=============================================================== WELCOME TO 英語作文道場!! Thanks for your being subscribers! --------------------------------------------------------------- ◆アンケート結果をまとめたものをホームページに掲載しました◆ http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/enquete.html 「その他・ご意見」でいただいたコメントのすべてにHatari!からコメントを つけてお返事させていただきました。アンケートに書き込みをして下さった 方はぜひ見て下さいね。 --------------------------------------------------------------- Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari! =============================================================== このメールマガジンは、英作文の技法と英文法・構文の知識をふやす・語彙力を つけるという三つのパートから成り立っています。 ***前回の課題と解説(April 29) ***英作文の技法(知覚動詞) ***単語の発見 ------------------------------- 前回の課題の解説 (April.29) ------------------------------- #1 僕は地球儀を使って5才になるいとこに地球が丸いことを理解させた。 ---------------------------------------------------------------- 解答例) I got my five-year-old cousin to understand that the earth is **4 **1 round by using the globe. **2 **3 **1 「僕」が「いとこ」に「理解させる」という使役の文になっているわけですから、 [get someone to do] [make someone do] のどちらかを使ってください。 **2 「地球が丸いこと」というのはまずthatをもってきてthat 節内にS+V をとるようにして 以下のようにしてください。 [that the earth is round] **3 「地球儀を使って」の部分ですが、文字どおり訳した場合、解答例のように [by using the globe] となりますが意訳すれば [by showing her (him) the globe] と してもいいでしょう。5才の子どもに説明するといえばまず地球儀の丸さを示すことから 始まるでしょうから。 **4 「5才のいとこ」という言い方も覚えてしまって下さい。普通は、 [my cousin who is five years old] と関係代名詞whoを使った言い方が思い浮かぶと思いますが、短い言い方として [my five-year-old cousin] という言い方もできることを覚えて下さい。このとき[five-year-old] というふうに [year] には複数の[s] がつかないということにも注意しましょう。 #2 ぼくの友達はサッカーをしていて鼻を折ってしまった。 ----------------------------------------------------- 解答例)My friend got his nose broken while playing soccer. **1 **2 **1 もう使役には大きくわけて2つの意味があるというのが分かってきたと思います。 1つは最初の課題のように「ひとにさせる」もの、そしてもうひとつが「ものがど うにかされてしまう」ものです。もちろん、この課題文は後者に属しているわけで、 そうであるからこそbroken と過去分詞形が使われているわけです。 体の部分を「折る」というときに英語で使う動詞はbreak です。 ・自分で折ってしまったときは I broke my leg. (足を折っちゃったよ。) ・だれか(何か)に折られてしまったというときは I got one of my fingers broken. (指が一本折れちゃったよ。) ニュアンスとして自分に責任があるのか、ないのかの違いです。 **2 そして、「サッカーをしていて」を正確にいうと [while he was playing soccer] になるわけですが、この文のようにだれがサッカーをしていたかが明らかな場合は [he was] を省略して以下のようにします。 [while playing soccer] 一つの文で主語になり得る単語がひとつしか使われていない場合には このように繰り返しになる主語は省略してください。 #3 彼女のほうが筆が立つことを知っていたので、彼は卒論を彼女に書かせた。 ---------------------------------------------------------------- 解答例)Knowing that her writing skill is better than his, **2 he got her to write his graduation thesis. **1 **1 使役の部分から片付けてしまいましょう。ここでも [he got her to write] でも [he made her write] でも構いません。どちらかというとmakeを使ったほうが 「強制的に」というニュアンスが強まると思います。 「卒業論文」は [a graduation thesis] です。 **2 さてコンマ前の節ですが、「〜ので」という言い方の一つとして分詞構文を使うこと を覚えましょう。次のような例で使われます。 Believing that Bob would become a successful businessman, Mary agreeed to marry him. (ボブがリッチなビジネスマンになると信じていたので、メアリーはボブと の結婚に合意した。) Realizing that money was not enough to make a successful marriage, Mary decided to break up with Bob. (金さえあれば幸せな結婚生活が送れるというわけではないことを知って、 メアリーはボブと別れることを決めた。) そして、「筆がたつ」をどう訳すかですが、これは日本語のパラフレーズが絶対に必要です。 結局何がいいたいかといえば「彼女のほうが文章を書くのがうまい」ということですから、 [she is better at writing than he] [she is a better writer than he is] [she has a better command of writing than he does] などなど色々な言い方が考えられます。解答例では[a better writing skill」として 「よりよい作文技術」を彼女が持っているというふうにしてみました。 ・今回で「使役動詞」を終了します。 ------------------------------- 英作文の技法 ------------------------------- **Introduction 今回はいわゆる「知覚動詞」の勉強をしましょう。意味や使い方に使役動詞と似ている ところがありますから、理解しやすいと思います。 「知覚動詞」というのは、[see] [hear] [feel] [watch]などといった見たり聞いたり感じた りする動詞のことで、目的語の後にもうひとつ動詞をとることでその目的語の動作を[see] [hear] [feel] [watch] するという意味になります。例えば、 I saw her playing tennis. (僕は彼女がテニスをするのを見た。) I heard you play the piano yesterday. (きのう君がピアノを弾いているのを聴いた。) というのが基本的な使い方です。 つまり、目的語Aとその後の動詞Bの関係が「A がBする」という関係の場合には ---------------------------------------------------- I hear (see, feel, look at, etc) someone do/doing ---------------------------------------------------- という公式があてはまります。動詞Bにdoing 形を使うと「〜しているのを見る、聞く という進行形のニュアンスが強くなります。この違いを説明すると、 a) I saw her cross the road. (私は彼女が道を渡るのを見た。) b) I saw her crossing the road. (私は彼女が道を渡っているのを見た。) a) では「彼女が道を渡る」という行為を全て見た、つまり渡り始めてから渡り終えるま での過程を見ていた、という意味になるのに対して、b) ではその行為の一部分を彼女が していたのを見たという意味になります。ここは重要なんですがわかりましたか? さて、目的語A と動詞Bの関係が「A がBされる」という場合はどうでしょうか? 以下のような公式になりますね。 ------------------------------------------------------------- I hear (see, feel, look at, etc) + 目的語(A) + 過去分詞(B) ------------------------------------------------------------- 例をあげると、 I heard my name called. (僕は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。) I saw my brother scolded by his teacher. (私は弟が先生に叱られているのを見た。) つまり全く使役動詞と同じで、目的語A と動詞Bの関係が受動であれば動詞Bは過去分詞 形になるということです。簡単ですね。ではちょっと難しいですが、応用してみましょう。 例えば「弟はピアノを弾いているところを見られた」と受け身にしたらどうなるでしょうか? My brother was seen playing the piano. となります。この形は受け身になる動詞がsee とhear のときに使われます。 He was never heard to say 'thank you' in his life. (彼は「ありがとう」という言葉を絶対に口にしない男だった。) では、今回もまた練習問題をしてみましょう。 **Exercises #1 僕は彼女がそこに立っているのを見た。 #2 彼は昨日爆弾が破裂した音を聞いたそうだ。 #3 私は自分の名前が何度も呼ばれるのを聞いた。 ------------------------------- 単語の発見 ------------------------------- 前回の解答です。 以下の中から適当なものを選んでください。 (go over/go with/go without/go through/go out/go on/go off/go for) #1 How long can a human being ( go without ) food? (人間は食物なしでどのくらい長く生きていれるのだろうか?) #2 Hawaiian shirts ( went out ) years ago. (ハワイアンシャツの流行はもう何年も前のことだ。) #3 The actress ( went over ) her lines before the first night of the play. (その女優は劇の初演の前に自分のせりふを何度も繰り返した。) #4 I've ( gone through ) all my pockets but I can't fine my keys. (ポケットを全部探してみたけど鍵が見つからないんだ。) #5 He ( goes with ) a different woman every week. (彼は毎週違う女の子と出歩いている。) #6 If you ( go on ) drinking like this you'll get sick. (そんな風に飲みつづけてると病気になるぞ。) #7 The gun ( went off )by accident. (銃が間違って発射してしまった。) #8 I think I'll ( go for ) the most expensive suit at the shop. (店で一番高いスーツを買うことにするよ。) ***Introduction 今回は[take]を使ったphrasal verbs (句動詞)を覚えていきましょう。どれも 使えるものばかりですのでぜひ口になじませて下さい。同じことを言うのでも こちらの方を使ってみてください。いつものように、最も適切なものを文に入 る形に直して入れてみて下さい。 ***Exercise 以下のなかから適当なものを選んで、時制などにあわせて変化させてください。 (take off, take in, take over, take to, take up, take after, take back) #1 You are the first to tell me that I really ( ) my father. いままで父によく似てるなんて言われたことがなかったわ。 #2 Kate ( ) photography while she was at college. ケイトは大学生のときに写真を習い始めた。 #3 I'm not sure if my father will ( ) the idea. 父がこの計画を気に入るかどうかちょっと不安だ。 #4 She asked me to ( ), saying that she was too tired to drive any more. 彼女はもう疲れて運転できないといって、僕に代わってくれと頼んだ。 #5 This year her acting career really ( ). 今年は彼女にとって女優として大きな飛躍の年だった。 #6 It took me a while to ( ) what she was saying. 彼女が何を言っているのかを理解するのに少し時間がかかった。 #7 Born stubborn, he never ( ) what he said. 彼は生来の頑固者で、自分の言葉を取り消すことなど絶対になかった。 *---------------------------------------------------------------------- 第五回目、いかがでしたか? わからないところがありましたらメールして下さい。 アンケートで「わかりやすい」と答えて下さった方も多かったのですが、 まだわかりにくいと思われていらっしゃる方もいらっしゃいました。 難しいと思われた方は「どこがむずかしいか」を教えて下さい。 できるだけ対応していきたいです。 -----------------------------------------------------------------------* きっと英語を使える自信を身につけていただけると思いますので、続けて頑張って 下さいね。プリンタをお持ちの方はぜひプリントアウトして答えを書き込んで使って 下さい。(メールに直接書き込みもできますけど) これからもどうぞよろしく。 それではまた来週。英作文の問題の解き方と共にお会いしましょう! ================================================================= このメールマガジンへのご意見ご要望がありましたらメールして下さい。 モ英語作文道場で取り扱って欲しい英作文のテーマ・題材を募集中! ================================================================= ***今回が初めての方はこれまでの道場メールがそこで見られますので是非見て下さい。 *** 別冊英語作文道場もよろしく! ***英語作文道場および別冊英語作文道場の無断転載をお断りします。 (こちらにお知らせしていただき引用を明らかにしている場合のみ許可します。) *------------------------------------------------------------ できるだけ誌面をわかりやすくしたいと思って試行錯誤。 今回はうまく行くでしょうか?I hope so.です。Osakaで表示していたら 大丈夫だと思うのですが。 前回の失敗を許して下さい。またご意見して下さい。 [エディタK] ------------------------------------------------have a nice day!* |