冷蔵庫や壁に、スパゲッティの麺がくっ付いている。私のモンタナのホームスティの家は、夕飯がスパゲッティの日、そんな恐ろしい光景があった。
「なんで、麺が壁にくっついているんだろう・・・?」私はとても不思議に思っていました。
ホームスティのお父さんは、イタリア系アメリカ人で、「スパゲッティだけは俺に任せろ」といつも豪語していたので、スパゲッティの日は、いつもお父さんが作っていました。
壁に付いた麺は、イタリア風の「おまじない」だと思っていました。
ある日、お父さんがスパゲッティを作っている現場を押さえました。ちょうど、ホームスティ先の小学生の子供もいて、スパゲッティの作り方を教えて貰っているところでした。
子供が麺を指先で持ち、壁に投げつけているところでした。「食べ物なのにもったいない〜!」そう言ったら、お父さんは、「茹で加減を見ているんだ」と以外な答え。
お父さん曰く、麺を投げて壁に付いたら「茹で上がり」、麺が壁から落ちてしまったら「もうちょっと茹でる」だそうです。
そんなことをしているのは、この家庭だけだと思っていたのですが、この前、テレビで「マーサ・スチュワート」という料理番組で同じ事をやっていました。でもやっぱり、これは一般的では無いらしいのですが。
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NOV. 29, 2005