■Past Impression (過去の日記)

 
June, 2003
 

Jun.1,2003(Sun)

■休み

来週くらいから土日がちょっと忙しくなりそうなので今日は休み。
「おじゃマルシェ紺野」が素敵だった。
日本ダービーは見なかった。
巨人−阪神は見なきゃよかった。

と、そんな一日。

■思ったこと

そろそろ納車日がわからないと予定が立てづらいなあ。


Jun.2,2003(Mon)

■ファーストキッチンで讃岐うどん?

12日からファーストキッチンで讃岐うどん(冷し)を夏季限定で出すらしい
かつてマクドナルドの藤田田(デンと発音してください)氏が著書の中で、単純にコストパフォーマンスを比較すれば日本のうどんは(当時の)ハンバーガーよりも相当効率がよく、立食いうどんに本格的なマーケティングが導入されればマクドナルドに対しても大きな脅威となりうる、みたいなことを書いていたけど、まさかほんとにハンバーガー屋がうどんを出すことになろうとはねえ・・・。

まあこれまでにもドーナツ屋がラーメン売るってケースもあったんで、決して突飛すぎるわけではないんだろうけど、最近のマクドナルドの迷走ぶりしかり、ハンバーガー業界全体としてお客さんが見えなくなってきているのではなかろーか。
ちょっと心配。

■思ったこと

ありがたきしあわせ。


Jun.3,2003(Tue)

■新型InterLink発表

この夏の商戦に向けての新型ノートPCでは最後発になるこのタイミングで
いよいよInterLinkの新型が発表された。・・・って、今や逆さに振っても
鼻血も出ない経済状況のぼくにはあんまり関係ない話だなあ。

でも欲しいぜー。当たれー宝くじー。

■泊まり

仕事の終わりが遅くなったんで今日はカプセル泊まり。
なんとかクリーニングができる2時半に間に合ってよかった。
多分今週はずっとこんな感じ。

■思ったこと

アニマトリックスって、今日発売だったのか。うっかりしてた。
それにしてもこの内容にしてこの値段って、なぜだろう?
プロモーションって扱いなのかな。


Jun.4,2003(Wed)

■落ちたー

残念、夏コミ落ち。気合のサイコロが足りなかったか。

■シャッフルユニット発表

恒例のシャッフルユニット発表
個人的には11が一番ネガティブ要素が少ないラインナップなんだけど、最多人数ユニットはいつも曲に恵まれないからなあ・・・。そういう意味ではどのユニットもがっかりに終わりそうな予感。ていうか、シャッフルユニットは結局最初のが一番いい。

■思ったこと

いよいよ貯金20!いえー!
しかしそれにひきかえこっちときたら・・・。

■買ったもの
  • アニマトリックス

Jun.5,2003(Thu)

■サラダの国のトマト姫

プロジェクトEGGに「サラダの国のトマト姫」が入るらしい

ファミコン版ではややファンシーな絵柄にされてしまった「サラトマ」だが、やっぱこれこれ、この投げやりな感じの絵でなきゃ。
このゲームはちょうどぼくがX1Cを買った頃に出た最新作だったってこともあって、めちゃくちゃやり込んだ。この野菜嫌いのぼくが、なんでこれほどと思うくらいやった。基本的には一度クリアしてしまえばおしまいの一本道アドベンチャーなのに、コマンドを全部暗記して、グラフィックの描画が終わらないうちに次々入力して何分でエンディングまで行けるかっていうタイムアタックまでやってた。若かったなあ。

そろそろプロジェクトEGGにも入っておくかー。
次は「デゼニランド」が来るといいな。あれ途中までしかやったことないんで。

■思ったこと

来週になれば少しは余裕ができるだろうか。


Jun.6,2003(Fri)

■タクシー帰り

夜中まで仕事でタクシー帰り。帰ったらもうすっかり明るくなっていた。
明日は明日で、っていうか、今日は今日でいろいろ大変なので、これだけ。
仕事は大変楽しかったが、例によって内容はノーコメント。

■思ったこと

SO505iに不具合・・・。
うーん、ソニーの携帯って必ず初期に不具合が出てるような印象があるなあ。
事前の期待度、注目度が高いせいもあるだろうけど。


Jun.7,2003(Sat)

■2G同窓会

夕方から高校2年のときのクラスの同窓会で松戸へ。
8年前、4年前に続く3回目の開催ってことなんだけど、この4年ごと、オリンピック前年の開催には何か意味があるのだろうか・・・。ま、ともあれ今回も18人もの人数が集まったのは大したもの。

さすがに今回は男連中の中にも既婚者が増えてるだろうと思っていたのだが、フタを開けてみれば相変わらずまだ大半が未婚という有様。女の子の方はさすがにほとんど全員結婚してたけど、こんなんじゃぼくに順番が回ってくるのはまだまだまだ先の話だな。

いろんな話をしたけど、ぼくについては高校時代唯一にして絶対の話題があるんで、場にいる間その話がほとんどだった。あとは太った話。それだけ。泣くぞ、ほんとに。
学年で知らない人はいないって言われたけど、確かにそうかもなあ・・・。

そのまま近くで2次会という流れになったところでぼくは千葉方面へ移動。
もう少し話したい人もいたけど、それはまた次回。4年後?

■結婚パーティ

同窓会と時を同じくして、千葉ではアニメ研後輩の結婚式2次会が行われていたのだ。
60人くらい集まって相当盛況だったらしい。ぼくは3次会の終わりから合流。

今回結婚したカップルはアニメ研後輩同士でずいぶん長い間つきあっていた2人なので、結婚すると言われてもかなり今さらな感じが漂っているのだが、まあともあれお祝い。2人で今さら手を取り合って、今さら幸せな家庭を築いてください。今さらながらぼくも応援しています。はい。

で、4次会はカラオケ(DAM)。この途中にあろうことか新郎新婦があっさり帰り、残されたメンバーでさらに5次会カラオケ(H−JOY)。終わったら朝5時。都合6時間もカラオケやってながら久々だったせいかちょっと歌い足りなかった感じもあった。
で、まだ朝メニューの始まらない「すかいらーく」で6次会、ていうか朝ごはん食べて解散、帰宅。さすがにつかれた。

■思ったこと

あー、やっぱり録り忘れた。『週刊少年「 」(かぎかっこ)』。


Jun.8,2003(Sun)

■お仕事&肉

夕方から仕事。
帰りに全米No1という、なんだかマユツバな映画みたいなアオリ文句のステーキハウス「アウトバック」で重く食事。供される食べ物の質と量もさることながら客層や接客スタイルまで含めて全てがアメーリカン。最近は割と質素な食事を心がけていたのだが、そのすべてが崩れた感じ。ああ、肉が、肉が身体に染み込んでくるよ・・・。

とか言いつつ、なんかそれなりに満足。ま、たまにはババンと。

■思ったこと

で、結局コピーコントロールCDになって、CDは売れるようになったのかな。


Jun.9,2003(Mon)

■筋肉仕事

今日は現場仕事。大変楽しかったが詳細秘密。
かなり物理的に駆けずり回ったんで、夕方会社に帰ったら久々に筋肉痛が来た。

これで少しはやせないもんだろーかねえ。
(↑同窓会でさんざんに言われたのを少し気にしてるらしい)

■思ったこと

RX−8関連本購入。買った車の好きっぷりは前のMS−6も同様、っていうかむしろ6の方が強かったくらいなのだが、こういう周辺アイテムの充実はやはり8の方が断然上なんだよなあ。MS−6も美しいクルマなのに。
それにしても納車はいつなんだろう。

■買ったもの
  • 週刊神社紀行30 石清水八幡宮
  • 21世紀ロータリー
  • NHKフランス語会話テキスト

Jun.10,2003(Tue)

■クオリア・・・。

ソニーが新しい製品ブランド「QUALIA(クオリア)」を発表したらしい

「こいつは今までのとは違って品質感が数段違う。すごいぞ、生活の豊かさは数倍に跳ね上がる。さ、持ってけ。そしてすぐ取り付けて試すんだ。」
「出井さん、酸素欠乏症にかかって・・・」(←失礼)

それにしても、なんだろう、この違和感・・・。
こないだのPSXも含めて、なんかちょっと方向性がズレてるような気がするんだけど、どうなんだろう。高いからいいとか悪いとかでなく、こういうモノ作りの姿勢そのものが疑問。もしこのラインナップがものすごいお金持ちにバンバン売れたとして、果たしてそれが一体将来の何につながってゆくというのだろう?「高級」という甘美な崖っぷちに追いつめられてゆくだけになりはすまいか。

とはいえ、逆にこれが成功するのなら、広告屋としてはまた新しいブランド戦略の世界が開けてくるような気もするので、当分の間は状況を静かに見守ってゆこう。

■思ったこと

ぼく個人にも仕事にも全く関係ないただの雑談なんだけど、席の近くでなんかいたたまれない会話が展開されてたので、仕事を中止して早めに退社(って21時とかだけど)。
アニメに例えると「ねえ、妖獣都市って何?今度スピルバーグがリメイクするって雑誌に書いてあるんだけど、そんな作品聞いたこともないよ。そんなつまんないのスピルバーグにやらないでほしい。ほんとやだ。会社休んでもいいですか。」っていうような感じの話。実際は違うジャンルの話だったけど、わかりやすく表現してみました。えっへん。

知らないということを堂々と晒しながらなお尊大な態度がとれる人って、すごい。
まあ、ぼくもあんまり人のこと言えないんで、今後大いに注意してゆこうと思った。

(※スピルバーグが妖獣都市のリメイクというのは架空の話です。ただの例えです。)


Jun.11,2003(Wed)

■東京おもちゃショー・バイヤーズウィーク

朝からおもちゃショーへ。
ちなみに今年から東京おもちゃショーは、業者向けの「バイヤーズウィーク」と一般向けの「おもちゃみらい博」に分けて開催されることになったのだ。不況渦巻く玩具業界、少しでもお金をかけずに出展できるように作られた「バイヤーズウィーク」だけに、例年のおもちゃショーと較べると、かなり寂しい展示会になったなあ、というのが第一印象。今回のメイン会場になっている「都立産業貿易センター・台東館」は昔から東日本玩具見本市という地域流通の展示会をやっていた会場なので、雰囲気はもうおもちゃショーというよりまるっきり「商談会」。

さらに会場の制約で、バンダイ、タカラ、トミー、エポック社、セガトイズの大手メーカー5社は台東区・墨田区周辺に別会場を設けてプライベートショーを開催する形になるので、回るのも一苦労だし、そもそも各社営業担当者とのお付合いがないと入れない会場もあったりするらしい。せちがらい世の中ねえ。

そんな中、今回はバンダイ会場とメイン会場の2カ所を回ってみた。

バンダイ会場の目玉は、このおもちゃショーに合わせて発表された「メガブロック」。
メガブロックは100カ国以上で親しまれている世界第2位のブロックメーカーなのだけど、そこにバンダイ得意のキャラクターを加えることで短期間にシェアを獲得してしまおうという考え・・・のような気がする。売りはズバリ特殊成形パーツ、要するにキャラクターやロボット、武器のフィギュアが市場導入期から豊富に用意されるところにあるのだそうだ。確かにわかりやすい魅力だけど、このことがブロック本来の魅力、すなわち創造力と想像力を育てる知育玩具としての側面を弱めてしまうことは否めないわけで、ブロック玩具としてのメインストリームたりうるかどうかはそのへんの受け入れられ方にかかっているような気がする。ともあれ、注目商材。

キャラ玩具の中では超合金をちょっと小さめにして1500円くらいの価格で復刻した商品(名前忘れた)が面白かった。ライディーンが出たら買うかもしれないなあ。あるいはロボクイ(絶対出ない)。

あと、バンダイ会場の中にパルボックスの旧ツクダ商品が並んでいるのがいろいろ象徴的で、しばし考えてしまった。オセロにせよキューブにせよ、これだけの定番商品を持っていても独立独歩を維持できないっていうのは、やっぱり辛い世の中なのだなあ。

台東館のメイン会場の方はあまり時間がなくて、ざっと流して見ただけだったので、印象に残ったものだけちょっと。まずイワヤが東大の研究室と産学共同開発したっていう「Robot PHONE」っていうぬいぐるみ。体内にIP電話が入っていて、離れたところにいる2人がPCにつないだぬいぐるみを通して会話ができるようになっている。さらに、片方がぬいぐるみの手足や顔を動かすと、相手のぬいぐるみが全く同じ動作をとるようになっているので、ネットを通して簡単なジェスチャーを送ったり、手を振ったり頷いたりできるのだ。これは実物を目の前で見てみると、意外なほどに面白かった。誰もが欲しがる商品ではないかもしれないけど、これはアリだ、と思った。

あと、コナミと東宝が10月から始める戦隊風特撮番組「超星神グランセイザー」。
ショウワノートブースでプロモビデオが流れてたのでちょっと見てみたのだけど、うーん、「サイバーコップ再び!」。キャラの造形も含めて。
そして星座がモチーフだからなのか、悪と戦う戦士はなんといきなり12人!
12人はちょっと多すぎじゃないですか、お兄ちゃん。って感じ。これは楽しみにするでもなく見守ってゆくことにしよう。

それとマルサンが出してた「海獣タマちゃん」のソフビに新作が出てた。ていうかもう発売されてるらしい。これもいつまで商売になるのかなあ。

まだ他にもいくつか面白いものもあったけど、とりあえず今日はこんなところで。

■思ったこと

むむむ、もう少し一段落すると思っていたのだがなあ・・・。


Jun.12,2003(Thu)

■今日も大忙し

なかなか時間ができないなあ。やりたいことはいろいろあるのだが。

■SARS対策@おもちゃショー

そういえば昨日書き忘れてたけど、おもちゃショーでの各社のSARS対策ってのがものすごくて、やはりアジアの生産力に支えられた業界なのだなあ、と再認識したのだった。外国人の入場条件が日本人に比べて厳しかったり、素性のわからない人をブースに入れない出展者があったり、バンダイでは入場前に問診票を書かされて、チェック項目に該当する人は一般来場者が帰ったあと、ようやく夕方に入場できる仕組みになっていた。
まあ世知辛いというか、閉鎖的な雰囲気は漂っちゃうところだけど、来場した流通関係者の多くが遠からず子供に触れたりするんだろうし、そういう意味では念を入れるに越したことはない、ということか。

来年あたりには解決してるといいけど。

■思ったこと

お、スカイガンナーのサントラが今さら発売か。


Jun.13,2003(Fri)

■ストレスデー

ぼくの朝は時事通信社の携帯サイトでの星占いチェックから始まる。
何回か書いたことがあるけど、この占いは当たる。それもいいことはちっとも当たらないくせに、悪いことだけよく当たるという、一発貫太くんのエンディングみたいな占いなのだ。

で、今日の射手座が「×:ストレス」。
やだなあと思いながら出かけると、これがまた確かによく当たった一日であった。まあ仕事の上ではそんなにストレスもなかったのだが、むしろそれ以外の、食事をするとか、トイレに行くとか、電車に乗るとか、そういう生活の基本的なところで、タイミングが悪かったり、店員にぞんざいな対応をされたり、乱暴な人が近くにいたり、紙がギリギリしか残ってなかったり、西川さんにされちゃったり(謎)と、そんな感じだったのだ。道の真ん中を大きな石にふさがれているというより、普通に見える道で小石につまづきつづけたような感じ。

なんとなくここ数日の先行きの不安を感じないでもないけど、ま、明日は明日の占いになるわけだし、気持ちを明るく持ってゆこー。

■思ったこと

「お間違えのないように」と「お間違いのないように」
どっちの方が自然な言葉づかいだろう?


Jun.14,2003(Sat)

■え?あたしもうパリだよ?

というわけで、日本のみなさんボンジュール。
ぼくは今、シャルル・ド・ゴール空港にいます(本当)。時刻は朝6時。そろそろ1階のPomme de Pain(バゲットサンド屋)が開く頃かな。隣ではちょくだいくんがぼくのGBAでディグダグをプレイ中です。ていうか、またこの2人組なのね。会社帰りにふらりと立ち寄った、たった2泊のパリですが、目的はもちろん(気付いてた人もいるかもしれませんが)フランスのコミケ「Cartoonist Paris2003」。これから行ってきますが、さて、どうなるものか・・・。
とりあえずお楽しみに。

■Cartoonist Paris 2003 / Paris BD 2003

ホテル(前回も泊まったMercure Paris Montparnasse)にチェックインして昼から会場へ。
今回のカルトニストはパリの南にあるPARIS EXPOという見本市会場のホールで行われている。規模としては併催のParis BDと合わせてビッグサイトの東ホールの1ブロックくらいとやや小ぶりな印象だが、パリの主要な地下鉄駅にはちゃんと看板が掲出されていたり、空港で売られてたアニメ&日本情報誌にも表4に広告が掲載されていたりして、宣伝活動は結構大規模に行われていた。

併催のParis BDというのはBD(バンドデシネ)というフランスの漫画のイベントで、BDの出版元や大手書店、作家などがブースを出して本の販売やサイン会などを行っている。会場の7割はこのParis BDが占めていて、カルトニストはその片隅をひっそりと使わせてもらってるといった印象。この辺はトゥーロンで開催する、しない、といったドタバタの末に決まった今回の併催、といった事情によるものかもしれない。だから会場の入り口はすっかりParis BDのもの。

さて、さっき空港でぼくはカルトニストを「フランスのコミケ」と書いたけれども、実際に来てみるともう少し企業出展の入り込んだ、どちらかというとワンフェス的な無秩序感の漂うイベントのようだった。フランスのアニメ雑誌の発行元や中古ゲームショップ(大半が日本の中古)、グッズのショップなどに混じって個人のサークルが少し出てる感じ。数えたわけではないけど、全部で20ブースくらいあるうち12、3は法人ブースなのではないかと思った。

で、個人サークルの方も作品やキャラというよりはむしろ日本アニメ全体のファンといった雰囲気で、並んでいる本もアニメ評論(ていうか紹介)のようなものがほとんど。一部「聖闘士星矢」のパロディや、自主制作のパロディ特撮を出してたサークルがあったくらい。同人文化という部分でいえば、規模としてもマインドとしても、また作られてるもののクオリティにおいても、まだまだ日本とは大きな違いがあるなあ、という印象だった。萌芽というよりもまだ種といった方がよい感じか。

ただ、日本のマンガの根付き方には、むしろ開花寸前ともいえるほどに確かなものを感じた。Paris BDに出展してる出版社のブースにも大きなマンガコーナーが用意され、7〜10ユーロ(1000〜1500円)という高価にも関わらず次々売れてゆくのはちょっとしたスペクタクルだ。

イベントから少し離れた話題になるが、シャンゼリゼのヴァージンメガストアにも0階(日本でいう1階)にマンガコーナーが作られていて、結構立ち読みの人で混雑していた。前回来たときにはポケモンをはじめとしたゲーム文化の進出が印象的だったけど、今回はマンガの拡大がいろいろなところで目に付く。

ちなみに売られているのは、アキラ、ナウシカといった、「海外でウケているマンガ」として定番のものから、「デビデビ」「破壊王ノリタカ」あたりの、日本ですら人気があったかどうか怪しいものまで割と幅広い。この辺のチョイスは誰が権限を持ってやっているのだろう・・・。

と、まあこんな感じでパリにおけるマンガの浸透は確かに深く広く進行中なのだが、そうは言っても自国文化であるBDの人気の方がまだずっと高い、ということもまた認識しておかなくてはならない。セリフの読めないぼくが見たところでそのアーティスティックな美しさはわかっても、なかなかその面白さは理解しづらいBDだけど、各出版社ブースで開催されているBD人気作家のサイン会には列というより群れをなして人が集まっているし、その年齢層も、ともすればおじいちゃんおばあちゃんくらいまで幅広いのだ。

BDがあるからマンガが受け入れられやすい、と言われているフランス市場だけど、単なる「受け入れられやすい外国文化」で終わるのか、それともBDと比肩しうるところまで、あるいはBDそのものを変化させるところにまで成長できるのか、今の段階ではまだ何とも言えない印象だが、少なくともその可能性は感じられたParis BD 2003であった。

ていうか、カルトニストよりParis BDの方がいろいろ参考になったよ。

ではまた明日。

■思ったこと

その前に、前回のフランス旅行の日記はどうなってるんだ。
……すみません。


Jun.15,2003(Sun)

■Cartoonist Paris 2003 最終日

今日も昼頃からカルトニスト会場へ。今日が最終日だ。
朝にはエヴァンゲリオンの上映会なんかもあったらしいんだけど、あまりに眠かったので回避して、午後のカラオケ大会、コスプレ大会に合わせて入場。ちなみに昨日は書かなかったけど、入場料は1日7ユーロ、4日間有効の通し券だと15ユーロになる。土日の2日しかないぼくらはもちろん1日券×2日。

で、このカラオケとコスプレがなかなかすごかった。
ビデオ主体に撮ってたんで写真を載せられないのが残念だけど、よかったら観客の写真だけでも(フォローになってない)。

カラオケの方は文化としてそんなに浸透してないだろうから、普通にフランスの歌なんだろう、まさかアニソンカラオケ大会じゃあるまい、なんて思っていたら、思いっきりそのまさかだった。ただ、フランス版のアニメソングなんで、日本のものとかなりアレンジが違ったり全然違う歌だったりして、彼らが盛り上がっている歌のほとんどは何の歌なんだかよくわからなかった。はっきりわかったのはゴルドラック(グレンダイザー)くらい。たまに日本の歌をそのまま歌う奴もいるんだけど、そこはそんなに盛り上がらず、やはりTVの力って強力なんだなあ、と広告屋にしては今さらな感慨。ちなみにその盛り上がらなかった歌は08小隊の後期OP「永遠の扉」。日本でも微妙な選曲か(笑)。逆に人気のある曲が歌われたときの歓声や拍手はさすがガイジン、手に持ったカメラがビリビリ震えるほどの盛り上がりであった。そして全員合唱状態は万国共通。

コスプレの方もなかなかの盛り上がり。
いきなりミニモニが出てきてほぼ完璧に1曲踊りきったのには度肝を抜かれた。3人しかいなかったけど、あれはきっと矢口が抜けて高橋愛が入る間の空白の一日を再現したのに違いない(うそ)。その後も、ちぃ(その耳はコスパ製?)やユウナ(2人)、.hack(寸劇つき)、遊戯王(デュエルつき)、MAHO堂(同じ色が2人ずつくらい)、セーラームーン(女の子組と女装組の2組)などなど。日本の初期コスプレのように、技術はさほどでもないけど妙に情熱だけはある、そんな感じだった。プチ芸能界化してモデルごっこに余念のない日本の「レイヤーさん」たちにもこういう感覚を思い出してほしいなあ。

というわけで、2日間にわたったカルトニストレポートもこれにて終了。
フランスにおける日本マンガ、日本アニメの「ここまで来たか」と「ここまでしか来てないのか」を双方それなりに体感できて有意義であった。とりわけぼくらが持っているアニメ史と全然異なる歴史観に裏打ちされたフランスなりのアニメ史がある(グレンダイザー最高史観とでも呼ぼうか)ということを実感できたことは、ともすれば作品オリエンテッドになりがちな海外展開においてマーケットという視点を加えることの重要性を再認識できたという意味でよい経験になったと思う。今後どの仕事でこんな経験が活きるのかは大いに不明だけど、ま、抽斗が多いに越したことはないってことで。

またいつか来れるといいなあ。
そしてそのときまでにはもっとフランス語を聴き取れるようになろう。

■思ったこと

前回のフランス旅行(2001年7月)との最も大きな違いが、街にポケモンの姿がほとんど見えなくなったこと。あれだけいたピカチュウは一体どこへ?


Jun.16,2003(Mon)

■パリ市内うろうろ。

飛行機が23時25分発と遅いので、今日は1日パリ市内をうろうろ。
ほんとは昨日帰れれば会社も月曜休みだけで済んだのだけど、エールフランスパリ直行便のチケットって3泊5日以上ないと安くならないらしく、やむなく。でもやっぱり「月曜休みます」と「月・火休みます」では人の反応も影響も大きく違うっていうのが今回の件でよくわかったので、今後は事前の運動の仕方などもいろいろ考えないと。

ともあれ、せっかくの1日。市内をあちこちうろついてみた。
ポンピドゥーセンターとかルーヴルとかエッフェル塔とか、ありがちな観光拠点をいくつか。今にして思えばどこも中途半端だったような気がするけど、まあ予定もなく思いつきでぶらついただけなので、気分的には満足。バスやらRERやらこれまで使ったことのなかった交通機関にも乗れたし。

で、19時のエールフランスバスで2日ぶりのシャルル・ド・ゴール空港、そして定刻通り23時25分出発。滞在約67時間。短かい間だったけど、とりあえずフランスまで行って実際に自分の目で見てみないとわからないものがいろいろ見られた有意義な旅行であった。もうちょっと時間があればまた別の過ごし方もあったと思うけど、今回はこれで十分。次はもっと休みやすい時期にちゃんと計画立てて行こう。
もっと大人数でも面白いかも。

■思ったこと

荷物の重さ、規定まであと7kgも余裕があったのか。
臆せずもっと本買っとけばよかった。

■買ったもの
  • 32 DECEMBRE
  • GENERATION RECRE A2

Jun.17,2003(Tue)

■帰国

エールフランスの相変わらず呼んでも来ないアテンダントと往路便より不味い機内食に辟易しつつも定刻通り無事に18時帰国。また明日から仕事だー。

ちょくだいくんも、おつかれさまでした。
家に帰るまでがパリですよ。

■春風亭柳昇、死去。

帰ってきて一番驚いたニュースがこれ。
日本でただ一人の柳昇師匠が・・・。

心よりご冥福をお祈りします。

おたく的には究極超人あーるの印象が強い柳昇師匠だけど、ぼくは高校時代にTVでよく落語を見てた時期があったので、どちらかというと高座姿の方が心に残ってるなあ。

■RX−8納車寸前?

フランス行ってる間にディーラーから連絡があって、もうクルマがディーラーまで届いているらしい。案外早かったのね。でもまだ登録が済んでないんで納車はもう少し先になるのだとか。今日ディーラーは休みだったのだけど、歩いて行けるとこなんでとりあえず見に行ってみたら、ぼくの名前が書かれた紙の貼ってあるRX−8が置いてあった。確かにナンバーなし。
確かクルマが届く前に登録だけしとくって言ってたのになあ。車検証がないと保険もETCも手続きできないし・・・結局最終的に手許にくるのは月末くらいか?明日くわしく訊いてみようっと。

■思ったこと

出発直前にだいぶドタバタ捜し物をした自室の惨状にあらためて愕然。
片づけしなきゃ・・・。


Jun.18,2003(Wed)

■久々に会社

2日休んだだけなのに、なかなかペースを取り戻せなくて参った。
この週末はすっかりフランス人になってたからなー。

それにしてもやっぱ日本は湿度高い。

■思ったこと

TVBros.表紙にシャンゼリオンとは、やるな。

■買ったもの
  • かってに改蔵 21巻
  • 金色のガッシュ 11巻
  • ななか6/17 12巻

Jun.19,2003(Thu)

■パリ航空ショー

うわあああーっ!
6月14日から22日まで、パリ航空ショーやってんじゃん!!!
初日にコンコルド飛来って、あれ(*1)か!あれがそうだったのか!

それにしてもだ!空港にも駅にも街の中にも、Paris BDの航空関連本のブースにすらポスターの1枚も貼ってなかったじゃん!なんでだよ!2年に1度の大イベントじゃん!もっと宣伝してくれよ!なんかTVでボーイングのCMやってんなー、と思ったらそういうことだったのかよ!ていうか、ル・マンとコンフェデ杯とカンヌ広告祭とパリ航空ショーとカルトニストを一気に同じ週にやるって、どんなイベント大国なんだフランス!道理でホテルが高かったわけだ!気付けよ、俺!

うあーん、初飛行100年のライトフライヤー、見たかったよー。
グリペンの飛行デモ、見たかったよー。

紅茶からあふれるの、街中に、わたしの涙。物語は、始まらなかった。

■思ったこと

のの岳・・・!そんな場所が宮城に!
もしそこで急に眼の洗浄をしたくなってアイボンでも使おうものなら大変なことに!

ていうか今日の日記「!」だらけだ!
アテナ・エクスクラメーション!


*1: 14日の朝にシャルル・ド・ゴールを離陸するコンコルドを見たのだ。ちなみにビデオ撮影に失敗してマジ泣いた。


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