ビブレ博士の 聖書ってスゴイ!
5. 史実にバッチリ(2)
エジプトにいたイスラエル人についても、考古学の発見は聖書の記述に一致してきておる...。
エジプトの総理大臣じゃったヨセフは、大飢饉のとき、エジプトの全農地をパロのために買い取った。(創世記47:13-20)これは、BC1870、セン・ウスレト二世が全国民の土地を国有化したという記録と一致しておる。
エジプトで奴隷じゃったイスラエル人は、ある時から、レンガを作るためのわらを与えてもらえなくなった。そこで、彼らはわらの代わりに刈り株を使ったのじゃ。(出エジプト記5:7-12)
ピトムの遺跡から発見されたレンガは、下層ではよく刻まれたわらが入っておったが、中層ではわらが少ししか入っておらず根から引き抜かれた刈り株が入っており、上層では粘土だけじゃった。これも、聖書の記述を裏付けておる。
奴隷じゃったイスラエルの民をエジプトから出すようにと、神はエジプトに「十の災い」を下された。その最後のものが、エジプト人のすべての長男が死ぬという災いだったんじゃが、聖書には、エジプト王の長男も死んだと記されておる。(出エジプト記12:29)
当時の王は、アメンホテプ二世(BC1450-1420在位)。彼の後継者は、長男でも法定相続人でもなかったことを示す碑文が発見されており、これも聖書の記述を裏付けておる。
このような裏付けがあるのじゃから、聖書の記述は本当じゃとうなずけるじゃろ?
| 参考:ヘンリー・H・ハーレイ著『聖書ハンドブック』(聖書図書刊行会)、『聖書(注解・索引・チェーン式引照付)』の注解(いのちのことば社) |
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