帰りはいつも真夜中なのだ。)久々に見るオーロラはめちゃくちゃ明るく、ゆらゆらと揺れていて本当にきれいだった。これからますます日照時間が延びてきたらオーロラともしばしのお別れだなぁ。


4/06/04

今イニューはカウチで”だらーん”としており(イニューの耳と口の周りが、横になるとまさに”だらーん”という感じでこれがまた、たまらなくカワイイ。これはたぶんハウンドの血。)、キヨシくんはその横でテレビを見ながら私が作ったタイカレーをもりもり食べている。(キヨシ君は痩せの大食いなのだ。)このように自分の好きなものがセットになっているところを見ると妙に幸せな気分になってしまう。チョコレートケーキだけでも充分うまいのに、それにさらに生クリームがかかってる感じ!(←わかるかなぁ?笑。)昨日もメールを書いていてふとカウチの方を振り向くとキヨシ君とイニューが全く同じマヌケな姿勢でうたた寝していて、そのあまりのカワイさに思わず写真を撮ってしまった。こういうふとした瞬間に、結婚して良かったなぁ、新しい私の家族っていいなぁ、と素直に喜んでしまう単純な私。


4/03/04

土地を買って自分達でお家を建てようか、それともいい家を探して買おうか、と揺れに揺れていた私達。そんな時にコーヒーショップのボードに貼られていた「オープン・ハウス」のビラ。なんとそれが丸いお家なんです。いや、本当に。丸いの。そのお家が車ですぐに行けるところということもあり、”変わったもの好き”夫婦の私達はわくわくしながらそのお家へ。

白樺の林の中に建てられているかわいい小さな丸いお家。ノックして入っていくと、そのお家に住むおばさんとその娘、そしてそのお家を建てたカナダの会社のおじさんが迎えてくれた。もうね、素敵なんですよ!丸いの!(だからしつこいって!笑。)天井には丸い窓が開いていて空が見えるし。これだけだと感じがよくわからないと思うので気になる方はこの会社のサイトを。。。スライドショーも見られます。
こちら。

キヨシ君も私もヒジョーに気に入ってしまったので、もしかしたら土地を買って、このカナダの会社に「丸い」マイ・ホームを建ててもらう事になるかも。お金次第ですけどね。いやー、でも絶対にこの丸いお家が欲しい!


3/30/04

キヨシ君のご両親到着前にギリギリセーフで大掃除が済んだ。なんでいつもこうなのかしら。ご両親滞在中に、なんと今までずっと行ってみたかったのに、フェアバンクスに住みながら3年間も機会を逃しつづけていたという「氷の彫刻フェスティバル」にとうとう行くことができた。わーい!感想は。。。きれいだったけど寒すぎて彫刻を鑑賞してる場合ではないです。(←キッパリ。)

ものすごく手の込んだ、綺麗な彫刻を前にしても、「わー、すごい!はい、次っ!」という感じで感覚の無くなった指先やつま先を絶えず動かしながら早足で前に進むしかないのだ!恐るべし、フェアバンクスの冬。もう4月になるというのに〜。同じアラスカに住んでいるとはいえ、フェアバンクスから比べたらだいぶ南の方に住んでいるキヨシ君のご両親は「こんなに寒い3月は初めて。」と驚いていた。雪も降るし。

お金を払って、あんなに寒くて広い構内をすべての彫刻を見て回らないといけないなんて、ある意味拷問だ。「皮膚の感覚が無くなってきたから建物に入って体を温めよう!」と何度建物のある場所まで戻ったことか。そんな私達を尻目に、唯一の「本物のアラスカン」であるキヨシ君だけは(私はもちろん日本から来たわけだし、キヨシ君のご両親ももともとはオハイオ州からアラスカ州に越してきた人達なのだ。というわけで実際アラスカで生まれ育っているのはキヨシ君一人だけ。)、「あ、氷の滑り台!」と子供達に混ざってわくわく顔で順番を待ち、「イヤッホゥ〜」と大きな体をギリギリ滑り台にフィットさせ、ものすごいスピードで滑り降りてきていた。あぁ、こんな25歳って・・・。


3/25/04

土曜日から火曜日までキヨシ君のご両親が泊まりに来る予定。ということでわたくし達「大掃除」におわれております。普段からきちんと掃除しとけよ、って我ながら思うけど・・・。いやー、もう土曜日までやること多すぎ!かな〜りイライラ度が高まってきてちょっと爆発寸前の私です。(笑)


3/23/04

今日は私お休みのため、朝寝坊する予定だったのだが、仕事の為に一足早く起きたキヨシ君がかけた演歌のCDで目が覚めた。「矢切の渡し」でお目覚め、ってどうなのよ、いったい。このCD、サブちゃんから細川たかし、森進一、五木ひろし、都はるみ、テレサ・テン、島倉千代子、香西かおりまで、大物演歌歌手を集めた「演歌スペシャル編」なのだ。(もちろんキヨシ君が崇拝する氷川キヨシも入っている。)いや、日本帰国の際「演歌のCDが欲しい!」と言ったキヨシ君を止めなかった私が悪いんだけどさ。

仕方なく起きてきて、いろいろ文句を言ってみたんだけど、その後なぜかその演歌をCDと一緒に口ずさんでいる自分にショックを受ける。いや、結構出てくるものなのだ、自然に!大川栄作の「さざんかの宿」を「あぁあ〜ああ人〜の妻〜」なんて歌っている自分が恥ずかしい!(爆)キヨシ君はそんな歌詞を知ってか知らずか、「このCDはすばらしい!」と絶賛しているのでありました。困ったアメリカ人だよ。ふぅ。


3/20/04

ついさっき、私に一足遅れて仕事から帰ってきたキヨシ君。「これ、ネイティブの人達のポトラック(食べ物持ち寄りパーティー)でもらってきた。」とテーブルの上にどんとでかい袋を置いた。ムースとビーバー(!)の肉らしい。骨なんかもごろっとそのまま付いていて、なんだか迫力がある。調理はしてあるようだけど・・・。(たぶんゆでてあるだけだと思う。)ムースをちょっと食べてみたけど、ちょっとくせがある固めの牛肉という感じ。しかしこの大量の肉、どうすればいいのだ?ムースもビーバーも調理したことないよー。ネイティブの人達はこのまま食べるらしいけど、正直それは私にはちょっときついっすよ。おしょうゆをたらしてみたらちょっといけるかも、と思ったけど。スープにでも入れて煮込んじゃうしかないのか?

ネイティブアラスカンの人々の間では、食べ物をすすめられて断ることは大変な失礼にあたるらしい。ネイティブではないキヨシ君はそれを知らず、巨大なムース肉を自分の皿に盛られそうになって、つい「あ、僕はいいです。お腹いっぱいです。」と言ってしまい、長老達にそのネイティブのルールを教えられたらしい。お腹がいっぱいでも、黙ってありがたくちょうだいするのが礼儀だと。その場で食べきれなかったら家に持ち帰ればいいんだと。

そして「ビーバーの肉なんて食べた事ないよ〜!どんな味なんだろう!」と興味津々で覗きこんだ私にキヨシ君ひとこと。「あ、女の人がビーバーの肉を食べることは禁じられているらしいよ。ビーバーは男の人用。」そういえばネイティブの長老の話を聞く、という"Cultural Knowledge of Native Elders"というクラスでアサバスカンインディアンのチーフにそんな話を聞いた覚えが・・・。ここは長老達の話を聞いておいたほうが良さそうだ。私はビーバーの肉は食べないでおこう。(笑)


3/19/04

「今年中にキャビンを脱出して小さなマイホームを建てるぞ!おー!」ということでわたくし達現在土地探しをしております。とはいってもなかなか難しいもんだなぁ〜。貧乏人のくせに、「緑にあふれていて、プライバシーがしっかりあって、ちょっとした丘の上で、水がよくて、しかも町からそんなに離れていない所」なんていう身のほど知らずな条件があるもんで。あとはフェアバンクスで土地を買う時に注意しなくてはならないのが「永久凍土」。買った時は良くても家を建ててから地盤がめちゃくちゃにゆがんでしまうことが多いからだ。

土地を買ったらキヨシ君が自分でお家を建てるのだと言っているのだが・・・。どうなることやら。いい土地が見つかるといいなぁ〜。


3/18/04

今日は私は仕事お休み〜。しかしキヨシ君は今日も仕事なのだ。休みがなかなか合わないのが残念なところ。もっとキヨシ君と一緒のお休みがあったらいいのにな〜。・・・とぶつぶつ一人で文句を言っていても仕方がないので、ひとりのお休み恒例のコインランドリ−での洗濯、そして食料の買出しを済ませる。

コインランドリ−で乾燥機から洗濯物を出してたたんでいるときに、キヨシ君のパンツに穴が開いているのを発見。キヨシ君に注意しようものなら絶対に「まだはける!捨てないで!」と言い張るに決まっているので(彼はどんな物でもなかなか捨てられないタチなのだ。)ここは黙ってその場で捨てて知らんぷりしておくことに。(笑)私があとで「あれ捨てたよ。」なんて言えばものすごく悲しそうな顔をするに決まってるし。いやでもね、彼はおかしいよ!穴の開いたTシャツとかパンツとか平気ではくんだもん。もうよれよれで、ゴムとか伸びきってて、あちこち小さな穴が開いてたり、それを通り越して微妙な場所に大きな穴がパカッと開いてたりしても全然平気な顔して着てるのだ。

キヨシ君は「ほら、僕の下着なんかだれも見ないし。」っていうけど、たまに仕事で子供達を水泳に連れて行ったりしてるじゃんかよ〜。子供達と一緒に着替えてる時に、穴の開いたTシャツならまだしも、穴の開いたパンツなんかはいていてそれをばっちり見られていようものなら、本人が良くても私が妻として恥ずかしい!・・・これからも私がこっそり影で捨てていくしかなさそうです。


3/14/04

今日はホワイトデー。もちろんアメリカにはホワイトデーなるものは存在しないのだが、私の教育のおかげで(笑)キヨシ君も今年はきちんと覚えていてくれた様子。ちょうどふたり一緒のお休みだったこともあり、めずらしく外でブランチすることに。古き良き時代のアメリカを思わせるDinerで、パンケーキ、カリカリのベーコン、目玉焼き、という定番ともいえるアメリカの朝食(笑)をとった。

実はこのDiner、3年前のアラスカ到着の翌日に、泊まっていたホテルのオーナーに教えられて一人で訪れたことがあるという思い出の場所。このDinerに来るのは今回が初めてだというキヨシ君に、「ここに3年前に一人で緊張しながらきた時さぁー、”ツインピークス”のDinerみたい!ってちょっと感動したんだよねぇー。チェリーパイを頼む勇気はなかったけど。」と言ったら彼は半分呆れつつ笑っていた。だって本当にそう思ったんだよー。

その後、いつものペットショップ(私たちがイニューに出会った場所なのだ。)に「見るだけだよ。」とお互いに牽制しながら入ると、なんとイニューの子供のころそっくりの子犬たちが売られているのを発見!シェパード、ブラックラブ、ハウンド、ドーベルマンの雑種、ということはまさにイニューと一緒。「たぶん、っていうか絶対イニューの兄弟たちだよね!」といいつつお腹をぺこぺこさせながらすやすや眠る子犬たちをしばし鑑賞。帰り道に車のなかで「イニューをあの子犬たちが入っていたケージに入れたらどんな反応をするか見てみたい。兄弟だってわかるかなぁ。」と言うと、イニューと仲の悪いキヨシ君は「僕はイニューをあのケージの中に入れて、知らんぷりして帰ってきたい。」と言った。鬼。


3/11/04

図書館から借りてきた吉本ばななの英語版「キッチン」、キヨシ君が一向に手に取る気配がないので自分で読み始めた。(笑)これまで暗記するほど何度も繰り返して読んできたこの本、英語で読んでいくとやっぱり「えっ?そうか〜。英語に訳すとそうなっちゃうのか〜。ちょっとニュアンスが違うんだけどな〜。」という個所が結構出てくるので戸惑う。その作家独特の文体とか、それをそのまま完璧に訳すのはやっぱり不可能なのだろうけれど、翻訳って難しいんだなぁ〜とあらためて思ってしまった。

ということは、今まで日本語に翻訳された外国の本を色々読んできたけど、日本語に訳されてしまったことで少なからず雰囲気が変わってしまっていたものがほとんどなのだろう。私のバイブルでもある(笑)フォレスト・カーターの「リトル・トリー」(原書”The Education of Little Tree”)、この本の翻訳者(日本人)が自ら「これは原書で読んでもらわないと味わえない個所がたくさんある、出来るだけ原書でもう一度読んでもらいたい」というようなことを書いていたので、原書で読んでみた。日本語訳も相当面白かったし、充分楽しめたけれど、原書で読んでみたらさらに面白かった。原書で読む面白さを味わえること。英語が出来るようになって得したことの一つかもしれない。


3/9/04

ようやく最近暖かくなってきたなぁ〜と思っていたら、ここ一週間ほどまた寒い日々に逆戻り。マイナス30℃近くまで下がった数日前にはさすがにちょっとムッときてしまった。誰に当たったらいいのかわかんないけど。(笑)いったい帽子、マフラー、ダウンジャケット、ブーツなしで出かけられる季節はちゃんと来るのだろうか。

日本にいた時は「夏」が一番嫌いな季節だった。私は暑さに弱いのだ。ちなみに一番好きだった季節は冬。今ではそれが全くの逆。いや、いいんだけどさ〜、寒くても。こっちの冬は暗くて、長い!!!長すぎじゃ!(←とうとう切れてる。)

それに比べて夏は太陽がほとんど沈まない上に、気温は上がるけどカラッとしていて本当に気持ちがいいのだ。サンダル履きでひょいっと出かけられる夏が待ち遠しいよぅ〜。イニューを連れて自転車で川まで遊びに行ったりアイスクリーム屋さんに行ったりできる日々を夢見ながら、相変わらずぶるぶる震えつつ外便所で用を足さなければならない毎日。うっ、うっ・・・。(泣)


3/4/04

先日ついに日本で買いだめしてきた本をすべて読み終えてしまった。なんだかものすご〜く悲しい気持ち。今回の私の中での「当たり」は江国香織の「流しのしたの骨」と金城一紀の「GO」、池袋ウエストゲートパークの続編、石田衣良の「少年計算機」。この「日本語の本読みたい病」がなかなかおさまりそうもないので、"amazon.co.jp"で読みたい本をどんどんカートに入れるのに忙しい今日この頃。皆さん、これはおすすめ!という本があったらぜひぜひ教えて下さい。あ、それから最近ようやくフェアバンクスのパブリック・ライブラリーで貸出しカードを作ってもらったので英語の本でもおすすめがあったら教えてもらえると助かります。

ここのパブリック・ライブラリーで、今度吉本ばななの「キッチン」の英語訳を借りてきてキヨシ君に読ませる予定。なにを隠そう私は吉本ばななのファンなのだ。特に彼女の初期の頃の作品が大好きで(N.P.以降の彼女の小説やエッセイはあまり好きではない。)何度も何度も繰り返し読んでいる。吉本ばななが流行り出したのが私が中学校に入りたての頃で、皆がかわいらしい表紙の吉本ばななの本を読んでいるのを尻目に、あまのじゃくな私は「そんなカワイイ表紙につられて手を出すものか!」といきがっていたのだが、吉本ばななブームがとっくに過ぎ去った頃にようやく読んだ彼女の「キッチン」に度肝を抜かれたのだった。吉本ばななが書く「死」とそれを取り巻く人々の感情があまりにもリアルすぎて。「ものすごく近い人」の死を受け入れなければならない、不器用ながらも一生懸命な登場人物の感情が痛いほどわかる。

「キッチン」に続いて、「悲しい予感」、「TUGUMI(これはTSUGUMIのミス・スペルなのだろうか?いまだに引っかかるところ。)」、「白河夜船」、「N.P.」、その他もろもろ彼女の初期の頃の作品はだいたい読んだが、この中でも「キッチン」と「TUGUMI」が特に私のお気に入り。キヨシ君はこの私のお気に入りの「キッチン」、ちゃんと読んでくれるのだろうか。


3/2/04

同僚の看護婦がなにかやり忘れていた重要なことを突然思い出したらしく、小声で”S○IT!"と言ったのを聞き逃さなかった私。「あ、私にそういう汚い英語を教えないでよね!正しい英語を習得しようとしている日本人の前ではスラング禁止!」と突っ込むと、「日本にだってそういう言葉あるんでしょ?日本語で”S○IT”ってなんていうの?」と逆に聞かれた。ナースステーションにいた他の看護婦や医者達も興味津々で「私も知りたい、私も知りたい!」と寄ってきてうるさいので教えてあげた。(笑)「クソッ!っていうんです。用途はたいていS○ITと同じで、単語そのものの意味が”うんこ”という意味では一緒です。」

その後、ナースステーション中で「クソッ!」「クソッ!」という日本語が飛び交ったのは言うまでもない。「これ使えるね。”S○IT”じゃなくてクソッ!って言えば患者さんも私が何言ってるかわかんないもんね!」とニコニコしている、栗色のくるくるヘアー、グリーンアイのめちゃくちゃカワイイ同僚看護婦を見ているとなんだか教えて良かったのかどうなのか、なんとも複雑な気持ちになってしまった親分なのでした。


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