=============================================================== WELCOME TO 英語作文道場!! Thanks for your subscription! --------------------------------------------------------------- アンケートご協力ありがとうございました。結果は以下のURLで見ることができま す。 ◇アンケート結果発表ホームページURL http://www.kiwi-us.com/~sanada/pocketjr/result/eigo/jryesterday.htm#bottom3 もしくは英語作文道場ホームページにリンクが張ってあります。 ◇アンケート結果発表期間 4/27(月)〜5/1(金) アンケート結果特集号を(別冊)英語作文道場で発行しますので、そちらも 楽しみにして下さいね。 すぐにすべての要望に答えることは無理ですが、今回から徐々に改善しています。 みなさんからのご意見は大切にしていきたいと思います。 --------------------------------------------------------------- Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari! =============================================================== このメールマガジンは、英作文の技法と英文法・構文の知識をふやす・語彙力を つけるという三つのパートから成り立っています。 ***前回の課題と解説(April 21) ***英作文の技法 ***単語の発見 ------------------------------- 前回の課題の解説 (April.21) ------------------------------- #1 問題は、英語で意志疎通をはかるのは難しいってことだ。 ------------------------------------------------- 解答例)The problem is that it's hard to make myself understood in English. **1 **2 **1 まず、前々回の熟語・成句のコーナーで勉強したように、「問題は〜である」で' The problem is that... ' を使います。これは会話などでも非常によく使われる 表現ですし、problem のかわりにthing やquestion などを入れるだけで他の 表現として応用も効くので覚えるといいと思います。何か言いたいことの前に 'The problem is, 〜'(問題なのは、〜) なんていれるとちょっと英語っぽいニュアンスが出てきていいです。 **2 つぎにthat 以下の部分ですが、「意志疎通」という堅い言葉をどんな英語で表 せばいいのかと思われたかも知れませんが、こういうときにこそ「意志疎通」 とはどういうことなのかをまず日本語でパラフレーズしてみてください。「自分 の言いたいことを聞いている人に分からせる」という風に考えれば、どうして使 役の動詞が使われているのかが納得出来ると思います。もちろん、 'make oneself understood' というのは決まりきった言い方で覚えてらっしゃる方も多いかと思います。 が、それが使役動詞を使った言い方であって、どうして使役なのか、ということ を理解している人はわりと少ないのではないでしょうか?そして、同じ使役動詞 でもどうしてhave とlet ではいけないのかを考えてみると、使役動詞のニュアン スがより正確にわかると思います。make someone do という構文には「自分の 言いたいことを相手に分からせる」という相手の行動への積極的な働きかけという ニュアンスがあるのに対して、have (let) someone doでは他人がしていること に干渉せずにさせておく、という意味がでてくるからです。 #2 彼女には子供を甘やかさせるな。 ------------------------------- 解答例)Don't let her spoil her children. **2 **1 **1 まず、甘やかすという意味の動詞はspoil です。例えば Susan is terribly spoiled. Her parents give her everything she asks for. (スーザンはとても甘やかされている。両親は彼女が言うことならなんでも聞 くのだ。) という風に使います。spoil にはもう一つ「台無しにする」という意味もあって、 この意味の時には例えばこんな風になります。 The entire Golden Week was spoiled by bad weather. (ゴールデンウィークはずっと雨のせいで台無しになってしまった。) **2 そして、「彼女に〜させるな」ですから、Do not let her 〜という風になります。 これも応用が効く言い方で、例えば Don't let your husband spend all of his salary on pachinko. (旦那に給料すべてをパチンコにつぎこませるな。) とか、 Don't let your wife take control of your life. (女房に君の生活を管理されるようになっては駄目だ。) Don't let me down. (がっかりさせないで。) という感じです。 #3 結果がわかり次第、すぐに知らせるよ。 ------------------------------------ 解答例)I'll let you know as soon as I get the result. **1 **2 **3 **1 「〜に知らせる」で、let you know になります。もちろん'I will tell you' としてもいいですが、'I'll let you know' というのが「知らせる」という日本語 に一番近いニュアンスを持っていると思うので、覚えておくと便利だと思います。 「結果が分かり次第」というのも、あまり日本語にひきずられずに 'as soon as I get the result'(結果が分かったらすぐに) とすればいいと思います。 **2 「〜次第、すぐに」というのはas soon as であるのはみなさん知っていると思い ますが、つい忘れてしまいがちなのがその後の時制が現在形であるということです。 この例文でいうと「結果がわかる」のは未来の出来事ですから未来形を使いたく なるものなのですが、as soon as やwhen のように条件として使うときには現在 形を使うというルールがあります。気をつけてください。 **3 「結果がわかる」の「わかる」という言葉にひきずられてしまうと英語的な表現 から離れていってしまいます。日本語の「結果がわかる」というのは 「結果を知る」「結果が(自分の手に)入る」ということなので、 'get the result ' となります。「わかる」だからといって、'understand the result' とか、 'know the result' とせずに、*get the result *であるということを覚えて下さ い。 *** ちなみに、読者の方から「have +人+doとhave+人+doing はどう違うか」 という質問を頂きました。結論からいうと、ニュアンス以上の違いはありません。 だから、どちらを使ってもほぼ同じ意味になります。が、have+人+doing のほう が、'doing' の動作に現在進行形的な意味がつきます。ですから、前回の例文では 厳密にいうと I couldn't have him speak like that about Joe. 「あいつにジョーのことをあんな風に喋らせるわけにはいかなかったんだ」 となるのに対し、 I couldn't have him speaking like that about Joe. とすると「あいつにジョーのことをあんな風に喋らせておく訳にはいかなかった んだ」となるので、課題文のニュアンスを厳密に捉えた場合後者の方がより正確 な英文であると思います。基本的な構文としてhave+人+verb (原形)という のを紹介する場所だったので前者を解答例としました。どちらにしても微妙なち がいですが、英語を読む際に違いを気にしていくのは大事なことだと思います。 ------------------------------- 英作文の技法 ------------------------------- **Introduction 今回もまた使役動詞の問題を考えたいと思います。今回が最後ですのでちょっと 飽きてきた人も頑張って読んでいってください。それだけ使い勝手がある構文で すし、基本をおさえれば応用が効くものでもあります。 今回の動詞はget とhelpです。ではgetから。 -------------------------------------------------- a) get +人/もの+TO DO =「人/ものに〜してもらう、させる」 b) get +もの+done =「ものを〜される、させる」 -------------------------------------------------- という公式になっています。例えばa の人の場合、 He got his sister to help him with his homework. (彼は、妹に宿題を手伝ってもらった。)とか、 The reporters couldn't get the actress to talk about her divorce. She just ignored them. (リポーターたちはその女優から彼女の離婚について「話を聞くことがで きなかった」=彼女に話させることができなかった。女優はリポーター の姿など目に留めもしなかった。) という風に使います。この意味では、getをpersuade(説得する)という風に置 き換えて考えると意味がはっきりすると思います。 a のものの場合は、 I couldn't get the car to start this morning again. Probably I should buy a new one, since this is the third time this week. (今朝もまた車が動かなかった。もう買い換えどきなのかもなあ、今週だ けで三回目だよ。) この意味ではmake+もの+doという構文と似たような意味になりますが、get のあとにはto +不定詞であることを忘れないで下さい。 つぎにb のばあいは The pianist got one of his fingers broken when he was playing a Beethoven Concerto. (そのピアニストはベートーヴェンのコンチェルトを演奏中に指を折って しまった。) となります。この場合はhave +もの+done に近い意味になります。 次はhelpです。help ですから、「助ける」という意味がありますね。 -------------------------------------- help+人+do/to do =「人が〜するのを手伝う」 -------------------------------------- ちなみに、helpの後にそのまま原形が来るのがアメリカの用法、to do とする のがイギリスの用法です。TOEFLの問題などではhelp you DO の形にしなけれ ばいけないです。例として、 Timmy helped Jenny to battle against habitual smoking. (ティミーはジェニーの禁煙に協力した。) Prof. Spence helped his students write well in English. (スペンス教授は学生の英語作文を手伝った。) という風になります。help の後には動詞原形でも動詞+不定詞でも構わないが、 自分が作文するときにはどちらかで統一することが必要だ、ということを覚えて おいてください。 では今回の説明をもとにして次の課題を解いてみて下さい。 **Exercises #1 僕は地球儀を使って5才になるいとこに地球が丸いことを理解させた。 #2 ぼくの友達はサッカーをしていて鼻を折ってしまった。 #3 彼女のほうが筆が立つことを知っていたので、彼は卒論を彼女に書かせた。 ------------------------------- 単語の発見 ------------------------------- 前回の解答です。 以下の中から適当なものを選んでください。 (needless to say, to begin with, to make matters worse, to tell the truth, to be frank, not in the least) #1 ( To tell the truth ), I'm not satisfied with this job. 本当のことをいうと、今の仕事に満足してるわけじゃないんだ。 #2 ( Needless to say ), I love my wife with all my heart. 言うまでもなく、妻のことを心から愛しているよ。 #3 I'm not going to the concert. ( To begin with), I haven't bought a ticket. そのコンサートにはいかないよ。まず第一チケットも買ってないし。 #4 Timmy is broke. ( To make matters worse), his wife left him just yesterday. ティミーは一文無しである。さらに悪いことに、つい昨日妻にも逃げ られてしまった。 #5 Do you mind if I put the TV on? No, ( not in the least). テレビつけてもいい?ああ、全然構わないよ。 #6 ( To be frank ) with you, I think you won't be able to pass the bar exam this year. 正直言って君が今年司法試験に受かるとは思えないね。 ***Introduction 今回は[go ]を使ったphrasal verbs (句動詞)を覚えていきましょう。どれも 使えるものばかりですのでぜひ口になじませて下さい。同じことを言うのでも こちらの方を使ってみてください。いつものように、最も適切なものを文に入 る形に直していれて見て下さい。 ***Exercise 以下の中から適当なものを選んでください。 go over/go with/go without/go through/go out/go on/go off/go for #1 How long can a human being ( ) food? (人間は食物なしでどのくらい長く生きていれるのだろうか?) #2 Hawaiian shirts ( ) years ago. (ハワイアンシャツの流行はもう何年も前のことだ。) #3 The actress ( ) her lines before the first night of the play. (その女優は劇の初演の前に自分のせりふを何度も繰り返した。) #4 I've ( ) all my pockets but I can't fine my keys. (ポケットを全部探してみたけど鍵が見つからないんだ。) #5 He ( ) a different woman every week. (彼は毎週違う女の子と出歩いている。) #6 If you ( ) drinking like this you'll get sick. (そんな風に飲みつづけてると病気になるぞ。) #7 The gun ( )by accident. (銃が間違って発射してしまった。) #8 I think I'll ( ) the most expsenive suit at the shop. (店で一番高いスーツを買うことにするよ。) *-------------------------------------------------------------- 第四回目、いかがでしたか? 分かっているつもりの簡単な言葉ほど、実はたくさんのバリエーションがあるん ですよね。[go] なんてそのいい例です。書くうえでも話すうえでも頻出しますか らがんばって覚えてしまいましょう! ゴールデンウィーク特大号となりました。職場で購読されている方のために ゴールデンウィーク前に配信したかったのですが、結局遅くなってすみません。 -------------------------------------------------------------* きっと英語を使える自信を身につけていただけると思いますので、続けて頑張って 下さいね。プリンタをお持ちの方はぜひプリントアウトして答えを書き込んで使って 下さい。(メールに直接書き込みもできますけど) これからもどうぞよろしく。 それではまた来週。英作文の問題の解き方と共にお会いしましょう! ================================================================= このメールマガジンへのご意見ご要望がありましたらメールして下さい。 英語作文道場で取り扱って欲しい英作文のテーマ・題材を募集中! ================================================================= ***今回が初めての方は前回の道場メールがそこで見られますので是非見て下さい。 *** 別冊英語作文道場もよろしく! ***英語作文道場および別冊英語作文道場の無断転載をお断りします。 (こちらにお知らせしていただき引用を明らかにしている場合のみ許可します。) *------------------------------------------------------------ このまえはじめて「道場主」と呼ばれました・・・Hatari ! 一同 ------------------------------------------------have a nice day!* |