7352+810=8162 people including YOU! ◇◆◆□□□■□□□◆◇□□■□□□◇◆□□□■□□□□◇◆□■□□■◇◆ ◇◆ 英語作文道場【作文編】 ◇◆ ◆◇ No. 64 (第42週) ◆◇ ◇◆◆□□□■□□□◆◇□□■□□□◇◆□□□■□□□□◇◆□■□□■◇◆ ◯Contents △Hatari! News ──────────────────別冊英語作文道場休刊へ △今回のお勉強「関係代名詞その3」─── これをマスターすれば、今世紀は安心 △英文を作ってみよう─────── まず、自分で作ってみてから解説を読むこと △今日のお題 ───────────────────────練習練習また練習 △しったか情報 [diet] ─────────────知っていますか?使えますか? △読者さんおすすめペーパーバック特集5────最後までスクロールスクロール ===================================== Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari! ===================================== ◆別冊英語作文道場休刊へ◆ 「英語作文道場のTOEFL/TOEIC講座」(Mag2 ID:0000010717)の創刊に伴い、 別冊英語作文道場を正式に休刊することになりました。今までも事実上休刊した ままになっていたのですが、正式に休刊することにします。 この「英語作文道場」が始まったきっかけは、大塚さんに私(<キョウコ)が 英語を教えてもらっていたこと、そのころ私がメールマガジンに興味津々でどう せなら教えてもらっている内容をメールマガジンに書いてよ、というところでし た。それに付け加えて「英語を勉強するっておもしろい」ということを書いてし まおう、という「別冊英語作文道場」の創刊と続けてやってきました。 はじまりはお気楽だったと今は思いますが、やっていくうちに本気になってし まったなあ、なんてことも思います。 始めたときに「英語を絶対モノにするぞ」と思えば、きっと使えるようになるし そう思えばそれに注ぐ力なんてたいしたものに思えないはずだという思いは同じ です。どんどん新しい試みを続けてみなさんにも本気になってもらおうという 方針でこれからも進んでいくと思います。 「別冊のファンだ」と言ってもらっていたみなさんには申し訳ないですが、 また小ネタを貯めて再開したいと思っています。しばらくのさよならだ。 ◆別冊英語作文道場のバックナンバー http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/backno.html ◇英語作文道場に関するご意見ご要望はhatari@geocities.co.jpまで◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回のお勉強「関係代名詞その3」(Feb. 10) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ **1 [whose]の続き(訂正) **2 [which]の使い方1 **3 [which]の使い方2 ───────────── **1 [whose]の続き(訂正) ────────────── 前回の[whose]を使った例文で間違いがありました。ここで訂正するとともに、も う一度復習しておきます。 間違いの文)I was envious of my brother's girlfriend whose long, black hair was very attractive. (兄のガールフレンドは長くて黒い髪がとてもきれいだったので、僕は兄がうらやま しかった) ここで[whose]の前にコンマが入っていないのはなぜか?という質問を頂きまし た。結論から言うと、「兄のガールフレンド」は一人しかいないと考えられるの で、コンマは必要です。 ->[I was envious of my brother's girlfriend, whose long, black hair was very attractive.] 次は、「英文をつくってみよう」のコーナーの3番目の問題です。 間違いの文)I read a biography of a famous singer, who lead a very dramatic life. 間違いの文)I read a biography of a famous singer, whose life was very dramatic. (とても劇的な人生を送ったある有名な歌手の伝記を読んだ」 この2つの文では、「どんな」歌手かという情報が必要であると考えられるので、 コンマを付けません。 ->[I read a biography of a famous singer whose life was very dramatic.] この例でも分かるように、「固有名詞」の後につく場合は「非限定用法」(コンマ 付き)、[a ...]と不特定の名詞の後に付く場合は「限定用法」(コンマなし)とい うのが原則だと考えてください。 ──────────── **2 [which]の使い方1 ──────────── さて、今日は[which]の使い方を勉強します。皆さんご存じのように、関係代名詞 の[which]は「先行詞」が「もの」(ひと以外)の場合に使われます。 例) I've found the key which you were looking for. (君が探していた鍵を見つけたよ) これは、つぎの2つの文が組み合わされてできています。 1) I've found the key. 2) You were looking for it (the key). そして、関係代名詞とはこの2つの文のなかで「一致する要素」をひとまとめにし て言う役割を果たします。上の例の場合は、[the key]が「一致する要素」ですね。 これが「もの」なので[which]を使うというわけです。 さて、関係代名詞には「格」というものがあります。これは、「一致する要素」が 関係詞節(関係代名詞に続く部分)においてどういう役割を果たしているかに関 わっています。例えば、[the key which you were looking for]という部分では、 [the key]は[were looking for]という動詞句の「目的語」になっていますね。こう いう場合は「関係代名詞の目的格」と呼ぶわけです。それでは、「関係代名詞の主 格」はどういう場合に使われるのでしょうか? 例) Here's a CD which might interest you. (このCDは君の気に入るかもしれないよ) ここでは[a CD]は[a CD might interest you]となるので、「主語」の役割を果たし ています。この場合には関係代名詞は「主格」であるわけです。 さて、「主格」か「目的格」かによって形が変わる関係代名詞は何でしたか? [who]ですね。「所有格」は[whose]だけなので、残りの[which][that]などは「主 格」か「目的格」かによって形を変える必要はありません。ですが、関係代名詞を 考える時にはそれがどの「格」として使われているかをしっかり把握しないと正確 に意味をとることはできませんから、「主格」か「目的格」かを意識してみてくだ さい。 例) I bought a bottle of wine which was imported from France. 「主格」 (フランスから輸入されたワインを一本買った) 例) He owns a very expensive sports car which he rarely drives. 「目的格」 (彼はとても高級なスポーツカーを持っているけれども、めったに運転する ことはない) ──────────── **3 [which]の使い方2 ──────────── さて次に[at which][in which]などといった「前置詞+関係代名詞」という形につい て勉強しましょう。これはなかなか皆さん間違えやすいところだと思いますが、適 当に選ぶのではなくて筋道を考えていけばちゃんと正確に使えるようになりますか ら頑張りましょう。 まず、この「前置詞」はどこから来ているのかを考えましょう。次の例を見てくだ さい。 例) This is the room in which my son was born. (この部屋で息子が生まれたんだ) さっきのように、この文を2つの文に分解してみると次のようになります。 1) This is the room. 2) My son was born in this room. この2つの文で「一致する要素」はもちろん[the room]ですね。ですが、2番目の 文には[this room]の前に[in]が付いています。これは、[was born]「生まれた」 という動詞に付いて、「どこで」ということを言うために使われている訳ですが、 この [in ]は関係代名詞を使って一つの文にする場合も必要なので、[in which ...] としなければいけないということです。ですから、[in]や[at]などの前置詞をどう 選ぶのかと言えば、もともとの文に使われている前置詞をそのままもってくる、と 考えればいいです。 例) Do you know a shop at which I can find rare books? (珍しい本が見つかる店を知ってますか?) この場合も、[You can find rare books at this shop.]という風に、[at]がもともと 使われているので[at which]となるわけです。 「前置詞+関係代名詞」の言い方は[where]や[that]を使うことで置き換えが可能で すが、それについては次回以降勉強します。今日は「前置詞+関係代名詞」の使い 方をしっかりマスターしてください。 それでは今日の文法はこれまで。わからないところはスクロールで戻して読み直し てください。わからなかったらお気軽にメールで質問してください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 英文を作ってみよう(解説を読む前に自分の力で挑戦してみましょう) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さて、今日勉強した知識をいかして、英文を作ってみましょう。日本文をしっかり 読んで、どうしたら今日のポイントをいかすことが出来るか考えてみてください。 今日の勉強した「関係代名詞」をどうやって使えばいいかを考えてみてください。 **1 「60年代には髪が腰まである女の子は珍しくなかった」 **2 「"アリス"はいつの時代にも子供たちに喜ばれる本だ」 **3 「彼女が会社を辞めようと決めた理由を誰も知らない」 ───────────────────────────────────── **1 「60年代には髪が腰まである女の子は珍しくなかった」 ───────────────────────────────────── *[ポイント1] まず「60年代には」ですが、前置詞は[in]です。そして、「〜年代」の言い方は 「定冠詞+複数形」つまり[the sixties]となります。 ->[In the sixties,] *[ポイント2] 「珍しくなかった」をどう訳すのかはちょっと難しいです。「女の子」を主語にし て、[were common]「普通だった」などとしても間違いではありませんが、英語 らしい表現としては、「〜の女の子を見かけることは珍しいことではなかった」 とするといいです。これは、[it was not unusual to see ...]となります。 ->[In the sixties, it was not unusual to see ...] *[ポイント3] 次に「髪が腰まである女の子」ですが、これは前の部分の[see]の目的語になりま す。ここで「見かける」という場合、普通は「一人一人」の女の子を見かけるの で、[a girl]と単数を使います。そして、「彼女の髪の毛」ですから、関係代名詞 の所有格を使って[whose hair ...]とします。 ->[In the sixties, it was not unusual to see a girl whose hair ...] *[ポイント4] 「腰まである髪」は、[come]「〜に達する」という動詞を使って言うことができ ます。「腰」は[her waist]となるので、[whose hair come down to her waist]と します。[come down to ...]で「下の〜まで達する」という意味になります。そし て、この文は過去のことについて言っているので時制の一致で過去形[came down to]とします。 ->[In the sixties, it was not unusual to see a girl whose hair came down to her waist.] ───────────────────────────────────── **2 「"アリス"はいつの時代にも子供たちに喜ばれる本だ」 ───────────────────────────────────── *[ポイント1] "アリス"はもちろん[Alice's Adventures in Wonderland]です。これを主語に使っ て、["Alice" is a book ...]とつなげていきましょう。「子供たちに喜ばれる本」は 「アリス」だけではないので「不定冠詞」の[a]がついています。 *[ポイント2] つぎに、「子供たちに喜ばれる本」というのを関係代名詞を使って考えましょう。 素直に関係代名詞の目的格を使うと、次のようになります。 ->[a book which children enjoy] ですが、「本が子供たちに興味を持たせる」と考えると、関係代名詞の主格を使っ て次のように言うこともできます。 ->[a book which interests children] *[ポイント3] 最後に「いつの時代にも」ですが、ここは「いつの時代の子供たちにも」という風 に考えましょう。これは決まり切った言い方で[of all ages]と言います。覚えましょ う。ここの[age]は「年」という意味ではなくて、「時代」という意味です。 ->[children of all ages] さて、「いつの時代にも」と言うことは「未来の」という意味もありますから、 さっきの[which]に続く部分を未来形にしなければいけません。 ->[a book which will interest children of all ages] ->["Alice" is a book which will interest children of all ages.] ───────────────────────────────────── **3 「彼女が会社を辞めようと決めた理由を誰も知らない」 ───────────────────────────────────── *[ポイント1] まず最初に出てくるのは、「誰もその理由を知らない」という部分です。ここは [nobody]や[no one]を使って言えばいいですね。(ちなみに[nobody], [no one] は単数で受けます) ->[Nobody knows the reason ...] *[ポイント2] つぎに「何の理由か」を説明します。これを関係代名詞を使って言うわけですが、 [the reason]の場合は前置詞[for]を使います。 ->[the reason for which ...] *[ポイント3] 最後に「彼女が会社を辞めようと決めた」を作ります。これは「決めた」を [decide]で言って、「辞める」は[leave]や[quit]を使えば簡単でしょう。 ->[she decided to leave the comapny] まとめると次のようになります。 ->[Nobody knows the reason for which she decided to leave the company.] それでは今週はここまでです。お疲れさま。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日の例文 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *今日でてきた例文です。何回も読んで覚えましょう。 ##1 In the sixties, it was not unusual to see a girl whose hair come down to her waist. ##2 "Alice" is a book which will interest children of all ages. ##3 Nobody knows the reason for which she decided to leave the company. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ しったか情報 [diet] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ダイエット」というと、日本語では「体重を減らすこと」という意味ですが、 英語ではもう一つ「一般的な食事」という意味もあります。 例) Diet varies between different countries in the world. (世界各国には様々な食事がある) ここから展開して、[a staple diet]「主食」という言い方が生まれます。 例) Rice is the staple diet of many people in Asia. (アジアの多くの人にとって米は主食だ) さて、「ダイエットする」という場合にはどうでしょうか?これは決まり切った言 い方で、[go on a diet]となります。 例) She says she's going on a diet before summer. (夏が来る前にダイエットすると彼女は言っている) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者さんおすすめペーパーバック特集5(是非書店で手に取ってみましょう!) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ペーパーバック特集5◆ 読者さんのおすすめペーパーバックです。「読んでみたいけどなかなか」という 方はぜひ、書店などで手にとってみましょう。一冊読むと自信がつきますよ。 ★読者さんおすすめペーパーバック6(recommended by chirata)★ 1) 題名・著者 : "Naked Justice" written by William Bernhardt 2) 出版社と値段: A Fawcett Gold Medal Book Published by ballantine Books 値段...大阪・梅田の紀伊国屋の洋書フェアで\500でした。定価はわかりません。 普通のペーパーバッグの値段だと思います。 3) 難易度(初心者でもOK/中級者向けなど)::中級者向け...だとおもいます。 4) おすすめのヒトコト 法廷ものです。若手のスマートでまじめ、少し不器用?な弁護士が黒人の市長の 家族虐殺容疑を晴らす、というストーリーですが、本当の犯人は最後までわかり ません。O.J.シンプソン事件を彷彿とさせるものがあります。 この本が英語学習的によいかどうかはわかりませんが、なぜか一気に読めて、 感動したのを覚えているため、ご紹介します。 著者が実際の弁護士だそうで、文章の運びが簡潔なような気がしました。単語が わからなくても、映像的に想像しながら読み進みやすかったです! あまり有名な人ではないかもしれませんが、シリーズで読んでみたいなと思って います。 ★読者さんおすすめペーパーバック6(recommended by Naoko)★ 1) 題名・著者:The Cliant ジョン=グリシャム著 映画化されているので、皆さんご存知だと思います。 2) 出版社と値段:わかりません。 3) 難易度(初心者でもOK/中級者向けなど):中くらい? スラングも出てくると思う。 4) おすすめのヒトコト とにかく、この一冊は、単語なんか解らなくてもひき込まれます。とにかく続き が読みたくなります。そういう一冊です。 その他にもこの人の作品には、「The Perian Brief(ペリカン文書)」とか 「The Firm」とかありますが、難しくて挫折しました。でも、この一冊は、 きっと読み始めたら止まらなくなると思います。 Thanks for chirata and Naoko ! ===================================== No. 64はいかがでしたか? わからないところがありましたらメールして下さい。お気軽にどうぞ。 道場メールにかかわらず、いろんな質問をして下さい。 それではまた次回。英作文の問題の解き方と共にお会いしましょう! ===================================== このメールマガジンへのご意見ご要望がありましたらメールして下さい。 モ英語作文道場で取り扱って欲しい英作文のテーマ・題材を募集中! ===================================== ***今回が初めての方はこれまでの道場メールがここで見られますので是非 見て下さい。(使いやすくなりました!) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/backno.html ***英語作文道場の添削講座はこちら。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/tensaku.html ***英語作文道場のTOEFL/TOEIC講座へはこちら http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/drill.html ***英語作文道場・別冊英語作文道場への登録/解除はこちら(まぐまぐ登録の方) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/subscribe.html ***Macky!で登録されている方の登録内容の変更はこちら http://macky.nifty.ne.jp ***英語作文道場および別冊英語作文道場の無断転載をお断りします。 (こちらにお知らせしていただき引用を明らかにしている場合のみ許可します。) *───────────────────────────────────── やっぱり可能なことと不可能なことがある模様。[O] 新しいメールマガジンを作ると道場はホームグラウンドって感じで書いていると ほっとした気分がした。どっちも見えない読者さんたちだけどやっぱり違うのだ ろうか。[K] ─────────────────────────────have a nice day!* |