レディーファースト
男女平等ということで、都会のアメリカ人女性は「レディーファースト」を毛嫌いする人もいるみたいですが、アメリカの田舎では、現在も「レディーファースト」は健在です。
「ドアを開けてあげて、女性を先に通す」など先に女性を行かせることがレディーファーストです。
日本人男性は、レディーファーストに慣れていないので,そそくさと先にドアを潜ってしまいがちになってしまいますね。
ある日本人男性(友人)は,アメリカに来たばかりの頃、アメリカ人女性から説教されたこともあるそうです。男性諸君、気を付けて!
ちなみにレディーファーストとは、女性を守るためではなく、女性を先に行かせて男性が危険を回避することから出来たらしいです。
「お先にどうぞ」は[After you.]または[Go ahead.]と言います。
ドアを開けただけではなく、開けたままにしてあげよう
自分が始めにドアを潜ってしまって、少ししたら後ろから人が来た・・・そんな時は、ドアを押さえて、開けたままにしてあげます。
ドアを押さえてくれたら、お礼を言います。ドアを潜ったら,後ろから人が来ていないか、自然に確認できるようになったら、アメリカで緊張せずに生活できます。
家のトイレから出たら,ドアは開けっぱなしにしておこう
日本でも公共のトイレでは、出たらドアは開けっぱなしにしますよね。アメリカでは,家庭でもドアは開けっぱなしにします。「ドアが開いている=誰もトイレに入っていない」ことを示しているからです。なので、トイレのドアはノックすることはありません。
誰かが邪魔しても良い時は、ドアは開けておこう
アメリカでは、ドアの開け閉めはコミュニケーションの一部です。ドアを開ける行為は、相手に対して敵対心が無いことを示しています。
ドアが開いている時には、お邪魔をしても構わないという印。学校の先生に相談したい時には、先生の部屋のドアが開いている時にします。ドアが開いていない場合は,ノックをすることになります。ちなみに先生が留守で、どうしても伝えなければいけないことがあったら、ドア下の隙間から手紙を投げ入れます。
アメリカ英語で「エクスキューズミー」を言おう
「へクスキューズミー」"Excuse me."私の舌は長く、どうしても始めの「エ」が「へ」になってしまいます。(他の単語の場合には、ちゃんと「エ」と言えるのに!)そこで、「エ」を抜かして発音したところ、「アメリカ英語」で発音していると勘違いされました。そう、アメリカ人は、最初の「エク」をほとんど発音せず、「スキューズミー」と言っているのです。舌が長い皆さん!これで胸を張って、[Excuse me.]が発音出来ますよ!
アメリカでは,プライバシーをとても重視します道が混雑していて、ぶつかりながら通り過ぎる時相手をすり抜けて通り過ぎるとき"Excuse me."を使います。(しかし本当にぶつかってしまったら、[I'm sorry].と言いましょう。)
相手の体に触れたり、相手のスペースを侵したことでプライバシーの問題に当たるからです。
相手より先に席を立つときも食事をする場所にテレビを置いていないアメリカの家庭では家族そろって食事をしていても子供たちは先に席を立ってテレビを見に行きたがります。そんなとき、子供達は"Can I excuse?"(失礼していいですか?)と聞きます。親はそこで、"Yes, you can."(いいですよ。)と言うと、席を立って良いことになります。
"excuse"はこんな時にも使うんですね。
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NOV. 29, 2005