4892+514=5406 people including YOU! ◇◆◆□□□■□□□◆◇□□■□□□◇◆□□□■□□□□◇◆□■□□■◇◆ ◆◇ ◆◇ ◇◆ 英語作文道場【作文編】 ◇◆ ◆◇ no. 39(第27週) ◆◇ ◇◆◆□□□■□□□◆◇□□■□□□◇◆□□□■□□□□◇◆□■□□■◇◆ ◯Contents △Hatari! News ---お知らせやご報告など △今回のお勉強「否定文2」(Oct. 14)---マスターしておけば、これから安心 △英文を作ってみよう--- まず、自分で作ってみてから解説を読むのが肝心 △しったか情報 [IN THE RED] --- 失敗は成功のもと、使ってみよう △今日のお題 --- 唱えて、すっきり △メンバーのつぶやき--- ていうか、ひとりごと ===================================== Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari!Hatari! ===================================== ◆アンケートご協力ありがとうございました◆ 先週からの英語作文道場の誌面リニューアルに関する「ちょっとあんけーと」 ご協力ありがとうございました。なんと、100%「リニューアル後の方がよい」 と答えていただけました。とてもうれしかったです。 すべての方にお返事はできていませんが、質問や要望を書いていただいた方へ はお返事させていただきました。 「問題を多くして下さい」「解説を増やして下さい」などのご意見がありまし たので、今後検討していこうと思います。 これからもみなさんの英語学習の良いペースメーカーとしても役割を果たせる ようにさまざまなことを行っていこうと計画中です。お楽しみに! ◇英語作文道場に関するご意見ご要望はhatari@geocities.co.jpまで◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回のお勉強「否定文その2」(Oct. 14) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ **1 否定文の語順に気をつけろ! **2 否定語をともなう慣用表現 **3 その他の慣用表現 --------------------------- **1 否定文の語順に気をつけろ! --------------------------- 否定文の語順は、知識として知っていても使ってみると間違ってしまうひとがよく います。このくせを克服するためには、例文を何度も読んで、口にだして言ってみ て、ついでに自分で文を作ってみたりもして、からだで覚えるしかありません。 では例文を見てみましょう。 例) I think that I won't take this job. 例) I don't think that I will take this job. どちらも、「僕はこの仕事を受けないと思う」という意味ですね。 ではどちらが正しい文なのでしょうか? 下の例文です。英語では、肯定/否定をなるべく早くいうことがよい、とされてい るからです。[think]を使った文でも、「内容が肯定」なら[I think]、「内容が否 定」なら[I don't think]とまず言ってしまって、それからthat節でその内容を言う ようにしましょう。 例) I don't think she's that beautiful. (彼女がそんなにきれいだとは思わないなあ) 例) I didn't think that the exam was easier than expected. (試験が思ったより簡単だったなんて思わなかった) 「否定を先に出す」というルールでしたが、これには例外もあります。 そうすることによって意味が変わってくる場合です。 例えば、動詞[hope]を使って考えてみましょう。 例) I hope that my girlfriend won't find out what I was doing that night. (僕があの晩なにをしてたか彼女が見つけないといいなあ) 例) I do not hope that my girlfriend will find out what I was doing that night. (僕があの晩なにをしてたか彼女が見つけることは望まないなあ) 下の文が変な訳になっていることからも分るように、上の文が正しい文です。 この場合、僕は「〜しない」ということを「望んでいる」のであって、「〜だ」と いうことを「望んでいない」のではないからです。(混乱しますね?) もっと簡単にいうと、この場合、僕は「〜をしてほしくない」のであって、「〜し てほしいわけじゃない」ということではない、ということです。最後にもうひとつ だけ例をあげておきます。 例) I hope that you will not forget to read the dojo every week. (あなたが毎週道場を読むのを忘れないでほしいなあ) これと同じことが、[I am afraid (that) ...]という形にもいえます。 [I am afraid that ... ]という表現は、結構間違いがちなので注意しましょう。 意味は、「残念なことに、〜である」です。例文を見てみましょう。 例) I'm afraid that I won't be able to go to the party. (パーティーにはちょっと行けそうにないんだ) この訳文には表されていませんが、「行けそうにないんだ、ごめん」というニュア ンスが[I'm afraid]を付け加えることによってでるわけです。 これを、否定語をさきに持ってきてしまうと、意味が全く変わってしまいます。 例) I'm not afraid that I will be able to go to the party. この場合、[afraid]は「怖がる」というもともとの意味になってしまいますから、 「パーティーに行くことができるだろう、ということを僕は恐れてはいない」とい うわけの分らない文になってしまうのです。それでは、[I'm afraid that ...]の使 い方をもうすこし勉強しましょう。 例) I'm afraid you are not going to graduate this spring. (君はこの春には卒業できないよ) これは、教授が学生に言っていると考えてください。このように、「悪いこと」 (卒業できないということ)を言う前に、[I'm afraid]と付け加えるわけです。 これは「自分の感情」を述べているので、[She's afraid][You are afraid]と主語 が1人称以外のときには使えません。 (この場合「怖がっている」というもともとの意味になります)。 -------------------------- **2 否定語をともなう慣用表現 -------------------------- 否定の慣用表現はたくさんあるので、とても全部は紹介できません。が、それらの 全てが詳しい説明がいるというわけでもないので、残りはイディオム編で勉強しま しょう。今回は、次の3つの表現を勉強します。 *1 [cannot 〜 too 〜]「〜しても〜しすぎることはない」 *2 [It is not until 〜 that ...]「〜してはじめてする」 *3 [There is no 〜 ing]「〜することはできない」 ----------------------------------------------- *1 [cannot 〜 too 〜] まずは例文から見てみましょう。 例) You cannot be too careful in selecting a college. (大学選びには慎重に慎重を重ねなさい) 受験英語で皆さんお馴染みかと思いますが、一応復習しておきます。[cannot 〜 too 〜]で、「〜しすぎる/〜であり過ぎることは、不可能だ」という直訳になり ます。大抵の場合、「説教臭い」表現であると思っていいでしょう。 ----------------------------------------------- *2 [It is not until 〜 that ...] 例文を見てください。 例) It is not until you explained the situation that I realized the significance of the matter. (君が状況を説明してくれてやっと、この問題の重要性がわかったよ) この表現は直訳すると、「〜するまで/〜が起きるまで、that節ではなかった」と なります。逆にいうと、「〜が起きたので、that節になった」という風に訳すこと もできます。大抵そのほうがスムーズな日本語になります。 例) It is not until yesterday that I heard the news of his death. (彼の死の知らせを聞いたのは、つい昨日のことだ) ----------------------------------------------- *3 [There is no 〜 ing] これは非常に大事な表現です。例文をみましょう。 例) There is no telling where the murder is. (殺人犯がどこにいるのか、誰にもわからない) この表現は意味は難しくないので、公式にして覚えてしまいましょう。 [there is no (do) ing] = [It is impossible to (do)] つまり、[ing]形の部分の動詞が「できない」という意味です。それだけです。 例) There is no knowing what he will do next. (彼が次になにをしでかすか、誰にも分らない) ------------------- **3 その他の慣用表現 ------------------- [no]や[not]といった疑問語を伴わなくても否定の意味になる表現を紹介します。 *1 [anything but]「決して〜ではない」 *2 [the last 〜 to]「最も〜しそうにない〜」 *3 [free from]「〜がない」 ----------------------------------------------- *1 [anything but] この表現と、[nothing but]という表現をごっちゃにしてしまわないように気を 付けましょう。 例) His drawing is anything but pretty. (彼の絵はまったくきれいではない) 例) His drawing is nothing but beautiful. (彼の絵はきれいなだけである) [anything but]が出てきたら、そのまま[far from]と置き換えて考えましょう。 ->[His drawing is far from pretty.] 意味はわかりますね。逆に、[nothing but]は[only]で置き換えればいいです。 ->[His drawing is only beautiful.] ----------------------------------------------- *2 [the last 〜 to] これも、例文を覚えてしまいましょう。 例) He is the last person to have an affair with a married woman. (彼が既婚女性と不倫するなんて、ありえない) これも、[the last]というところから「〜する最後のひとだ」と訳すより、「〜で はない」というのを強調している言い方であると考えたほうがいいでしょう。 例) She was the last person I expected to see here. (彼女にここで会うなんて、思いもしなかった) -------------------------------------------------- *3 [free from] [free]という形容詞には、「自由である」という意味の他に「〜から免れている」 という意味もあります。例文を見てみましょう。 例) His paper was free from grammatical errors. (彼のペーパーには文法的な間違いがなかった) この例からも分るように、[free from]の後には、「ネガティブなイメージの単 語」が続きます。 例) My father was proud of being free from racial prejudices. (私の父は自分が人種的な偏見を持っていないということを誇りにしていた) 今回はちょっと覚える知識が多くて大変ですが、ホップ・ステップ・ジャンプで頑 張りましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 英文を作ってみよう(解説を読む前に自分の力で挑戦してみましょう) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さて、今日勉強した知識をいかして、英文を作ってみましょう。 日本文をしっかり読んで、どうしたら今日のポイントをいかすことが出来るか考え てみてください。 今日のテーマは否定語ですから、否定語を使って表現して下さい。 **1 「君が運転免許を一発でとれるなんて思いもしなかった」 **2 「残念ながら、君には賛成できないな」 **3 「子供たちは運動会の日に雨が降らないように強く願った」 ------------------------------------------------- **1 「君が運転免許試験に一発で受かるなんて思いもしなかった」 ------------------------------------------------- *[ポイント1] まず、「〜ということを、思わなかった」のですから、[I didn't think that ...]と なりますね。ここでちょっと難しくなるのですが、[think]はthat節をとるだけで はなくて、[think it + 形容詞 + to不定詞]という形をとることもできます。 例を見てください。 例) I think it impossible to find a girl friend on the internet. (インターネットでガールフレンドを見つけることは、不可能だと思う) この表現のto不定詞を、that節でいうこともできます。 例) I think it impossible that you'll find a girl friend on the internet. 課題文に戻ると、まず[I didn't think it possible]として、その後に「運転免許 試験に一発で受かるなんて」となります。 *[ポイント2] 「運転免許試験に一発で受かるなんて」ですが、二つ表現を覚えましょう。 1. 「運転免許試験に受かる」[pass the driving test] 2. 「一発で」(一回で)[at/on the/one's first try] 動詞[pass]には「通り過ぎる」や「時間を過ごす」などたくさんの意味があります が、「試験」と共に使われる場合には、「合格する」という意味です。反対の「不 合格になる」という意味では[fail]という動詞を使います。 例) I didn't fail the exam. I just couldn't wake up early enough. (試験に落ちたわけじゃないよ。朝早く起きれなかっただけなんだ) 「最初に」という意味では[for the first time]という表現がおなじみだと思いま すが、「最初の挑戦で」という意味では[try]を使います。この場合、前置詞は[at] と[on]をとることができます。 *[ポイント3] 最後に、that節中の時制をどうするかですが、最初の部分が[I didn't think ...]と 過去形になっているので、[would]を使います。「過去の視点からみて、〜なるだ ろう」という時の[would]です。[you would]の短縮形で[you'd]となります。 ->[I didn't think it possible that you'd pass the driving test at your first try.] ------------------------------------ **2 「残念ながら、君には賛成できないな」 ------------------------------------ *[ポイント1] 「残念ながら」という決まり文句はもう覚えましたね。[I'm afraid that ...]で す。「that節の内容が、自分にとっては残念なことだ」という意味です。 例) I'm afraid it will happen soon or later. (いやだけども、それは遅かれ早かれ起きると思うね) *[ポイント2] [agree]という動詞の使い方を覚えていますか?中学の時を思い出して、復習しま しょう。 1. 後に人がくるとき->[with] 2. 後に事項がくるとき->[to] 3. 〜の点で、合意するという場合->[on] 4. あるものが、他のものに一致するという場合->[with] 1の例) I agree with you about his new song. It's quite boring. (彼の新曲については、君と同じ意見だ。退屈だよ) 2の例) He would never agree to that proposition. (彼がその提案に賛成するなんて、あり得ないね) 3の例) We agreed on a price for the car. (その車の値段について、我々は合意した) 4の例) The witnesses' statements just don't agree with each other. (証人たちの発言は、お互いに矛盾している) この課題の場合、もちろん1のケースですから、[I can't agree with you]となり ます。すべてまとめてみましょう。 ->[I'm afraid (that) I can't agree with you.] --------------------------------------------------- **3 「子供たちは運動会の日に雨が降らないように願った」 --------------------------------------------------- *[ポイント1] 「〜しないように、願った」ですから、[The children hoped that ... not ...]とな るはずですよね。 「雨が降る」はもちろん[it rains]です。先の部分と時制を合わせると、「雨が降 らないように」は[that it would not rain]となります。 *[ポイント2] 「運動会の日」は[a field day]といいます。「日」の前にくる前置詞は、もちろ ん[on]ですね。ということは、答えは次のようになります。 ->[The children hoped that it would not rain on the field day.] それでは今週はここまで。疲れた?楽しかった?呆れた?困り果てた? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日の例文 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日でてきた例文です。何回も読んで覚えましょう。 ##1 I didn't think it possible that you'd pass the driving test at your first try. ##2 I'm afraid I can't agree with you. ##3 The children hoped that it would not rain on the field day. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ しったか情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [IN THE RED]で「赤字だ」という意味になる。もちろん「黒字だ」は[IN THE BLACK]という。 Mary: Did you know that Sony is IN THE RED? (ソニーが赤字を出したって知ってた?) Paul: No, but I'm sure they'll be back IN THE BLACK soon. (いいや、でもすぐまた黒字に戻るよ。 ===================================== no. 39はいかがでしたか? わからないところがありましたらメールして下さい。 質問やご指摘にはきちんと対応します。お気軽にどうぞ。 道場メールにかかわらず、いろんな質問をして下さい。 別冊英語作文道場の誌上でお答えします。 これからもどうぞよろしく。 それではまた次回。英作文の問題の解き方と共にお会いしましょう! ===================================== このメールマガジンへのご意見ご要望がありましたらメールして下さい。 モ英語作文道場で取り扱って欲しい英作文のテーマ・題材を募集中! ===================================== ***今回が初めての方はこれまでの道場メールがここで見られますので是非 見て下さい。(使いやすくなりました!) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/backno.html *** 別冊英語作文道場もよろしく! ***英語作文道場の添削講座はこちら。 http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/tensaku.html ***英語作文道場・別冊英語作文道場への登録/解除はこちら(まぐまぐ登録の方) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7129/subscribe.html ***Macky!で登録されている方の登録内容の変更はこちら http://macky.nifty.ne.jp ***英語作文道場および別冊英語作文道場の無断転載をお断りします。 (こちらにお知らせしていただき引用を明らかにしている場合のみ許可します。) *-------------------------------------------------------------- 引っ越しちゃった、広い部屋。[O] 明日はフェスゲでフェアウェルです。[K] ----------------------------------------------have a nice day!* |